卒業生からのメッセージ7 「就活で一番大変だった話」

2022年5月15日 (日) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは、メディア学部社会コースの森川です。
4年生から在学生および受験生に対するメッセージをお届けするこのシリーズ。
今日は昨日からの続きで、森川研から希望の映像制作会社に入社した相馬凌也さんの就活体験談後編をお届けします。

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就職活動で一番大変だったのは、第1志望群の会社(A社)の2次面接と、
第2志望群の会社(B社)の最終面接の日にちが被ってしまった時でした。

B社の最終面接は、大阪で対面開催されることになっていました。

不幸中の幸いで、A社の2次面接はリモートでした。
少し不謹慎ですが、この時ほどコロナで良かったと思ったことはありません。
B社の最終面接が10時からで、A社の2次面接は11時半からでした。
私は大阪でチェックアウトの時間を選択できるホテルを取り、2つの面接に挑みました。

A社の2次面接ではプレゼンの課題があったのですが、面接が集中していた期間だった為、
資料作りの時間がなく、大阪のホテルで夜中に作成しました。
しかし、資料作りに思った以上に時間がかかってしまい、一睡もせず最終面接に向かうことになってしまいました。
対面での最終面接は初めてで、慣れていたはずの面接が全く別のものに感じました。

最終面接後、すぐにホテルに戻り、2次面接の準備に取り掛かかりました。
一晩かけて資料を作ったおかげで2次面接はうまくいきました。
2つの面接が終わり、心底ほっとしました。
その後、大阪のグルメを堪能して帰路に就きました。

最終的に、この時2次面接を行なったA社に就職することになりました。

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就活では同時並行でさまざまな会社に応募することになりますので、
面接時間が被って企業側に変更のお願いをしたり、
どちらに行くか選ばなくてはならなくなることが往々にして発生します。
相馬君の場合は1社がオンライン面接だったことが幸いして、
何とか2社両方の面接に参加できたようですね。
ただ、かなり大変な思いをしたようですが...。

放送業界など、メディア系企業に絞って就活を行う場合、相馬君のように全国行脚する人は多いと思います。
メディア系で、在京の企業限定まで絞り込んでしまっては、まずメディア系企業に入るのは難しいからです。
「場所は地方でもどこでもいい、とにかくメディアに入りたい」と思っているのか、
「地方に行くくらいならメディアでなくてもいいので都内の会社に入りたい」と思っているのかで、
可能性は大きく変わってきます。
まずは自分が何を本当に求めているのかを、冷静に考えてみることをオススメします。
そして、やっぱりメディアに入りたい!と決めたら、体力勝負になることもあると思いますが、
相馬君のように覚悟を決めて臨んでください。

今回の私の連載は以上です。
先輩からのメッセージを是非心に留めて、これからの学生生活や就職活動に励んでくださいね!
応援しています!!

(メディア学部 森川 美幸)

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