DSC_04472/18に開会した2月県議会。会期は3/25までの36日間です。昨年より長い会期となったのは、3/1は県立高校の卒業式に加えて、3/11に県が東日本大震災が発生2周年の祈念行事(犠牲者追悼と復興イベント)を開催するため、議会も休日としたためです。
[画像:DSC_0451] 18日の開会日には、知事の所信表明があり、また「北朝鮮の核実験に断固抗議する決議」(決議文は福島県議会のHPに掲載)を全会一致で採択しました決議では国際社会の声を無視して強行されたものと指摘し、さらに「唯一の被爆国日のわが国としても、また本県においては1昨年の福島第一原発原子力発電所事故以来、放射能災害によって全県民が甚大な被害を被っている現状からも、断じて容認できない暴挙であり・・・」としました。
また、議員の「政務調査費」に係る地方自治法の一部が改正され、条例の名称を変更し「政務活動費」に改正します。これも全会一致で採択しました。全国議長会で改正の方向が決まり、福島県議会としては名称変更はするものの、基本的には範囲は拡大しないことを確認。また、これを機会に、議会内に常設検討委員会を設置することにしました。
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【代表者会議で、「北朝鮮核実験に断固抗議する決議」に関して意見を述べて】
さて、今週から各会派の代表質問が始まりました。2月県議会は各会派1人60分間で、通常の2倍。今回共産党県議団は、28日午後1時〜私が行います。開会日から当局の「質問取り」があり、ほぼ約6000字強の原が固まりつつあります。
今回、「安倍政権誕生」にかかわって、TPP、消費増税、生活保護費改悪をはじめ、「原発問題」では原発収束宣言の撤回、人災、福島原発10基廃炉について知事の認識を問います。
さらに、原発労働者や除染労働者のピンハネ問題、賠償問題、被災者支援や避難自治体への支援では、復興公営住宅や借り上げ住宅支援ほ補助、子ども・被災者支援法、医療・福祉分野の処遇改善、子ども・教育では、屋外遊びや原子力災害に伴う心の支援策、いじめ・体罰、30人以下学級や特別支援学級のあり方など、50数項を質問します。
傍聴にお出でいただければ幸いです。なお、当日はラジオ福島でも放送されますのでお聞きいただけますのでお知らせ致します。
福島県労連・労働相談センターからのお知らせです。
来たる2/14(木)正午〜7時PM、除染労働者110番を実施します。この間、国直轄除染のおいて不適な作業実態や危険手当てが支払われていないなどの事例がマスコミで大問題になりましたが、そうした実態があればぜひご相談下さい。秘密は厳守します。下記のところへお気軽にご連絡を!
福島県労連・労働相談センター(福島市)は、フリーダイヤル0120-378-060、024-522-4110、024-521-8494です。 自治労連福島県本部(郡山市)は、024-925-9012です。
来たる12/5、午後2時15分より、JR福島駅東口で志位委員長が街頭演説します。総選挙公示翌日となりますが、どうぞお気軽にご参加下さい。
前衆議院議員の高橋ちづ子さん、東北比例2番目の候補となったいわぶち友さんと、県内5選挙区の候補も全員そろって訴えます。
15日午前中は、中田町の敬老を祝う会が開かれ、来賓として出席。私の父も88歳の米寿のお祝いを受けました。中田町の75歳以上の高齢者は114人、そのうち米寿の方は36人です。
【米寿を迎えた36人へのお祝いの品が、代表の方へ】
小中生による作文朗読、柳橋保育所の子どもたちによる「太刀舞い」と今年は新しく「東京ブギウギ」のかわいいダンスが加わり、そしてベテランのみなさんによる日本舞踊などが披露され、楽しませていただきました。
【米寿のお祝いを受けた父と】
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夕方5時半からは、海老根地区ののオープン式へ。350年前から地元で生産してきた海老根手漉き和紙。後継者が残りわずかという事態になり海老根和紙保存会がスタートしたのは98年。
その後、稲穂が実る田んぼのあぜ道に和紙の灯篭を並べ、〜海老根長月宵あかり「秋蛍」〜としてスタートして今年10周年を迎えました。
きょう明日の2日間、夕方6時〜9時開催です。県道小野郡山線沿いの海老根地区は、郡山駅から小野町方面東へ約10kmのところにあります。
