アリババ(阿里巴巴)集団は12日、「ダブル11」(11月11日)当日の取引データを発表した。それによると、傘下のショッピングモール「天猫」の取引額は571億元(1元は約18.9円)に上り、このうちモバイル端末を通じての取引が243億元、受注件数は2億7800万件に上った。世界217カ国・地域の消費者がアリババのうち出した「ダブル11」のショッピングイベントに参加し、ネットショッピングの取引記録が更新された。取引額の上位10省・自治区・直轄市は、広東省、浙江省、江蘇省、上海市、山東省、四川省、北京市、湖北省、湖南省、福建省となっている。「羊城晩報」が伝えた。
広東省のカジュアル衣料ブランド大手の駱駝は12日午前0時55分時点で売上高が1億元の大台を突破し、今年の「ダブル11」に初めて1億元を達成した衣類・アクセサリー類ブランドになった。最終的な企業別売上ランキングは上から順に、小米、華為、海爾(ハイアール)、林氏木業、ユニクロ、韓都衣舎、ジャック&ジョーンズ、羅莱家紡、魅族、全友。小米は天猫プラットフォームで携帯電話116万台を販売し、売上高は15億6千万元に達し、「ダブル11」の天猫の売上高のうち3%を占めて、ランキング1位を奪回した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年11月13日