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原晋監督 政権辞任ドミノを駅伝にたとえ解説「3区間ブレーキ、1人のランナーでは立て直せない」

[ 2022年11月21日 17:22 ]

青学大・原監督
Photo By スポニチ

青学大駅伝部の原晋監督(55)が21日、フジテレビ系「Live News イット!」(月〜金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、岸田文雄政権における閣僚の辞任ドミノについて私見を語った。

20日には政治資金問題が発覚した寺田稔総務相が辞任。事実上の更迭とみられている。岸田首相の判断の遅さが取り沙汰される中、原監督は「岸田さんにしろ寺田さんにしても、私の同郷・広島なんですよね。寺田さんは6期、岸田さんは10期の衆議院議員。年代的にも寺田さん(の生まれ)が1958年1月、岸田さんは1957年7月。65歳、同期なんですね。ここらあたりが優しさが出たのか、情が出たのかなという気がしてならないですよね」と分析した。

寺田氏を巡っては、政治資金収支報告書に不適切な記載などが相次いで見つかっていた。原監督は「寺田さんはいろんなチャレンジをして、失敗をされるのであれば国民も理解されるのでしょうけど、残念ながら今回の失敗はシンプルミスですよね。初歩的なミスで辞任に追い込まれている。残念でならないですよね」と指摘した。

岸田内閣では、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点をめぐる言動で山際大志郎前経済再生担当相が、死刑をめぐる軽率な発言で葉梨康弘前法相が、それぞれ事実上の更迭に。1カ月で3人の大臣がその座を追われる、辞任ドミノが続いている。原監督は現状を駅伝にたとえ、「駅伝にたとえるなら、もう3区間ブレーキしていますから、1人のランナーでは立て直せません。原点に返って、基本に忠実にコツコツと立て直してほしいですね」と、一致団結しての再建を期待した。

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