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羽生結弦はSP8位「穴に乗っかり」サルコーが1回転に 4回転半挑む10日フリーへ「一日十善」

[ 2022年2月8日 14:47 ]

北京五輪第5日 フィギュアスケート ( 2022年2月8日 首都体育館 )

<北京五輪・フィギュアスケート>男子SP、演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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男子で94年ぶりの3連覇を目指す羽生結弦(ANA)は、95・15点で8位発進となった。

「序奏とロンド・カプリチオーソ」のピアノの旋律に身を委ねて演技がスタート。だが、冒頭の4回転サルコーで、まさかのアクシデントが待っていた。

「なんか穴に乗っかりました」。自身が6分間練習でサルコーを跳んだ際にできた溝ではなく、リンクにあったトーループでできたと見られる穴が原因と説明。その後はトーループの4―3回転を鮮やかに決め、トリプルアクセルも成功して立て直した。

スコアは95・15点。「95点出していただけたのはすごくありがたいですし、他のクオリティを高くできたのは自分をほめていきたい」。ある程度、納得した上で「正直言ってなんか僕、悪いことしたかなって思ってます。なんか悪いことしたからこうなってしまったのかなって」と少し笑った。

10日のフリー「天と地と」ではクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の人類初成功を目指す。「氷に引っかからないように。一日一善だけじゃなくて、一日十善ぐらいしないといけないのかな」と笑みをまじえ、「みなさんの思いを受け取りつつ、完成されたものにしたい」と逆襲を誓った。

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