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さや香、賛否の「M-1」ネタはあの芸人を笑わせるため 大悟「嫉妬するくらい格好良かった」

[ 2023年12月25日 12:14 ]

「さや香」の新山(左)と石井
Photo By スポニチ

24日に開催された漫才日本一を決める「M-1グランプリ2023」で、決勝3位となったお笑いコンビ「さや香」が24日深夜、YouTubeチャンネル「サントリー公式チャンネル」で配信された「#M1打ち上げ byストロングゼロ〜打ち上げまでが、M-1だ!〜」に生出演。最終決戦のネタを振り返った。

優勝候補のさや香はファーストラウンドを1位通過した。最終決戦では、「見せ算」という架空の計算を題材にしたネタを披露。審査員から1票も入らず3位となった。審査員の山田邦子からは「さや香の最後のネタは全然よくなかった」とコメントされ、SNS上では「ネタ選びミスった」などの声が上がった。

しかし、新山は「あれありきのM-1だった」と語った。「見せ算」のネタは数年前からあったネタだという。「あの『見せ算』のネタは、ダブルヒガシとコウテイと僕ら3組でずっと毎月ユニットやっていた。コロナで無観客になった時に、お互い見合おうって、他の2組が客席で見てる状態でやっていた。その時にダブルヒガシとコウテイを笑かすために作ったネタ。それが『見せ算』と『からあげ』」と、最終決戦で披露した「見せ算」と、2021年のM-1敗者復活戦で披露した「からあげ」2本が芸人仲間を笑わせるために作ったネタだと明かした。

「千鳥」の2人は、このエピソードに「わーいいね」とうなった。大悟は「わしは『見せ算』も芸人はみんな嫉妬するくらい格好良かった思うで、色々考えると思うけど最高のM-1やったと思うよ」とコメント。ノブも「最高に格好いい選択をした」と後輩を称えた。新山は「初めてM-1で芯から好きなネタできた」と胸を張って答えた。

さや香がユニットライブを行っていた「ダブルヒガシ」は、今年のM-1でワイルドカード枠で復活して準決勝に進出するも敗退。「コウテイ」は今年1月に解散している。「見せ算」の裏話に、SNS上では「めちゃくちゃかっこいい漫才師」「胸熱すぎ」「ネタ選びの理由が泣ける」「各々立場が変わったゆえに響く」などの声が上がった。

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