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【写真:(C)ZST事務局】
今年からフェザー級に転向し、VTJでは石原夜叉坊と壮絶な殴り合いを展開。9月の有明大会でも豪快なKO勝利を収めるなど、インパクトを残し続けている森興二。11月23日「ZST.38」では奥出雅之が返上したフェザー級王座をかけて、伊藤健一と対戦することとなった。階級転向と共に飛躍の一年となった森にタイトルマッチに向けた意気込みを聞いた。
【開催】2013年11月23日(祝・土)
【大会】ZST.38
【時間】
開場14:00 SWAT!バウト15:00開始〜/本戦17:00開始〜
【会場】ディファ有明
――前回の大道翔貴戦は見事なKO勝ちでしたね。あの試合を振り返っていかがでしたか?
森 パンチで倒せたことはよかったですけど、試合前に立てていたプランからは大幅に変わっちゃいましたね。
――そうだったんですか?
森 はい。本当は他にやりたいことがありました。そうしたら上手く最初にパンチが当たったので左、左、左でいっちゃいました。
――見ている方は森選手らしいKO勝利だなと思ったのですが、森選手としては100%満足できる試合ではなかったのですね。
森 そうかもしれないです。結局いつもと同じような試合になっちゃいましたからね。僕的には奥出(雅之)戦を見据えてサウスポー対策を見せた上で、タイトル挑戦をアピールしようと思っていました。
――しかしその奥出選手がベルトを返上することになってしまいました。
森 奥出選手のコンディションが良くないというのはうっすら聞いていたのでしょうがないのかなと。きっと伊藤選手も同じで、チャンピオンに勝ってベルトを獲りかったと思います。でもどんな条件であれベルトを巻くチャンスをもらえたことは光栄に思います。
――ベルトという意味では去年のライト級トーナメントに続いて2度目ですが、去年と心境は違いますか?
森 僕はアマチュア時代からフェザー級(65kg)でやってきて、トーナメントの話がなかったら、階級を変えるつもりだったんです。決勝まで行けたのでベルトは欲しかったですけど、やっぱりライト級(70kg)は壁が高かったです。
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【写真:(C)ZST事務局】
――森選手としてはフェザー級の方が適正体重ですか?
森 ライト級だとフィジカルやリーチの差があるので、フェザー級の方が合っていると思いますね。この階級の方が自分の売りのパワーもより活かせる気がします。
――今まで伊藤選手のことはどう見ていましたか?
森 階級が違っていたのでやることはないだろうなと思っていました。
――あれ? 伊藤選手に話を聞いたところバックステージで「来年はフェザー級に落とすんでよろしくお願いします」と言われたと言っていましたが。
森 そうでしたっけ......すいません!覚えてないっす(笑)。
――そうだったんですね(笑)。では話題を変えて、伊藤戦に向けてはどんなことを意識して準備していますか?
森 僕と打撃では打ち合わないだろうし、向こうは僕の打撃をかいくぐって組みついて、みたいな展開を考えていると思うんですよ。その対応はしっかりやっています。あと試合時間が5分5Rなので、いつもより多めに走っています。まあ5Rもやるつもりはないし、早い段階でKOしますよ。
――森選手はパンチだけの練習はするのですか?
森 特にはやらないですね。ただ僕的にはパンチ力よりもパンチの当て勘を褒めて欲しいんですよ、正直なところ。
――し、失礼しました!
森 いえいえ(笑)。まあでもパンチを強化するために特別な練習はしてませんし、パンチ力に関しては頑丈に産んでくれた親に感謝しています。
――ちなみに森選手は子供のころから運動神経は良かったんですか?
森 平均以上だったと思います。でも何でもそこそこ出来るやつは一生懸命やらないじゃないですか。それが格闘技になると強い人はナンボでもいるし、自分よりも体が小さい人にやられたりもする。それが格闘技の面白さだと思いますね。
――改めてどんな試合をしてチャンピオンになりたいと思っていますか?
森 奥出選手はトリッキーでやりにくそうな感じですが、伊藤選手はタイプ的にやりやすいと思うんですよ。だから相手に何もさせないで一発で倒す。そういう試合で会場を盛り上げられたらいいなと思います。
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