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厚い世界の壁...スピードスケート男子1500メートルは一戸10位、小田17位でともに表彰台逃す

[ 2022年2月8日 20:46 ]

北京五輪第5日 ( 2022年2月8日 )

スピードスケート男子の一戸誠太郎(AP)
Photo By AP

スピードスケート男子1500メートルで、日本の一戸誠太郎(26=ANA)は1分45秒53で10位、小田卓朗(29=開発計画研究所)は1分46秒60で17位で、ともに入賞を逃した。

同種目で日本人初、スピードスケート男子でも、五輪3大会ぶりとなるメダルは遠かった。一戸にとっては、2度目のオリンピック。前回平昌では団体パシュートだけの出場で、個人記録で世界と争う北京の舞台を心待ちにしていた。6日の5000メートルで12位。ラストチャンスの1500メートルに懸けていたものの、本来の力プラスアルファを発揮できなかった。

同じく2度目の五輪となる小田は、前回平昌では1500、1000メートルの2種目で5位入賞。ただ、達成感より表彰台に届かなかった悔しさの方が心を大きく支配し、レース後に感情が悔し涙となってあふれ出た。「一発勝負なので、一発いくだけ」。レース前日の7日、ベテランらしく静かに燃やした闘志がパフォーマンスに直結せず、悔しい結果に終わった。

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