読み書き筆算のすすめ
2025年9月 8日 (月) 投稿者: メディア社会コース
今日、9月8日は、国際リテラシーデーということです。ユネスコがちょうど60年前に定めたそうです。
リテラシーとは日本語では識字と訳され、もともとは文字が読めるという意味です。識字率とは文字の読める人の割合です。
日本ではほぼ100%近いので、普段は意識されませんが、読めない方もいるということは心に留めておくべきだろうと思います。
これに対して、世界では、読み書きのできない人口は、集計方法にもよるのですが、ユネスコの資料では今年の初めで約7億5千万人を超えているとされています。SDGs の目標にも入っていて解消すべき世界的な問題のひとつです。
さて、そんな話は、文字が読み書きできるから、ひとごとだと思うかもしれませんが、実は、大学に入ると、リテラシーはとても重要になるのです。
何も付かない「リテラシー」は識字ですが、何かを付けると、そのことをよく知っている、利用できるという意味になります。
ネット・リテラシーはネットが使えること、メディア・リテラシーはメディアがうまく使えることです。
メディア学部では全体としてメディア・リテラシーにつながることを学びます。また、メディア学部の発祥で現在では他学部でも情報リテラシーと付く科目があるのです。情報を利用できることは大学で学ぶ分野にかかわらず重要だということです。
ちなみに、読み書きの延長で、シャープペンシル・鉛筆と紙のノートを使って、文字を書くこと、計算をすることという、高校までの普通の学習習慣が、その後も知的能力を高めることになるという研究結果が繰り返し出てきていますから、おすすめしたいと思います。
(メディア学部 小林克正)
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