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伊藤惇夫氏 岸田首相は「決断音痴」「タイミングをずらしちゃってる」相次ぐ閣僚交代に

[ 2022年11月21日 16:00 ]

政治アナリストの伊藤惇夫氏が21日、TBS系「ゴゴスマ〜GO GO!smile〜」(月〜金曜後1・55)にリモートで生出演。岸田内閣の相次ぐ閣僚交代に言及した。

岸田内閣では旧統一教会をめぐる発言で山際大志郎前経済再生担当相が10月24日に、死刑をめぐる発言で葉梨康弘前法相が今月11日に事実上の更迭となった。さらに、前日20日には政治資金問題が相次いで発覚していた寺田稔総務相も事実上の更迭となり、1ヶ月で3人の閣僚が交代する「辞任ドミノ」が起きるなど、政権運営は混乱を極めている。

伊藤氏は「過去にも1ヶ月に2人ぐらいのケースはあったんですけど、3人は僕はあまり記憶にないですね」と今回の辞任ドミノに言及。「やっぱり背景を考えていくと、内閣改造を参院選の直後、1ヶ月ぐらい前倒ししてやりましたよね。あれが拙速だったのかなって気がしますね」と内閣改造を急ぎすぎたことも一因にあるのではとした。

その理由として「当然、(大臣の)身体検査なんてできませんでしたから。今回、時間かけてきっちり身体検査をしていれば、(辞任が)1人か2人で済んだ可能性もあるんですよね」とした。

その上で「失礼な言い方になりますけど、岸田さんのことを"決断音痴"と言ってまして、やらなくてい決断を早くしてみたり、やらなきゃいけない決断をずるずる後に伸ばしたり、いずれもタイミングをずらしちゃってるんですね」とチクリ。「それが今、ここまで追い詰められた要因になっている気がしますね」と岸田首相の決断のタイミングが悪すぎることも影響しているとした。

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