ELPから次世代eラーニング研究IMPへ

2020年7月28日 (火) 投稿者: メディア社会コース

前回の記事で紹介したELP(E-Learning system Project)は、ある程度順調に卒研として回っていたものの、徐々にそのアプローチや手法にマンネリ化が感じられるようになってきました.そこで、もう一段上の学術研究を目指すべく、2006年にELPに代わる卒研プロジェクトIMP(Instructional Media Project)を立ち上げました。

このIMPでは、メディア技術(/ICT)を活用した新たな学習システムや学習スタイルを創案し、それを実現するためのコース設計やメディア設計、教材開発やシステム構築を行うことを研究の基本指針に据えました。下図は、その研究ビジョンのイメージです。

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実践的な技術サイドの研究視点を下支えする形で、設計(デザイン)に関する2つの基礎理論を採り入れています。かなり簡易に表現しましたが、学びやすさの設計であるインストラクショナル・デザインと分かりやすさの設計である情報デザインです。

(文責: メディア学部 松永)

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