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三遊亭とむ 宙乗り落語挑戦「ちょっと後悔」 本番では高さ10mも...3m稽古で冷や汗「怖い!」

[ 2019年7月1日 18:09 ]

独演会「スーパー落語 ラブファントム2019」で披露する宙づりのワイヤーアクションのリハーサルを公開した三遊亭とむ
Photo By スポニチ

落語家の三遊亭とむ(35)が1日、神奈川県厚木市内で独演会「スーパー落語 ラブファントム2019」で予定している宙づりパフォーマンスの公開稽古を行った。

「先輩方がやっていない新しいことをしたい。話芸では勝てないので」との思いで考案した宙づり。10メートルの高さにつられながら、落語の演目「鷺とり」の披露を予定している。演目の世界観を具現化することを目指しており、「滝沢歌舞伎」でフライングなどを担当しているスタッフが協力。とむは「ジャニーズさながらの宙乗りを見せたい」と意気込んだ。

この日の稽古では高さ3メートルで宙づりになった。だが「怖いっ!」と叫び声を上げるなど、本番の高さ10メートルに向けて不安要素はたっぷり。「バンジージャンプより怖い。やると言ったことをちょっと後悔してます」と冷や汗をかきながら、「落語の登場人物は"怖い"とか言わないですからね。平然を装ってやれるようにしたい」と強がっていた。

笑福亭鶴瓶(67)からは「空を飛ぶ前に、世にはばたけ」と叱咤激励された。目標としてきた2020年までの真打ち昇進は間に合いそうにないが、「落語界の革命児になれるように頑張ります」と意気込み。新たなパフォーマンスの構想はほかにもあり「最終的にはプリンセス天功さんのようなイリュージョン落語をやりたい」とぶち上げた。

「ラブファントム2019」は10月16日に東京国際フォーラムホールCで。

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