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ソフトバンク藤本新監督が始動「練習量は増えます」常勝軍団再建へ号令

[ 2021年11月2日 15:33 ]

練習前に選手たちに話しをする藤本新監督(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

ソフトバンク・藤本博史新監督(57)が2日、就任後初めて本拠地で指導した。この日行われた全体練習に合流。「野球をするためには暗くなっても困るので、明るく、元気に厳しく」。開始前には選手を集めて訓示を行い、早速ナインを鼓舞した。

例年のこの時期はクライマックスシリーズ(CS)、そして日本シリーズとポストシーズンを戦ってきたソフトバンク。8年ぶりのBクラスに沈んだ今季は例年よりもオフが長く、4日からは宮崎で秋季キャンプを行う。

「秋キャンプの一番は土台をつくること。去年まではCSや日本シリーズで、ほぼできていない状態だった。優勝するのがベストだが、キャンプが長くできるのをプラスに捉えてほしい」

チームは世代交代の過渡期を迎え、柳田や中村晃ら主力野手は軒並み30代。長谷川は引退し、川島や高谷は戦力外となった。「若い選手にはチャンス。まずは1軍に定着するというところを分かってもらえれば」。1〜3軍の全てで指導歴のある藤本新監督は若手の台頭に期待を寄せた。

宮崎秋季キャンプは柳田、千賀、森など主力組は参加を免除された。育成選手も今回は参加せず、若手を中心に"少数精鋭"で鍛え上げる。「練習量は増える。今まで15分打っていたものが20分、25分になる可能性はある」。V奪還へ、新生ホークスは休む暇なく始動していく。

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