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フジ「silent」がデビュー作 29歳脚本家がドラマのあちこちに散りばめた自身の「好きなもの」

[ 2022年11月21日 14:56 ]

川口春奈
Photo By スポニチ

女優の川口春奈(27)が主演するフジテレビの連続ドラマ「silent」(木曜後10・00)を手掛ける村瀬健プロデューサーが、20日深夜放送の同局「Love music」(日曜深夜0・30)に出演。脚本家の生方(うぶかた)美久氏とのやり取りを明かした。

同作は川口演じる主人公の青羽紬(あおば・つむぎ)が、かつて本気で愛したSnow Manの目黒蓮演じる元恋人の佐倉想(さくら・そう)と音のない世界で"出会い直す"という、切なくも温かい恋物語。原作はなく、脚本は生方氏の完全オリジナルで、民放動画配信サービス「TVer」の再生記録を更新し続けている話題作。

主題歌を主題歌を4人組バンド「Official髭男dism」が担当しているが、劇中では「スピッツ」の楽曲が物語を引き立てている。

この起用について、村瀬プロデューサーは「これ、実は脚本デビューした生方さんが凄くスピッツが好きで」と告白。生方氏はこのドラマでデビューする前、脚本家の登竜門「フジテレビ ヤングシナリオ大賞」で大賞を受賞しており、この審査員を担当していた村瀬氏が、応募作を読んで「めちゃくちゃ才能がある」とほれ込み、自ら「来年一緒に、オリジナルでドラマ作ろうよ」と声をかけたという。

ドラマデビューに当たり、何度も打ち合わせをした2人。「2人で話をする中で、よくスピッツの話が出てきて。僕も大好きなんです。『スパッツ』という名のコピーバンドやっていたくらいなので。だからスピッツというのが2人の共通点なんです」と、劇中にたびたび登場するスピッツへのこだわりを吐露。物語を作っていく中で「自然とそうなった。紬と想の2人も、スピッツ好きそうじゃないですか?」と同作への思いを口にした。

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