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松坂大輔氏 マウンドで意識した事、プロ1年目に心掛けた事...DeNAドラ1・小園に授けた3つの金言

[ 2022年2月12日 13:22 ]

<DeNA宜野湾キャンプ>DeNAキャンプを訪れた松坂氏(左)は小園と笑顔でヒジタッチ(撮影・村上 大輔)
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昨年限りで現役を引退した松坂大輔氏(41=スポニチ評論家)が沖縄・宜野湾のDeNAキャンプを訪問。ドラフト1位・小園健太投手(18=市和歌山)と対面した。自身と同じ高卒ドラフト1位で、同じ背番号18の黄金ルーキーから3つの質問を受け、小園は3つの金言を授かった。


松坂氏「1年目のキャンプはどうですか?」

小園「最初から(新型コロナウイルスの)濃厚接触者になって出遅れていた部分はあったんですけど、先輩たちがやりやすい環境を作ってくださっている。自分としてはすごく早くになじめたかなと思っています」

松坂氏「(1年目は)やってみないと分からないことばかりだと思うので、全てがいい経験になると思うし、その経験を来年にもつなげてほしいと思います」

小園「松坂さんがマウンドで一番意識していることはなんですか?」

松坂氏「自分の悪い癖で、練習で悪かったことをそのまま試合のマウンドに持っていってしまうことがありました。一番してはいけないのは、それを試合まで引きずってしまうこと。試合のマウンドに上がったらとにかく打者に集中する。それが大事だと思います。状態が悪いと足の上げ方とか、腕の振り方などが気になることがあるんですけど、試合のマウンドに立ったらできるだけ打者に集中できるようにしてマウンドに立った方がいいと思います」

小園「練習やブルペンでの確認事項、一番大事にしていることは?」

松坂氏「僕はバランスや、ボールを投げるタイミングを常に意識していました。(小園の)キャッチボールを見ていたら、それを確認しながら投げているんだろうな、というのが見て取れたので、そのままブルペンでもその意識で投げられたらいいと思います」

小園「高卒で入団。プロ1年目は何を心掛けていましたか?」

松坂氏「先ほども言ったんですけど、1年目でとにかく分からないことだらけで、やってみないと分からない。僕は桑田(現巨人投手チーフコーチ)さんに言われたんですけど、『1年目はとにかくガムシャラにやりなさい』と。それだけを肝に銘じて1年間過ごしました。
あとアマチュアの時と違うのは、アマチュアは大会に合わせて調整して状態を上げていけばいいんですけど、プロは戦える状態を1年間キープしないといけない。その大変さがまずはあると思う。実際に試合で投げながら、三浦監督という長く投げ続けた先輩がいるので、三浦監督にシーズンの過ごし方なんかも聞きながら、やっていったらいいんじゃないかと思います」

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