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中国の小中学生約3割、睡眠8時間未満で「起こされないと起きれない」

人民網日本語版 2018年12月11日10:30

「中国教育三十人フォーラム第5回年次総会・教育評価システム再構築トップフォーラム」が、3日と4日の両日で開催され、「2018年小中学生の負担軽減をめぐる調査報告(以下、報告)」が発表された。報告では、小中学生のうち、「朝は自然に目覚めることができる」と答えた生徒は全体のわずか23.99%にとどまった一方、「家族や目覚まし時計に起こしてもらう」とした生徒は76.01%に上った。また、29.26%が、「毎日の睡眠時間は8時間未満で、家族や目覚まし時計に起こしてもらう」と答えた。中青在線が伝えた。

今回の報告では、中国教育三十人フォーラムとオンライン教育企業「一起教育科技」が発起し、オンライン調査プラットフォームに依託し、国内の多数の省(自治区・直轄市)からサンプルを収集して、取りまとめたもの。研究スタッフが小学校各学年の児童および1万6830人の小学生の子供を持つ保護者1万6830人を対象として、「学生の学業負担」と題する調査を実施した。

「2018年小中学生の負担軽減をめぐる調査報告」

報告の概要は以下の通り。

調査の結果、保護者の約4割は、「子供にとって学業の負担は重い」と考えていることが明らかになり、学年が上がるにつれて、負担が重いとする学生の割合も上昇していた。この割合は、学生が2年生に進学すると、一気に約40%まで上昇。授業中の学習課題のほか、学校以外での学習による負担も少なくない。報告によると、調査対象者のうち、「学習塾などに行っていない」と答えた学生は38%にとどまり、62%が「学習塾に行っている」と答えた。

高考(中国大学統一入学試験)をめぐる競争が激化の一途を辿るなか、受験に関するストレスは中学校から小学校まで拡大している。子供の学習負担が重すぎる傾向が生じる原因として、保護者の55.24%が「受験の大きな重圧から親が焦ってしまうため」と答え、23.21%は「学校教育が進学率だけを偏重しているため」とした。このほか、「学校における教学効率が高いとは言えず、宿題が多すぎる」ことを理由に挙げた保護者は32.58%を占めた。また、各方面における子供の能力に対する保護者側の要求が高すぎることも、子供が重い負担を感じる重要な原因だった。このことから、保護者に対する啓発や指導が非常に重要であることが見て取れる。

「2018年小中学生の負担軽減をめぐる調査報告」

報告では、負担軽減の必要性を教育の質に対する評価理念に転換し、合理的な評価システムを構築し、教学効率を高め、授業内容を合理化し、多種多様なカリキュラムを配置すること、また保護者の期待を合理化して子供の能力に対して正しい態度で臨むことなどが、今後の方向性として必要になると呼び掛けている。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年12月11日

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