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四元数
2022年8月 4日 (木) 投稿者: メディア社会コース
今日8月4日は数学者のウィリアム・ハミルトンが生まれた日(1805年)です。
ハミルトンは、以前このブログでも紹介した、四元数を発見しました。
四元数は、複素数の拡張で、3次元での回転を計算するのに便利な数です。
ただし、積の左右が入れ替えられないという普通の数とは異なる性質があります。
数学で、行列とは表のように縦横に数の並んだものです。
ハミルトンは、行列に関するケイリー・ハミルトンの定理も証明しました。
この定理は行列のべき乗を普通の数のように手軽に扱えるという結果をもたらしました。
ハミルトンは、さらに、物理学に用いられるハミルトニアンと呼ばれる関数も発見しています。
その拡張も同じように呼ばれ、のちに量子力学に用いられ現代では欠かせないものになっています。
メディア学部に来て、四元数などを利用するようになっていただきたいと思います。
(メディア学部 小林克正)
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