ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2015年7月30日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人 人民日報「微博」
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国 宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」 北京で日本人が春節体験
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる 公式ブログ 北京の空は何色? ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
Apple 新浪 騰訊 人民 LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>科学技術

中国人科学者、失われた二酸化炭素吸収源を発見

人民網日本語版 2015年07月30日11:21

中国科学院新疆生態・地理研究所の李彦氏が率いる研究チームは調査により、砂漠の地下の塩水層が、世界の科学者が追い求めてきた「失われた二酸化炭素吸収源」の一部であることを確認した。人民日報が伝えた。

化石燃料の燃焼によって発生する二酸化炭素の一部は大気中に吸収され(これにより大気中の二酸化炭素の濃度が上昇する)、一部は海洋に入るが、残りの行き先は不明で、「失われた二酸化炭素吸収源」と呼ばれている。科学者は数十年に渡りその行方を追い求めており、陸上の生態系に存在するとほぼ断定されている。

中国と米国の科学者は数年前、砂漠もしくは荒野の地表に二酸化炭素を取り込む地点があることを発見し、これらのエリアが巨大な二酸化炭素吸収源である可能性があると推測した。この発見は注目を集めると同時に、強く疑問視された。荒野は土壌が痩せており、植物もまばらであるのに、これほど急速に二酸化炭素を吸収できるわけがないというわけだ。

李氏の研究チームは10年間の模索を経て、ついに答えを導き出した。これらの二酸化炭素は、荒野の地下の塩水層に吸収されているというのだ。荒野の端に位置するオアシス、もしくは荒野の土壌は、その他のエリアのように排出された二酸化炭素を完全に大気中に戻すのではなく、これを吸収する。一部の二酸化炭素は、アルカリ性の土壌に溶け込み吸収される。吸収された二酸化炭素は地下水の中に入り、地下水の水平輸送により広大な砂漠の下に入る。李氏は、「これらの炭素吸収源の総量(世界)は1000億トンに達すると見られる。これは地上の植物・土壌以外の、第三の活動する炭素吸収源だ」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年7月30日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

  • 名前
  • コメントを書く

最新コメント

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治
  • コメント
中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /