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古市憲寿氏 97歳運転の車が死亡事故に「免許は年齢の下限を設定...同じ理屈で上限があってもいい」

[ 2022年11月21日 10:56 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
Photo By スポニチ

社会学者の古市憲寿氏(37)が21日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。福島市の市道で軽乗用車が歩道を歩いていた女性をはねて死亡させた事故で、福島北署は20日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、軽乗用車の無職の男(97)=福島市北沢又=を逮捕したことに言及した。

同署は認否を明らかにしていない。逮捕容疑は、軽乗用車で女性(42)をはね、死亡させた疑い。軽乗用車はその後、信号待ちの車3台に衝突し、男を含む計5人がけがをした。現場は、片側1車線の見通しの良い直線。軽乗用車は街路樹2本をなぎ倒しながら歩道を数十メートルにわたり走行し、ブレーキ痕はなかった。運転免許更新時の認知機能検査で問題は見られなかったという。近所の住人らによると、男が数カ月前に買い替えたとみられる軽乗用車は、傷やへこみが増え続けていた。駐車も苦戦しており、親族に免許返納させるよう呼びかけた人もいたという。ある女性は「ついに起こった事故だ」と話した。

MCの谷原章介が、高齢者の運転免許証の返納に触れ「まだまだ運転したいという人もいらっしゃると思うんです。どう思われますか?」と聞くと、古市氏は「同じことで例えば15歳の人というのは、どんなに運転がうまく、どんなに運転がしたくても四輪自動車を運転できないわけですよね。運転免許の仕組みって下限が設定されているわけで、それと同じ理屈で上限があってもいいと思う。それが80か85か分からないですけど、ある程度、基準を設けてあげた方が結局本人や家族にとっても、こういう事故を防げるケースが増えると思う」と自身の考えを話した。

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