世界最大のモバイル産業見本市モバイルワールドコングレス2015(MWC2015)がまもなくスペイン・バルセロナで開幕する。開幕を翌日に控え、華為技術有限公司(ファーウェイ)はWバルセロナホテルで発表会を行い、3種類のウェアラブル端末を披露した。スマートウォッチの「ファーウェイウォッチ」、スマートブレスレットの「トークバンドB2」、イヤホン型スポーツ向けスマート音楽プレーヤー「トークバンドN1」だ。環球網が伝えた。
ファーウェイウォッチは華為が初めて発表したアンドロイドウェア搭載のスマートウォッチで、卓越したデザインだけでなく、通話、ショートメッセージ、メール、カレンダーやアラームなどの機能を搭載し、他ブランドのウォッチよりも正確に心拍数を計ることができ、華為の健康管理システムやジョウボーンの健康管理アプリ、グーグルの健康管理アプリ「フィット」、携帯電話のGPS機能やネットワークなどにも対応する。利用者の一日の生活リズムをより全面的に把握することができるスマートウォッチだ。
トークバンドB2は華為のフランス・パリ美学センターのチームが中心になってデザインしたもの。高精細のタッチパネルを備え、金属枠は軽く薄くしかも丈夫で、さまざまな楽しみ方ができる。また6軸モーションセンサーが搭載され、スマート認識、さまざまな活動状態の記録、睡眠時間の管理、健康状態の管理なども行える。イヤホンの位置をスマート認識して、ブレスレットで携帯電話を探すこともできる。
トークバンドN1にはブルートゥース通信機能や活動のモニタリング機能が搭載され、コンパクトなボディに豊富な機能が搭載されている。
華為の消費者業務担当の余承東最高経営責任者(CEO)は発表会で、「ビッグデータとクラウド時代の到来にともない、スマートウォッチやスマートブレスレットなどのウェアラブル端末が携帯電話、タブレットコンピューター、車載スマート設備などとぴったり融合して、消費者に向けてこれまでになかった新しいスマートライフを生み出しつつある。またウェアラブル端末同士はそれぞれ孤立しているものではなく、関連しあって消費者に全方位的なスマートソリューションを提供するものだ。ウェアラブル端末は今後、スマート端末産業の未来における最も重要な発展分野となる見込みで、華為の消費者業務の目標はウェアラブル端末の分野でトップメーカーになることだ」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年3月2日