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「光る君へ」公任役の町田啓太 道長へのブチギレは「昔やってこなかったケンカ」

[ 2024年12月8日 20:45 ]

大河ドラマ「光る君へ」第44話。藤原道長(柄本佑)に向かって藤原公任(町田啓太)は...(C)NHK
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俳優の町田啓太(34)が、俳優の吉高由里子(36)主演の大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8:00)で藤原公任を演じている。柄本佑演じる藤原道長とは10代からの親友。政のトップに立つ道長を長年支えてきた。しかし、8日に放送された第47話では道長への怒りをあらわにした。町田がスポニチのインタビューに応え、このシーンへの思いを語った。

<(注記)以下、ネタバレ有>

「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛〜僕を忘れる君と」などを生んだ"ラブストーリーの名手"大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

「刀伊の入寇」の対応と勲功者への褒賞を巡って裏で通じていた道長と藤原実資(秋山竜次)。公任はそれを知って険しい表情を浮かべる。「俺たちより実資殿を信じて...」と怒りと悲しみをにじませた。

町田は「台本を読んだ時に、柄本さんと"俺たち付き合ってたっけ?"と話しました。構ってほしいパートナーみたいだった」と冗談まじりに振り返った。

公任は道長を信頼していたからこそ、道長が「F4」ではなく実資を頼っていたことがショックだった。「長年の付き合いをないがしろにされたと思い、そのことに対し一番食らうんだろうなと思いました。結局なんだかんだ自分たちを頼ってくれると思っていたし、そのことに誇りを持っていました。そこをひっくり返されると、"お前はもういらない"と言われているような感覚で、とてもショックだったんだと思います」と語った。

別のシーンでは藤原行成(渡辺大知)と道長への思いを口にする。 "ブチギレ"は道長を大切に思う気持ちの裏返し。「昔やってこなかったケンカなんじゃないかな。ここにきてようやく言えるような関係性になったと思いました。そういうシーンができて楽しかったです。人間味があると思ったし、また1つ公任の魅力を感じました」とほほ笑んだ。

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