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1年次「視覚情報デザイン入門」・学生作品紹介
2015年5月21日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部 菊池 です.
本日のブログでは,私が担当している1年次「視覚情報デザイン入門」の紹介を兼ねて,受講生の皆さんが制作した課題作品の一部を紹介したいと思います.
このブログを執筆している本日(5/19)で,視覚情報デザイン入門も第 5 回目の授業を終えました.ちょうど,全 15 回中の 3 分の 1 が終わったところです.
この授業では,前半は「文字・タイポグラフィ,レイアウト,色彩と配色」といったグラフィックデザインの基礎を学び,後半は HTML5 と CSS,jQUery,javascript による Web サイトデザインと制作手法を学びます.
本授業のシラバスは,こちらからご覧ください.
本年度の受講生は約 300 人で,本学八王子キャンパス「メディアホール」が埋まるほどの人数になっています.
01
図.「視覚情報デザイン入門」の授業風景
本日の授業から「色彩と配色」に関する分野に入っていきましたが,前回までの授業内容を踏まえた課題作品を受講生の皆さんから提出してもらいましたので,それを紹介します.
前回までの授業で,受講生の皆さんは「文字・タイポグラフィ」と「レイアウト」に関して学習しています.そこで課題ではこれらの内容を踏まえた上で,下図の「おもしろみに欠けた"レポートの表紙"をデザインしなおす」というテーマに取り組んでもらいました.
図.「おもしろみに欠けた」レポートの表紙
この課題制作においてポイントになるのは,授業で学んだ
●くろまる文字組みができるか
●くろまるレイアウトの基本原則を踏まえて,レイアウトをデザインしなおせるか
●くろまる"ジャンプ率"を意識的に上げることができるか
ということです.
受講生の皆さんが制作した作品は,以下のようなものでした.
Sakuhin
図.受講生の作品例
いかがですか?
グラフィックデザインを専門に勉強したことなど皆無に等しい,1ヶ月ほど前までは高校生だった 1 年生でも,大学の授業でしっかりと「理論」を学べば,すぐにこのような素晴らしい作品を作り出すことができるようになるのです.
「"センス"は持って生まれたもの」だと思っている人がいるかもしれません.それは誤解です.
センスは,「学習」と「経験」によって,いつからでも磨くことができます.
メディア学部の様々な授業を通して,それを実感してください.
文責:菊池 司
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