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闇営業仲介のバンドー太郎「もらい事故」発言炎上で釈明「軽率だった」

[ 2019年7月1日 05:30 ]

暴力団幹部の会合への闇営業問題に関し会見したバンドー太郎
Photo By スポニチ

暴力団幹部の会合で闇営業をしたとして無期限謹慎処分になった吉本興業のお笑いコンビ「スリムクラブ」「2700」に仕事を仲介したフリーのモノマネ芸人バンドー太郎(48)が、スポニチ本紙の取材に「僕ももらい事故」と発言してインターネット上で炎上し、30日に都内で釈明と謝罪の会見を開いた。

バンドーは6月28日に本紙の電話取材に対応。過去3度、仕事を受けたことがある建設会社社長から「兄の誕生日会をやるので、有名な人を呼んでほしい」と頼まれ2組に声を掛けたと明かした。「素性は知らなかった」といい「僕ももらい事故のようなもの」と話していた。この日の会見では「軽率で、言葉を選べなかった。炎上が少しは落ち着くかなという思いから出た言葉」と"もらい事故発言"について認め「誤解を招くことになったので、訂正いただきたい」と話した。

会見はネット炎上の沈静化を図る意味もあった。ただ冒頭、用意した謝罪文を読み上げ「今回は最初から知っていたわけではなかったのですが、スリムクラブ、2700、ご家族の皆さま、吉本興業さま、誠に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。この「今回は最初から知っていたわけではなかった」の一文にネットが再び反応。「反社と知ってて仲介したこともあるのか」などと、さらなる炎上を招いた。

自身も被害者と訴えたが「騒動になってから社長に連絡は取っていません」といい、建設会社社長に事実関係の確認は取っていないとした。

2組には声を掛けた時点で「事務所を通さなくて大丈夫か」「ギャラは(総額で)30万円」などと確認したと明かした。自身と反社会的勢力との関わりについては「一切ありません」と否定。「貴重な仕事も1、2本キャンセルになった。これからも断られることは多々あると思います」と話した。

だいやまーくバンドー太郎(ばんどー・たろう)1970年(昭45)10月16日生まれ、神奈川県出身の48歳。和田アキ子、美川憲一、サンプラザ中野くんらのモノマネが持ちネタ。松山千春は本人が公認するほどで、松山の盟友の鈴木宗男元衆院議員の講演会で前座を務めたこともある。テレビ出演は10年の日本テレビ「ものまねグランプリ」など。

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