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人民網日本語版>>カルチャー

北京語言文化デジタル博物館が間もなく開設

人民網日本語版 2018年01月05日08:35

中国初の言語文化に特化して研究開発されたオープン型デジタル博物館「北京語言文化デジタル博物館」が間もなく開設される。北京出身の約100人がこの博物館サイトで、北京の方言で北京に関する物語を紹介している。北京市語言文字活動委員会弁公室の賀宏志主任によると、最新の北京語言文化資源調査報告も今年発表される予定で、北京の留学生がどのように北京の方言を話しているか、言語リハビリ業界の発展状況などが明らかになるという。北京日報が報じた。

ストレートな物言いが北京の人々の話し方の特徴の一つ。昔ながらの北京の方言はユニークで、巻き舌音が特徴的なだけでなく、北京ならではの言葉も少なくない。例えば、標準語では「たとえ〜であろうと」という意味で使われる「不論」という言葉は、北京では「全く顧みない」という意味で使われており、その発音も異なっている。

時代が変遷するにつれ、北京の方言も、知らず知らずに変化が生じている。例えば、巻き舌音が減少しつつあるのもその一つだ。同委員会は1970年代末から現在に至るまでに登場し、北京の人々の間で頻繁に使われている新しい単語をまとめていく計画だ。「朝陽大しかく(朝陽区のおばさん、しかくは女へんに馬)」や「倒児爺(ダフ屋)」など、一目で「北京発」と分かる言葉は実はあまり多くなく、「神回復(神回答)」や「刷存在感(存在感を示す)」など、中国全土で使わるようになった言葉がたくさん含まれている。専門家は、「昔は、『北京発』のニューワードは、胡同(北京の伝統的な民家が建ち並ぶ細い路地)に住む庶民らの間で生まれていた。一方、現在の北京の方言は、北京らしさが薄れてしまっている。それは、北京の人口構造が大きく変化し、中国各地の人がそこに集まっているからだ。そして、ニューワードもそのような人々の間で生まれている。また、現在は、胡同から人々の口や耳を通じて広まっていくのではなく、インターネットやメディアなどを通して、ニューワードが地域に制限されることなく世界各地に瞬く間に伝わっていく」と分析している。

まもなく開設される北京語言文化デジタル博物館では、それらの北京の方言の変遷を北京の方言で紹介していく。同博物館には、北京の方言コーナーが設けられ、北京出身の老若男女約100人に、北京の方言で北京に関する物語を紹介してもらっている。賀室長によると、「今回展示されるのは主に北京市内で使われている方言。郊外で使われている北京の方言にもそれぞれの特徴がある。例えば、平谷区の方言は天津の方言に似ており、延慶区は河北省に近いため、その方言も河北省に似ている。将来的にはこれらも段階的にコンテンツとして記録していく計画だ」という。

同博物館は現在ほぼ完成しており、間もなくサイトを開設し、パソコンとスマホの2種類のバージョンで閲覧できる。今後、同博物館はさまざなインタラクティブな企画を増やし、1人でも多くの人に北京の方言を知ってもらうよう努めていくという。また、北京市は今後、留学生や小中高の学生が北京の方言をどのように使っているか、どれほど知っているかなどの調査を含む、約20件の調査結果を収録した「北京語言文化資源調査報告」を発表する計画だ。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年1月5日

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