ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2015年6月3日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人 人民日報「微博」
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国 宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」 北京で日本人が春節体験
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる 公式ブログ 北京の空は何色? ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
Apple 新浪 騰訊 人民 LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>中日フォーカス

日本の書道家が深く愛した中国の伝統思想 (2)

人民網日本語版 2015年05月08日10:04

青山氏の子息、青山慶示氏を訪ねた際に、杉雨氏の書斎にある蔵書を拝見させてもらった。青山慶示氏は今も東京世田谷区の青山杉雨氏が残した古い邸宅に住んでいる。

青山慶示氏と腰を下ろしておしゃべりに興じた。

父親の蔵書や創作の話題に触れた時、慶示氏は杉雨氏を偲ぶ西島慎一氏と高橋利郎氏の共著本を取り出して、本の中に掲載されている古い写真を見せてくれた。「この本には父親と中国との間の多くの交流が綴(つづ)られている。晩年は1、2年に1度は必ず中国を訪れ、旅行記『江南游』を執筆したこともある。父親は中国の文人の思想や生活スタイルが非常に好きだった。上海中国画院とも交流があり、上海市松江区に行って、董其昌の遺跡を訪ねたこともある」と思い出を語った。

青山杉雨氏の書斎に入ると、大きくも狭くもない書斎の中に中国文化の要素がいたるところに見られた。

書棚には中国の書画史を代表する書家の書法集(二王から、顔魯公、欧陽詢、蘇軾、黄庭堅、米芾、董其昌、王鐸、呉昌碩、斉白石)が数多くあり、すぐ側にある机の書棚にも全集「中国の歴史」(日本語版)、「中国文化史跡」「中国文化叢書」「中国地理叢書」「魯迅全集」や陶淵明、王維から清代の龔自珍、黄遵憲などの詩集が並んでいた。明らかに、青山杉雨氏は「技量は書の外に存在する」と言われる書の精神を見事に会得していた。恐らくこれが、その書が一般の日本人より詩文の教養を持った要因なのかもしれない。


【1】 【2】 【3】 【4】

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

  • 名前
  • コメントを書く

最新コメント

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治
  • コメント
中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /