音程? 音高?
2010年12月 6日 (月) 投稿者: media_staff
皆さんは歌を歌うのは好きですか? これからクリスマスやお正月を迎え、家族や友人たちとカラオケを楽しむ機会があるかもしれませんね。
ところで、うまく歌えないときに「音程をはずした!」という言葉を耳にすることがありますが、その発言の多くは、本来の歌われるべき音の高さ、つまり「音高」とは違っていることを指しているように思われます。「音程」(=interval)と「音高」(=pitch)は似ているように見えて、意味はまったく異なります。音程は「2つの音の高さの広がり具合」を指すもので、音高は物理的現象(振動数の違い)によって規定される「絶対的な音の高さ」を指します。
なので、「はずした」という表現を用いるのであれば、本来歌われるべき(その曲を歌っている歌手の)音の高さを念頭に置いて、「音高をはずした!」と言うのが正確です。もちろん、ある音からある音への音の高さの幅がずれていれば「音程が(本来の広がりから)ずれた」という言い方はできます。歌がうまく歌えていないときは大抵、その部分の音の高さ(音高)と、個々の音の間での移動距離(音程)の両方が正確にとれていないことが多いので、実際は音程の要素も関係してきますが・・・。
でも、「音高をはずした!」と言うと、何となくしっくりこない感じがしますね。私も、わかっていながら「あっ、音程はずしたー!」と言ってしまいます。難しいことはさておき、大切なのは歌の上手・下手ではなく、歌を通してみんなで楽しく過ごすことですね!
「在学生向け」カテゴリの記事
- チュラロンコン大学からのインターン学生との再会(2019年03月14日)
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019年03月12日)
- タイの提携校、キンモンクット大学トンブリに短期訪問しませんか?(2019年03月11日)
- 学会紹介:ADADA Japan学術大会と情報処理学会EC2019(2019年03月09日)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019年03月08日)
「雑感」カテゴリの記事
- ランニングマシンもインタラクティブな時代に(2019年03月02日)
- 映画鑑賞(2019年02月21日)
- 転ばぬ先の....(2019年02月19日)
- 論文を書くためのソフトウェア(2019年02月18日)
- 3学年合同で最終発表してみた(2019年02月17日)
「高校生向け」カテゴリの記事
- チュラロンコン大学からのインターン学生との再会(2019年03月14日)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019年03月08日)
- ゲームの学会?!(2019年03月07日)
- 香港理工大学デザイン学部の紹介(2019年03月04日)
- 香港理工大学デザイン学部を訪問し、学部長Lee先生にお会いしました!(2019年03月03日)
CALENDARカレンダー
RECENT ENTRY最新の投稿
- メディア学部の情報はこちら
- メディアコンテンツコースの情報はこちら
- メディア技術コースの情報はこちら
- メディア社会コースの情報はこちら
- 入試情報はこちら
- 資料請求はこちら(大学案内、募集要項等)
- 東京工科大学の情報はこちら