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巨人・菅野智之 6回1失点好投も12勝目ならず 0―0の6回、梶原に痛恨の先制被弾

[ 2024年8月18日 20:10 ]

セ・リーグ 巨人―DeNA ( 2024年8月18日 横浜 )

<D・巨>6回、梶原(右)にソロを浴びた菅野(撮影・島崎忠彦)
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巨人の菅野智之投手(34)が18日のDeNA戦(横浜)で今季18度目の先発登板。6回4安打1失点と好投するも打線の援護なく、リーグ単独トップの今季12勝目(2敗)を逃した。

開幕から18試合連続で同学年の盟友・小林誠司捕手(35)とのバッテリー。初回から1番・梶原の打球が高くバウンドして二塁への内野安打となり、2番・桑原の高いバウンドは三塁・坂本がファンブル(記録は失策)して無死一、二塁といきなりピンチを招いた。

だが、3番・佐野を二ゴロ併殺打に仕留めたあとで4番・オースティンはフォークボールで空振り三振。無失点で立ち上がった。

すると、その後は相手先発左腕・ケイとの投げ合いで、お互い走者を出しながらも粘りの投球。0―0のまま5回を終えた。

だが、6回だった。先頭・梶原に投じた初球スライダーが真ん中からやや内寄りに入り、これを右翼スタンドぎりぎりに放り込まれてついに失点。それでも後続を打ち取って最少失点で切り抜けた。

直後の7回、2死走者なしの場面で打席が回ると、代打・大城卓が出されて降板となった。前日17日の同戦で9回に右肩付近に死球を受けて途中交代していた大城卓は初球を左中間二塁打としたが、丸が倒れて追いつくことはできなかった。

菅野の投球内容は6回で打者22人に対して87球を投げ、4安打1失点。4三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は152キロだった。

前回対戦した7月28日のDeNA戦(横浜)では9回で8三振を奪う117球の力投で1199日ぶりの完封勝利。前回登板した今月11日の中日戦(バンテリンD)では今季2度目の完封勝利まであと2死というところで降板したものの今季最多118球で11勝目を挙げていた。

▼菅野 一発はもったいなかったですが、初回を含め、粘りながら投げることはできたかなと思います。厳しい戦いが続きますが、次のマウンドに上がる時は今回の反省を生かして投球したいと思います。

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