中国国際航空股フン有限公司(国航、フンはにんべんに分)とエア・カナダはこのほど、2018年の「中国-カナダ観光年」に際し、双方は、中国・カナダ間コードシェア便の運航や空港ラウンジサービスに関する協力をさらに拡大する計画であることを明らかにした。また、国航とエア・カナダは、両国の管理監督規定を満たすことを前提条件として、共同経営プロジェクトを積極的に推し進める方針という。人民日報海外版が伝えた。
両社は、国航「鳳凰知音(フェニックスマイル)」およびエア・カナダ「アエロプラン(Aeroplan)」という両社のマイレージプログラム会員を対象に販売促進キャンペーンを展開する。同キャンペーンは2017年12月15日にスタート、2018年4月1日から2018年6月15日までに両社の運行便に搭乗する全マイレージ会員に対して、最高30%の追加マイルが付与される。
双方の最新の協力合意によると、国航は、エア・カナダが新たに就航する上海-モントリオール線およびバンクーバーとヴィクトリア・ケロウナ・サスカトゥーン・レジャイナ各都市を結ぶ路線でコードシェア便を運航する。エア・カナダも、国航が運航している北京-鄭州・厦門(アモイ)・南京・深セン線およびモントリオール-ハバナ(キューバ)線でコードシェア便を運航する。
また、双方は、空港ラウンジサービスでも提携する。スターアライアンス・ゴールドメンバーおよび国航のファーストクラスまたはビジネスクラスに搭乗する乗客は、モントリオール空港とバンクーバー空港において、アップグレードされたばかりのエア・カナダの「メイプルリーフラウンジ」を利用できる。エア・カナダの上級客は、引き続き、北京・上海・その他の中国国内都市の空港にある国航専用ラウンジを利用できる。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年12月15日
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