また、あす夕方4時〜8時は柳橋歌舞伎の上演です。明日は、柳橋歌舞伎と秋蛍の両方を楽しめますので、中田町へどうぞおいで下さい。
【夕闇迫る中、点灯式】
【秋蛍の文字が、ろうそくのゆらめきとともに浮かび上がって】
【地元の海老根小、宮城小中学校、御舘小中学校、大島小、一般に加え、今年はJA本店・各支店などから、今年は700点を超える作品に】
【地元の女性たちによる手づくりのとん汁ときゅうりのつけものがふるまわれて。おしかったです】
来週の週末は、中田町へぜひおいで下さい。9/15(土)〜16(日)の夜は、海老根伝統手漉き和紙工房周辺で開催する「秋蛍」を。16日は、柳橋歌舞伎の定期公演です。地元の御舘中学生も義経千本桜を上演します。
「秋蛍」は、豊かに実った田んぼのあぜ道に、地元の小中学生などが作成した和紙の灯篭が並べられ幻想的な雰囲気が満ち溢れます。和紙は、地元の保存会が楮を切りり出し、冬の寒い時期に保存会のメンバーが漉いたもの。15日、16日ともに夕方6:00〜夜9:00までです。
【昨年、中学生による義経千本桜上演より】
郡山指定重要無形民俗文化財の柳橋歌舞伎(保存会会長近藤孝輔)は、すっかり内外に知られるようになりました。
今年は震災復興祈念として、他地域伝統文化交流を実施する予定とのこと。16日だけの上演です。夕方4時開演〜夜8時終了です。
柳橋歌舞伎を鑑賞したあと、帰りに海老根の「秋蛍」を見るという観光コースにもなっています。
* * * *
なお、お問い合わせは、「秋蛍」は、海老根秋蛍実行委員会事務局(TEL/FAX024-943-4264)まで。「柳橋歌舞伎」は、中田行政センター(TEL024-732-1111)へ。
6/30(土)〜9/10(月)まで、秋田県仙北市立角館町平福記念美術館で開催されている絵画展〜福島画人「米倉兌(とおる)・廣長威彦(威彦)」展は、あすが最終日です。
郡山市にお住まいの廣長さんからご案内を頂いていて、ぜひにと思っていましたが、6月議会中だったりしてなかなか行けず、とうとう明日が最終日。思い切って家族で明日秋田へ行くことにしました。
米倉さんは福島市生まれ、廣長さんは郡山市生まれ・在住です。お2人について、案内チラシから引用しますと、「廣長先生は、1960年代から全国の風土町並と集落を50年来現地取材し、記録として残すため、油彩・水彩・版画で作品を制作発表しています。
また、米倉先生は、墨彩で奥の細道や相馬野馬追、洛中・洛外シリーズ、更に南船北馬の中国シリーズなどを全国で発表しておられます」と紹介されています。
廣長さんと米倉さんは20数年来の親交があったそうですが、米倉さんは2000年に87歳で死去されています。
なお、角館町平福記念美術館へのお問い合わせは、TEL0187-54-3888です。
明日、4/1午後1:00より福島市のまちなか広場で、震災復興!! 消費税増税ストップ!! の福島県民集会が開かれます。
主催は、消費税廃止県各界連 4・1福島県民集会実行委員会、後援は、ふくしま復興共同センター、福島社会保障推進協議会です。
野田政権は、消費税10%以上の増税法案を強引に閣議決定に持ち込み、法案を国会に提出しようとしています。しかし、これを実行したら、福島県民など被災3県の県民は復興に向かうことすらできなくなります。
もともと東北の被災3県をはじめ全国民は、自公政権によって特にリーマンショック以降は、雇用も経済も破壊され低迷し続けていたうえ、社会保障も小泉政権の構造改革路線でズタズタに切りすてられているのです。
そこへ、昨年の大震災・原発事故が加わったのですから、この消費税増税と社会保障との一体改悪は、今でも疲弊しきっている被災県民に冷水を浴びせものでしかありません。同様に、TPP参加も問題であり、中止すべきです。
国も財政赤字で復興財源がないのでは? と心配する方もいると思いますが、消費税増税なしでも財政再建も社会保障もやっていけます。わが党が、今年2/7に発表した『提言』をぜひご覧下さい。
3/30日から始まった福島県内のテレビCMでも、「消費税に頼らない財源を! ○しろまる原発推進やF35戦闘機の予算を削るを ○しろまる支払い能力のある富裕層・大企業に相応の課税を ○しろまる国民にふところを温め景気をよくして税収をふやす ○しろまる国際的な投機マネーに課税を」など、2種類の絵が流れナレーションがつきます。1回15秒です。
どなたで自由に参加できます。大勢の参加で、消費税増税をストップさせましょう!
