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新刊

刑事司法の理論と実践

渡辺修先生古稀祝賀論文集

刑事司法の理論と実践

渡辺修先生の古稀を祝して

著者 宇藤 崇
笹倉 香奈
辻本 典央
堀江 慎司
松田 岳士
ジャンル 法律
法律 > 刑事法
法律 > 刑事法 > 専門書
出版年月日 2024年06月04日
ISBN 9784877988609
判型・ページ数 A5・532ページ
定価 本体15,000円+税
在庫 在庫あり

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渡辺修先生の古稀を祝して

渡辺修先生は、2023年10月古稀を迎えられた。渡辺先生は、京都大学にて鈴木茂嗣先生に師事して研究活動をスタートし、以後、常に刑事法学をリードする存在であった。また、教育活動にも尽力され、神戸学院大学にて教鞭をとられた後、法科大学院制度が始まってからは、甲南大学において長らく法科大学院長を務めた。また、2004年に弁護士としての活動も始め、実務でも活躍されている。渡辺先生の弟子たちが、これまでのご学恩に報いるため、刑事法関係の論文を寄せる。
献呈のことば

「強制の処分」概念と個人の「権利」[松田岳士]
差し押さえた証拠物の他事件への流用と令状主義[渕野貴生]
長期監視撮影の包括的規律に向けて──事前事後規制を考える[指宿 信]
イングランド・ウェールズにおけるDNA捜査の規制の在り方──ヨーロッパ人権裁判所判決と国内法との相克[岡田悦典]
体内に嚥下された証拠物に対する強制採取[大野正博]
刑事弁護士はどういう弁護士か、それはどう変化したか[上石圭一]
捜査機関側の違法行為と手続打切り──訴訟手続濫用(Abuse of process)法理を参考に[岩﨑 正]
公訴時効と法定刑[道谷 卓]
保釈条件の不明確性と過度広汎性[葛野尋之]
保釈と電子監督[安部祥太]
弁護側証人刑事免責論の展開──アメリカ合衆国での議論を中心に[榎本雅記]
カナダにおける証拠選定手続(Voir Dire)と自白の許容性基準[春日 勉]
非伝聞(非供述証拠)と自白[濵田 毅]
伝聞例外における「必要性」と「信用性の情況的保障」の概念について──刑事訴訟法321条1項2号の検討を中心に[堀江慎司]
司法面接の結果の実質証拠としての利用について[伊藤博路]
児童ポルノ事件とタナー法・再考[吉井 匡]
違法収集証拠排除における違法事実の立証責任についての検討──イギリス及びアメリカを参考にして[佐藤美樹]
韓国の違法収集証拠排除法則の発展とその現象[李 定玟]
責任能力の判断方法[明照博章]
最判平30・7・13と最判平22・4・27中の説示「間接事実中に、被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明することができない(あるいは、少なくとも説明が極めて困難である)事実関係が含まれていることを要する」の関係[中川孝博]
死刑事件における被告人の上訴取下げについて[笹倉香奈]
ドイツにおけるノバ型不利益再審規定違憲判決[田淵浩二]
供述の変遷と証拠の新規性──石巻事件再審請求の一断面[豊崎七絵]
刑事再審法の現在と展望──解釈・運用と立法課題[加藤克佳]
心神喪失者等医療観察法の運用と法的性質[田中康代]
補助金等適正化法29条1項と詐欺罪周辺の鳥瞰図[田寺さおり]
二元的犯罪論の各論的考察[辻本典央]

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