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栗山監督、新庄日本ハムに太鼓判 愛弟子・大谷に「まだ成長途中」佑ちゃんには「勝負はこれから」

[ 2021年11月2日 05:30 ]

退任会見のサプライズで杉谷(左)から花束が贈られ笑顔で写真に納まる栗山監督(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

日本ハム・栗山英樹監督(60)が1日、札幌ドームで退任会見を行った。12年の監督就任から10年。「めいっぱい選手のため、ファンに喜んでもらおうと全力で走ってきた。終わってみると後悔ばかり。応援してくれた人たちには感謝しかない」と振り返った。

コーチ経験なしで就任した12年にいきなりリーグ優勝を決め、二刀流・大谷(現エンゼルス)を育て16年にリーグ優勝と日本一を達成するなど球団歴代最多の684勝。名将・三原脩氏の野球を標榜(ひょうぼう)し、先入観を持たずオープナーや極端なシフトも導入し「大好きな野球をこの年まで必死にやれた。こんな幸せなことはない」と感謝した。

今季で引退する斎藤に「人生の勝負はこれから」と話し、大谷には「まだ(成長の)途中」とも。新庄新監督については「先入観にとらわれず、選手のことを考えて勝たせてくれると思う」とエールを送った。会見の終盤には「ちょっと待った!」とサプライズで登場の杉谷が花束贈呈。栗山監督に涙はなく、最後まで笑顔だった。

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