AI時代のメディア学部にご期待ください
2025年1月 1日 (水) 投稿者: メディア技術コース
あけましておめでとうございます。
2024年は、戦争や経済などでいろいろと暗いニュースが多い年でしたが、そんな中で前向きになれるニュースとして、ノーベル賞をAI研究が席巻したということがありました。物理学賞を受賞したホップフィールド氏とヒントン氏は、物理モデルに基づくAIの学習アルゴリズムを生み出しました。化学賞を受賞したハサビス氏とジャンパー氏、ベイカー氏は、AIを使ったタンパク質の設計方法を生み出しました。
AI研究の中核となるのは情報科学と呼ばれる学問ですが、ノーベル賞に情報科学賞はありません。ですから、AI研究者がノーベル賞を受賞することは無いと思われてきたのですが、物理や化学の分野でもAI技術が欠かせないものになったことによって、ノーベル賞の受賞につながったのではないかと思います。
メディア学部が扱う分野でも、AIを使ったメディア研究の重要性が増してきています。動画生成AIの「Sora」や、声質変換AIの「RVC」など、メディアコンテンツを一瞬で自動生成してくれるソフトも次々登場しています。だったらメディア学部で学ぶことはもう無いのかというと、全然そんなことはありません。むしろ、こうした最新AI技術を使いこなすことで何ができるのか、学ぶべきことは益々増えてきています。
2025年のメディア学部は、AI時代に合わせて更に変わっていきます。皆さまどうぞご期待ください。
メディア学部長 大淵康成
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