19日、郡山で原発ゼロをめざす「郡山市民の会」の結成総会・つどいが開かれ450人が参加しました。会の顧問は前佐栄佐久知事、よびかけ人代表は名木昭さん、副代表は吉田岳夫さん(郡山市体育協会会長・元市議会議長)です。
オープニングは、呼びかけ人でもある佐藤真人さんのフルート演奏で始まりました。
名木さんは、政党や主義・主張、立場の違いをこえて原発廃炉をめざすために結成をよびかけたものだと、よびかけ人を代表して挨拶。
原正夫郡山市長もかけつけ、「原発廃炉」を求めていくと挨拶。
基調講演は、佐藤栄佐久前知事が行ないました。知事現職時代から保安院の分離やプルサーマル問題、使用済み核燃料についても問題点を提起してきたが、国はブルドーザのごとく原発を推進してきたとも。
【ビッグアイの会議室は、後ろまでびっしりの参加であふれました】
坪井正夫桑野協立病院長がチェルノブイリ視察報告、子育て中の3人のママが、子どもの健康・放射能汚染から守る家族の切実な思いをそれぞれ涙ながらに訴えました。
また、大規模農産物生産者の柳田さんは、有機農業をやってきたのに環境も美しい自然も放射能で汚された怒りを、安藤弁護士が全面賠償と何でも相談に応じていくと述べました。
【前知事佐藤栄佐久さんと】
原発廃炉をめざす「オール郡山」の動きがきょうから始まります。そして、来月の3・11の1周年の福島県民大集会は、郡山の開成山野球場で2万人集会規模で開かれる予定です。みなさんもぜひお出かけ下さい!
福島の全10基廃炉はもちろん、地震列島日本の原発をゼロにしたいと思う人たちはみんな集いましょう! 全国からどなたでも自由に参加でき、参加も無料です。
よびかけ人は、青木千代美さん(郡山、福島県女団連会長)や遠藤宮子さん(福島市、県女団連元会長)、小渕真理さん(白河市、アウシュビッツ平和博物館)など12人です。
危険な原発を「安全」だといい続けてきた国と東電に、原発放射能のあらゆる被害の責任と賠償を求めたい! 原発事故前の生活に戻して! と私も言いたい。
いろんな思いを持ち寄って、「なくせ原発10・30大集会」へご一緒に参加しましょう。郡山からは朝9時に出発します。
*場所は福島市の西部にある「四季の里」です。タイムテーブル以下のようになっています。
11:00〜「交流テント」
12:00〜「元気ステージ集え! なかまたち」
13:00〜「ふくしま大集会」
14:15〜「アピールパレード」
お問い合わせは、10・30大集会inふくしま実行委員会=建交労福島県農林支部2階
TEL024-525-8015 FAX024-525-8016 Mail:fks10-30@agate.
pala.or.jpです。
大震災・原発事故で開催が心配されていた中田町の秋の恒例の文化行事、「秋蛍」と「柳橋歌舞伎」が、関係者のみなさんの熱意で今年も例年どおり開催されることになりました。
写真は、いずれも昨年のものです。
17日の夕方5:30にオープニング行事を行ない17日と18日に夜だけ開催される海老根の「秋蛍」。これは、海老根地区に伝わる手漉き和紙を使った灯篭を、実りの秋を迎えた田んぼの畔に並べるものです。
夜になるとろうそくの灯りがゆれてとても幻想的です。毎年地元の小中学生の作品もたくさん並ぶので、地元のみなさんの楽しみにもなっています。
18日の夕方4時からは、江戸時代から伝わる「柳橋歌舞伎」をお楽しみください。演じるのも地元の保存会のみなさんです。会津の桧枝岐歌舞伎も有名ですが、こちらも農村歌舞伎の味わいたっぷりです。毎年、観光客もツアーを組んでこられます。ぜひおでかけ下さい。
なお、詳しいことは、郡山市中田公民館か中田行政センターへお問い合わせ下さい。