28日、「山宣」を語るつどいが開かれました。国民救援会郡山支部と共産党地区委員会の主催です。「武器なき斗い」の上映会、大阪山宣の会事務局長浜田紀男さんと同志社山宣の会事務局長小田切明徳さんお二人の講演会が行われました。
山本薩薩夫監督の「武器なき斗い」は、山本宣治を描いた作品です。「山宣」こと山本宣治は、戦前の時代、京都同志社大学の生物学教授で、性科学者として講義し生徒たちにも人気でした。
ところが、日本が中国への侵略戦争に向かう中で産めよ増やせよという時代に、労働者の立場に立って産児制限の講演を行い大学を追われます。その後、労農党の国会議員となりますが、治安維持法にただ1人反対を貫こうとする中で、神田の旅館で右翼の凶刃に命を奪われたのです。
彼の残した有名な言葉「山宣ひとり孤塁を守る。だが私は淋しくはない、背後には大衆が支持しているから」は、私が初めて当選し、議場や1人委員会室に向かう時、この言葉を思い出して自らを奮い立たせたものでした。
きょう27日は、5人の県議団がそろって12月定例県議会と来年度予算編成に向けた第一次要望を知事へ申し入れました。
安倍暴走政治に対し、県として戦争法廃止、第二原発を含め全国の原発再稼働中止、消費税10%増税中止、TPPからの撤退を国に求めること。
また、県自身が一人一人の県民の復興支援、福祉型県政をめざしこの分野の予算の拡充をするよう求めました。DSC_0521 DSC_0567 DSC_0524
25日、県議選後初の定例議会、12月県議会を前に各会派が開いた各部局から提案予定の内容を聞き取りをする政調会が開かれました。
まもなく原発事故から5年目に入ろうとしている今、県の原発事故への対応や賠償、原発避難訓練、食品検査などへの対応に「ゆるみ」がみえてきていると、私は団長として度々指摘せざるを得ない場面が多々ありました。
本気になって安倍政権の暴走政治と対決することなしに、本県民の復興はないと県の姿勢を正すよう求めました。
新人の吉田英策県議も、石炭火発の問題について県の考えを質しました。
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20日、新しい県議の任期がスタートしました。
会派届けもきょう夕方5時で締め切られ、自民党29人、民主・県民連合は17人、共産党5人、ふくしま未来ネットは4人、公明党は3人の計58人。わが党は第3党です。
自民党は、今回の選挙結果で過去最低の26議席となり、マスコミに「自民党過半数割れ」と報じられましたが、無所属で当選した3人を追加公認し29人としました。自民党も無所属当選者も、早くも有権者に背く行為をしています。しかし、それでも過半数にはなれません。
未来ネットは前回の選挙後に結成した新しい会派。しかし、途中で1人が自民党へ移籍。今回維新の2人は、1人が立候補せず、1人は離党し無所属で立候補。残った4人に自民・民主の双方から働きかけがあったようですが、結局4人で会派を継続するとしたようです。
きょう19日、当選後の初顔合わせで5人の県議団が勢ぞろいしました!新人の吉田英策さんが、病気療養のため長谷部県議の議席を引き継いでみごと当選!
初の県議団会議を行ない、役割分担等を決めました。団長は引き続き私神山悦子、副団長は宮川県議とえみ子県議と阿部裕美子県議、幹事長は宮本しづえ県議、政調会長は吉田英策県議となりました。今後4年間、ご支援どうぞよろしくお願い致します。
議長室や議会事務局、知事・副知事室へ挨拶しました。また、食県連のみなさんが、TPPの本県への影響などで県交渉にこられ、控室によっていかれましたので、私たちも5人そろって挨拶。吉田英策さんを紹介しました。
午後からは、12月9日から12月県議会が開会となるため、代表者会議を開き、世話人会を開き、今後の協議内容を確認しました。
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