今回のアジア太平洋経済協力(APEC)会議において、習近平国家主席と彭麗媛夫人は、会議に参加した各エコノミーの首脳にどんな贈り物を送ったのだろう?12日、その謎が解けた。北京工美集団によると、3種類の国家贈答品はそれぞれ、景泰藍(銅製七宝焼)賞瓶「四海昇平(天下泰平)」、ハンドバッグセット「繁花」、純糸刺繍布付フルーツ皿「和美(仲睦まじく楽しい)」で、景泰藍賞瓶は各エコノミー首脳への、後者2種は首脳夫人への贈り物という。北京工美集団は13日午前、候補に挙がった一部の工芸品を一般向けに発売する計画であることを明らかにした。法制晩報が伝えた。
国家贈答品その1:景泰藍賞瓶「四海昇平」
●くろまる主要技術:ボディーは銅製、七宝細工、内填琺瑯(琺瑯釉が詰められている)、画琺瑯(琺瑯彩料で上絵付)
「四海昇平」景泰藍賞瓶は高さ38センチ。高さ38メートルの天壇祈年殿の10分の1縮小版だ。瓶の最大直径21センチは、21のAPECエコノミーを表している。