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阪神・西純 隣のドラ1・森木は気にせず、自然体で テークバック小さくする新フォーム試行中

[ 2022年2月11日 05:30 ]

阪神・2軍安芸キャンプ

<阪神安芸キャンプ>ブルペン投球する西純(左、右は森木)(撮影・阪井 日向)
Photo By スポニチ

阪神・西純は今キャンプ4度目のブルペン入りで、最多の83球を投じた。

「コロナで離脱になって、体もちょっと落ちて動けてなかったんで。今はだいぶ体になじんできたというか、余計な疲れも抜けてきています」

先月20日に新型コロナ陽性と診断され、今月2日に安芸に合流。1軍の宜野座キャンプを見据えていた中で思わぬアクシデントに見舞われたが、段階を踏みながら巻き返しを期した。

昨秋からオフにかけて「トップがなかなか作れないのがずっと課題。(テークバックを)小さくした方が肩肘の負担も少ないですし、コントロールも改善されるかなと思ったので」と、テークバックを小さくする新フォームを試行中。創志学園時代の投球動画も参考にしつつ、フォームを固めている段階にある。

8日に続いてドラフト1位の後輩でもある森木が隣で投球。「(前回森木がトラックマンで)150キロ出して、いい球投げていたんでめちゃくちゃ僕が力んでいた。今日は球数投げるって決めてたんで、自分の課題とテーマを大事に。あんまり気にしないようにしてました」。自然体を貫いた投球に、平田2軍監督からも「この前は横で森木のことが気になって力んでいたみたいだけど、今日はこのキャンプで一番」と称された。

安藤2軍投手コーチは「このクール様子を見て、状態が上がっているようであれば次のクールくらいから」と第4クール以降のフリー打撃登板を示唆。高卒3年目の飛躍を狙う右腕は「とりあえずはしっかり投げ込んで肩を作って、打者の反応を見ていきたい」と先を見据えた。

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