レコード
2022年8月 3日 (水) 投稿者: メディア社会コース
メディア学部では当然さまざまなメディアに関して学びますが、古いメディアである、レコードをご存じでしょうか。
音を円盤に記録したものですね。
いまレコードは静かなブームになっています。
配信を含むデジタルな音に比べると、やわらかな音質が受けているようです。
今日は、そのレコードの発明者エミール・ベルリナーが亡くなった日(1929年)です。
昨日述べた電話に関してもベルリナーは貢献しています。
ベルの設立した研究所に属し、ベルとエジソンの電話に関する特許争いに、エジソンと異なる方式を完成させることで決着させました。
その後、ベルの研究所から独立して、レコードを発明しました。
レコードより前に、やはりエジソンが蓄音機を発明していましたが、これは円筒形でかさばる上、安定性や音の再現性に問題がありました。
ベルリナーのレコードは、これらを克服したもので、音の記録・作成には大きな手間がかかりますが、音の再生は、ごく簡単な装置でもできるという大きな利点があります。
音を再生するためのレコード・プレイヤーも、回転する板と針、紙の円錐を組み合わせて手作りすることもできます。
手で回して、その場で聞くだけなら、電気も不要です。
現在のレコードも、この方法で聞くことができます。
もちろん音質よく聞くためには、電気を使い、レコード・プレイヤーやアンプ、スピーカーといった機器のクオリティも上げる必要があります。
(メディア学部 小林克正)
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