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菫初段 村川十段に黒星も手応え「まあまあ戦えたかな」

[ 2019年7月1日 05:30 ]

G20大阪サミットを記念して開かれたイベントで公開対局する仲邑菫初段
Photo By 共同

4月に史上最年少で囲碁棋士になった仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が30日、兵庫県宝塚市で20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の記念イベント「ワールド碁フェスティバル」に出演し、村川大介十段(28)と記念対局に臨んだ。村川が154手で白番中押し勝ちし、仲邑は「最初で失敗しました。まあまあ戦えたかなと思う」と語った。

2014年、村川にとって初タイトルとなる王座を初挑戦奪取した就位式で、花束贈呈を務めたのが当時5歳の仲邑。「最後は差がついたが、途中までは自信がなかった」と現役タイトルホルダーが成長を認めた。解説を務めた歴代最多のタイトル獲得数74期を誇る趙治勲名誉名人(63)は「本当に強い、打ちっぷりが凄い」と絶賛した。

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