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橋下徹氏「岸田政権はサーフィン政治。世論の波に乗り過ぎ。基準を決めて人事を」相次ぐ閣僚交代に

[ 2022年11月21日 12:34 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が21日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相が20日、政治資金問題が相次いで発覚していた寺田稔総務相(64=衆院広島5区)を"更迭"したことに言及した。

寺田氏は辞任を否定していたが、自民党内では21日からの2022年度第2次補正予算案審議などへの影響を懸念し辞任論が拡大、政治資金規正法の担当閣僚として不適当と判断。公邸で首相に辞表を提出し、記者団に「国会終盤、私の問題が支障になる」と話した。後任は松本剛明元外相。岸田内閣では山際大志郎前経済再生担当相が10月24日に、葉梨康弘前法相が今月11日にそれぞれ更迭されており、1カ月弱で3人目という異常事態となった。

橋下氏は「岸田政権の特徴を、僕はサーフィン政治って言ってるんですけどね、世論の波に乗っかるんですよ。それは最初の頃はうまくいってて支持率は高かったんですけれども、やっぱり民主国家の政治で重要なのは、法治国家なんですから基準を設けて判断する」と指摘。

「世論に乗ることも重要なんですけれども、岸田さんの今の結果は基準がないんです。国葬問題も旧統一教会に対するスタンスも、それから人事についても世論を見て、危ないなと思ったら更迭、辞任持っていくと。そうじゃなくて人事の時に、総務相の所管の政治資金収支報告書の問題、これできちんと答弁がもう2回できなければ辞任させるとかね、それから山際さんの時も説明した後に新たな事実が判明した、これが3回も続いたらこれはもう交代だよとか。回数とか決めるのは難しいかも分からないけれども、何か人事で更迭させる、辞任しせる基準というものをしっかり持ったうえで、世論を見て判断するってことをやれば、ここまでの批判にはならないと思う。今、岸田さん、ちょっと世論見すぎ。波に乗り過ぎですよ。ちょっとサーフボードから降りないと」と自身の見解を述べた。

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