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羽生結弦、SP95・15点 4回転サルコーが1回転に

[ 2022年2月8日 13:24 ]

北京五輪第5日 フィギュアスケート ( 2022年2月8日 首都体育館 )

<北京五輪・フィギュアスケート>男子SP、演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

男子で94年ぶりの3連覇を狙う羽生結弦(ANA)が、ショートプログラム(SP)で95・15点をマークした。

「羽生結弦っぽい表現」を追い求めてたどり着いたSP「序奏とロンド・カプリチオーソ」。親交のあるピアニスト・清塚信也氏が編曲を手がけた、オリジナルのピアノバージョンに、その身を委ねた。

冒頭の4回転サルコーが1回転となるまさかのスタート。だが、ここからトーループの4―3回転を完璧に決め、演技後半のトリプルアクセルも成功した。

北京入りは過去2度の五輪よりも遅いSP2日前。7日はサブリンクで調整した。「五輪という舞台での緊張感は特別だな」。初めて本番リンクで滑った、この日の朝の公式練習は30分の練習時間を使い切らず、19分で引き上げた。自らのペースを守っていたが、夢舞台で完璧な演技はできなかった。

10日のフリー「天と地と」では、人類初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を目指す。「この五輪で上に行くためには、絶対に必要だと思っている」。超大技を携えて、羽生が最終決戦に向かう。

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