2008年02月26日
カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー
カラマーゾフの兄弟(上)新潮文庫
カラマーゾフの兄弟〈中〉新潮文庫
カラマーゾフの兄弟(下)新潮文庫
まさに「スゴ本」だった。ことの発端は、友人に「お前、最近の本しか読んでねーなー。」とボソっと言われたことだった。去年も古典を読んでみようと思って、夏目漱石に手を出し、心半ばにして折れてしまった経緯もあって、どの本を読もうか迷ってたら、スゴ本で「東大教師が新入生にすすめる100冊」というエントリーを発見。まぁ東大教師が言うことは正しいとは限らないけど、「カラマーゾフの兄弟」がダントツで1位だし、しかもDainさんも強烈に押していたので、ことは試しだと思い、とりあえず読んでみた。
小説でこんなに頭を使って読むとは思わなかった・・・
これが読みきったときの感想だった、内容うんぬんじゃなくて。そんじょそこらの小説とは違う、明らかに違う。絶対もう一度読みたくなる!ただし、もっと時間をおいてから。
肝心の中身については、僕が書いてもしょうがない。まさに帯に書かれていたとおり
が、僕と同じように読書が得意じゃない、これからカラ兄を読む人たちへアドバイスを送るとしたら、以下の二つです。
人物は着実に押さえよう
ロシアの名前はややこしい。しかも、あだ名が本名とあんまり似ていないから、本名で出たあと、あだ名で登場すると、はてなマークが頭に登場する可能性がある。もちろん後ろに戻って読み返してみたりしてもいいんだけど、登場人物が多いので結構大変だと思う。だから、ゆっくり着実に人物は押さえていったほうがいいです。さらに、本当に誰が誰だかわからなくなりそうだったら、一覧を紙に書き出す覚悟でいた方がいいかもしれない。登場人物が多いし、脇役の脇役ぐらいの感じだなーと思ってたら、あとあと、まる一節つかってその人物像を記述しているときもあるので、本当に洩れなく押さえるべし。
序盤は「忍」の一文字
物語の展開が序盤はひじょぉ〜〜に遅い!ここで挫折してはいけません。僕も何度も折れそうになりました。しかも、いっぱい読み進めることもできなくて、毎日こつこつちょっとづつ読み進めていきました。二部に入ると、ようやくストーリーが動きだします。それにつれて、面白さも、指数関数的に増加するはずです。中盤はガンガン進んでいけます。終盤では、裁判のところで僕は時間がかかりました。
読むことはとりあえずできたんですが、再読はきっと一年後くらいか、もっと先かな。それまでに自分が成長していることを願うばかりです。
これが読みきったときの感想だった、内容うんぬんじゃなくて。そんじょそこらの小説とは違う、明らかに違う。絶対もう一度読みたくなる!ただし、もっと時間をおいてから。
肝心の中身については、僕が書いてもしょうがない。まさに帯に書かれていたとおり
「未読の方は四の五の言わずに読め(命令形)。」としかいいようがない。
が、僕と同じように読書が得意じゃない、これからカラ兄を読む人たちへアドバイスを送るとしたら、以下の二つです。
人物は着実に押さえよう
ロシアの名前はややこしい。しかも、あだ名が本名とあんまり似ていないから、本名で出たあと、あだ名で登場すると、はてなマークが頭に登場する可能性がある。もちろん後ろに戻って読み返してみたりしてもいいんだけど、登場人物が多いので結構大変だと思う。だから、ゆっくり着実に人物は押さえていったほうがいいです。さらに、本当に誰が誰だかわからなくなりそうだったら、一覧を紙に書き出す覚悟でいた方がいいかもしれない。登場人物が多いし、脇役の脇役ぐらいの感じだなーと思ってたら、あとあと、まる一節つかってその人物像を記述しているときもあるので、本当に洩れなく押さえるべし。
序盤は「忍」の一文字
物語の展開が序盤はひじょぉ〜〜に遅い!ここで挫折してはいけません。僕も何度も折れそうになりました。しかも、いっぱい読み進めることもできなくて、毎日こつこつちょっとづつ読み進めていきました。二部に入ると、ようやくストーリーが動きだします。それにつれて、面白さも、指数関数的に増加するはずです。中盤はガンガン進んでいけます。終盤では、裁判のところで僕は時間がかかりました。
読むことはとりあえずできたんですが、再読はきっと一年後くらいか、もっと先かな。それまでに自分が成長していることを願うばかりです。
一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、死んだなら豊かなに実を結ぶようになる。(ヨハネによる福音書第十二章)