ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2019年1月9日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
日本チャンネル 中国語版 スマホ版
政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple 新浪 ツイッター FB LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>政治

2018年度の国家科学技術賞における新たな注目点とは?

人民網日本語版 2019年01月09日16:23

国家科学技術奨励大会が8日、北京で開催され、2018年度国家科学技術賞には計278プロジェクトと7人の科学技術専門家が選出された。ここでは今回の受賞状況と受賞プロジェクトにはどのような新たな特徴があるのか紹介していこう。

しかく最高賞の賞金が800万元まで引き上げ

2018年は度国家最高科学技術賞の賞金額がこれまでの1人あたり500万元から1人あたり800万元まで引き上げられた。しかもその賞金は全額が受賞者個人に授与された。

国家科学技術奨励活動弁公室の責任者によると、賞金額の調整は国家最高科学技術賞創設から20年近くで初めてのことであり、科学技術関係者に対する党と国の激励と配慮を十分に示す狙いがあるという。

国家最高科学技術賞の賞金基準が調整されたのと同時に、国家自然科学賞と国家技術発明賞、国家科学技術進歩賞の賞金額も一律50%引き上げられた。

しかく基礎研究の成果が多数

国家自然科学賞は6年間連続で1等賞が選出されており、物理学は再びブレイクスルー的進展を手にしている。清華大学の薛其坤院士のチームは世界で初めて量子異常ホール効果を実験で測定。凝縮系物理学の世界で近年最も重要な発見の1つとされている。材料科学や化学など中国が国際的にリードする学問でもハイライトが多くあった。

しかく産業技術革新で相次ぐブレイクスルー

従来型産業で理論と技術の革新が続き、産業の高度化を技術面から支えた。例えば中国石油は盆地礫岩油層探査の理論技術体系を初めて構築し、伝統的観念の突破口となり、世界最大の礫岩油田である瑪湖油田(3級石油地質埋蔵量12億4000万トン)を発見した。理論的成果は中国石油化工新疆探査区、トルファン-ハミ盆地などの石油・天然ガス採掘に応用され、石油採掘の新たな可能性を開拓した。

ハイテク・新興産業にも若干の技術的ブレイクスルーが見られた。AIの研究成果は産業化への応用が次第に進んでいる。自動車のスマート化という変革の方向に向けて清華大学の開発した「自動車スマート運転支援システム」は外国による技術独占を打破し、すでに大規模な産業化を実現している。

しかく民生分野における積極的進展

人々の素晴らしい生活に対するニーズに応え、生態や環境保護、クリーンエネルギーの分野で数多くの成果があった。

農業分野では繁殖用ブタ、食肉用ニワトリ、淡水魚、ホタテ貝などの育種技術、小麦、大豆、キュウリ、梨、菊、コウシンバラなどの新品種育成技術で積極的進展が見られた。衛生・健康分野では新たな脳深部刺激療法(DBS)が29省(直轄市・自治区)に普及し、パーキンソン病の優先的な非薬物治療法となっている。また世界初の遺伝性難聴の遺伝子診断チップがすでに294万人以上の検査に用いられており、早期介入により先天性難聴を軽減している。

しかく技術革新主体としての企業の地位高まる

国家科学技術賞を受賞する企業がますます増えている。国家科学技術進歩賞の134プロジェクトのうち75%が企業が参加したもので、うち3分の1は企業が先頭に立って完成させたプロジェクトとなっている。科学技術進歩賞の受賞団体のうち企業は全体の47%にあたる303社となっており、民営企業が国有企業を上回った。このように技術革新主体としての企業の地位と主導的役割が著しく高まっている。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年1月9日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

最新コメント

中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /