シンガポールとの交流

2024年3月13日 (水) 投稿者: メディア社会コース

平和中島財団アジア重点助成という助成金を平和中島財団からいただいて、今年1年間シンガポールで、遠隔医療の研究をしていました。日本でも弊学と近い西国分寺駅に遠隔医療を行うあおいクリニック-駅ホーム西国分寺がホーム上にできているようにhttps://www.jreast.co.jp/press/2021/20220208_ho01.pdf、遠隔医療はコロナ禍を経て以前よりも身近なものになっています。

シンガポールの遠隔医療を調べてみたところ、日本よりも数段普及していました。患者が支払う価格も遠隔医療ですと少し高いですが、クリニックでずっと待つ必要もなくそれは忙しいシンガポールの生活に向いていると思えます。

ふれあわないことによる誤診の問題は常にあると思いますが、もっとも大きな問題は個人に関わる医療情報をどのように管理するかということだと思います。そしてそれは日本の問題にもなると考えています。医療情報は全て専門機関が管理するのか、そのモデルが変わるのか、今中学生や高校生の皆さんが大学に入学する頃には大きな変化があるかもしれません。

山崎晶子

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