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戸田恵梨香 「中卒なんです」高校へは進まず父の後押しで単身で上京「学校があったら、逃げちゃってた」

[ 2022年11月21日 15:15 ]

戸田恵梨香
Photo By スポニチ

女優の戸田恵梨香(34)が20日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)の対談企画「インタビュアー林修」に出演。女優を志したきっけかについて明かした。

インタビュアーの林修氏から女優を志したきっけけを聞かれ、「家族でテレビで見ていた時にNG集を見て、この仕事している人たち、楽しそうだね!って言ったのがきっかけ」と意外なきっかけを告白。「小学校高学年だったんですけど、生きてて楽しくなかった。なんか友だちとおしゃべりしたり、遊ぶことも楽しいけど、いわゆる生きがい、やりがいみたいなものを感じてなくて、しっくりきてない自分がいて...。それでNG集を見た時に、楽しそうでうらやましいって思った。両親がオーディションに応募して、オーディションに連れていって、芸能界入りさせてもらった」と明かした。

中学卒業後、地元の神戸から単身東京へ上京したという戸田。「中卒なんです。高校には行かず、それも父が"高校には行かなくていい"って言ったんですよ。母は"高校に行ってほしい"って言ったんですけど、父が私が"学校に行かずに仕事1本でやれる子だ!"って言ってくれて、父の後押しがあって、東京に行くことになったんですよ。だから、私の芸能界入りはすべて父が決めたっていう感じでしたね」と話した。

そんな父に「その決断って相当なものだったんじゃないかなって思うんです」と戸田。「私自身も私が死ぬまで役者としてやっていけるのかも、分からないですし、心配は抱くんですけど、たぶん父もそういうこと考えたと思うんですけど、学歴という保険を作らずに、それで"生き抜きなさい"っていう、強さは30歳を過ぎても考えさせられますね」と振り返った。

16歳で退路を断ち、女優という仕事のまい進してきた戸田。その決断は「良かったと思います」ときっぱり。「本当にお芝居のことをよく考えられましたし、学校があったら、逃げちゃってたと思う。よくも悪くも自分と向き合う時間しかなかったから、今の自分があるのかなと思いますね」と話した。

ただ、演技経験のない16歳の少女が一人で戦うことは大変だったといい、「辛かったです。最初のほうとかは監督に言われる指示が意味が理解できなかったですし、"早くしゃべって"って指示されても、早口言葉になるだけで、まくし立てるという術もない。それが理解できなくて、自分がどれだけ才能がなくて能力がないのかと思い知らされた」と回顧。そんな中で、父親に、弱音を吐いたことがあったといい、父からは「恵梨香を食べさせるぐらいの余裕はあるからいつでも帰ってきていい」と言われたそうで「あ、これ、帰ったら自分が自分に負けるんだ!と、思って、すごい嫌になって、逆に仕事に対してのやる気が芽生えましたね。本当に私を形成したのは父だと思います」と父親に感謝した。

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