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取調べ可視化論の展開

取調べ可視化論の展開

「一部」ではなく「全面的」可視化を求め,憲法や刑事司法の基礎から考える。

著者 小坂井 久
ジャンル 法律 > 刑事法 > 専門書
出版年月日 2013年06月11日
ISBN 9784877985349
判型・ページ数 A5・432ページ
定価 本体4,000円+税
在庫 在庫あり

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取調べ可視化を求めて先頭を走り続ける弁護士の論集第2弾。法制審議会特別部会での議論にも参加している著者が、「一部」ではなく「全面的」可視化を求め、憲法や刑事司法の基礎から考える。
序 章 取調べ可視化論の理論的展望

第I部 取調べ可視化論の展開
第1章 冤罪防止と可視化の意義--可視化立法に向けて
第2章 「取調べの可視化を求める宣言」の意義--第52回日弁連人権擁護大会報告
第3章 取調べ可視化の動向
第4章 取調べ可視化反対論を検証する--取調べ可視化(全過程録画・録音)の「何が」「どう」危険なのか?
第5章 「取調べ可視化」論の展開--法務省「取りまとめ」を踏まえて
第6章 取調べの可視化をめぐる現状と課題
第7章 取調べ「可視化」の情況--国家公安委員会委員長研究会・最終報告を契機として
第8章 最高検「『可視化』試行『検証』」を検証する
第9章 取調べ可視化論の事実的基礎
第10章 取調べ可視化の証拠としての意義

第II部 法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会での議論
第1章 法的効果や供述調書の在り方などをめぐって--2012年5月
第2章 可視化制度構想の「本番」に向けて--2012年7月
第3章 イタリア、フランス視察--2012年9月
第4章 アメリカ・ワシントンDC視察--2012年10月
第5章 2013年は「可視化元年」か?!--2012年12月
第6章 基本構想から作業部会へ--2013年1月

第III部 取調べ可視化論の基礎とその周辺
第1章 憲法第38条第1項
第2章 憲法第38条第2項
第3章 黙秘権をめぐって
第4章 主張明示義務と黙秘権
第5章 刑事訴訟法第316条の17

第IV部 取調べ可視化を語る
第1章 今、可視化弁護実践とは何か--裁判員裁判を視野に入れて
第2章 何故、日本の司法に取調べの可視化は必要なのか
第3章 可視化論の誕生と展望

終 章 「転換点」としての刑事司法の「現在」--「取調べ観」に関わる幾つかの論点について

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