2013年06月
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【写真:(C)ZST事務局】
7月14日「ZST.36」では"TEAMゆでたまご"の一員として、「ZST vs 韓国 3対3対抗戦」に臨む伊藤健一。ZST登場は昨年11月23日「ZST.33」での奥出雅之とのフェザー級タイトルマッチ以来となる"闘うIT社長"が、今回のチェ・ジェウ(韓国/フリー)戦への意気込み、そして再びベルト獲りを目指す胸の内を語ってくれた。
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】
開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
――なんでも今回のチェ・ジェウ(韓国/フリー)戦は、伊藤選手が韓国人ファイターとの対戦を希望して、マッチメイクされたとお聞きしたのですが?
伊藤 いや、そこまで大きな話では無いんですけどね(苦笑)。まあ、韓国が今、MMAの世界では凄く勢いがあるので、実際に戦って肌で感じてみたいなと思って。あと、韓国人ファイターの特徴として、ガンガン向かって来るじゃないですか?
――確かにアグレッシブなファイトスタイルの選手が多いですね。
伊藤 最近、そういう猪突猛進なスタイルをかわして、自分のテクニックを出すということをやってきているので。
――ちょっと達人的な動きですか?
伊藤 まあ、そんなにいいものでは無いですけど(笑)。さすがに僕もこれまでに30戦以上していますし、そういう動きを試すには韓国人ファイターが格好の相手かな、と。
――国際戦という部分ではいかがですか? 伊藤選手はプロとしては三度目となりますが。
伊藤 僕、外国人相手に負けたことがないんですよ。それにアマチュア時代を含めるとそれなりに外国人とはやってきてますし、不安みたいなものは無いですね。まあ、アジア人は初めてですけど、そのあたりは楽しみというか。
――なんでも、この試合後の8月にはセコンドで中国にも行かれるとか?
伊藤 そうですね、中国のMMAも観てみたいなと思って。なので、ちょっと最近はアジアづいてはいるんですけど、とくに深い意味は無いです(笑)。
――今回、「TEAMゆでたまご」として出場されることについてもお聞かせいただけますか?
伊藤 はい。本当に嶋田先生は公私共々お世話になっている方ですし、先生も格闘技界に貢献したいというお気持ちの高い方なので、喜んで参加させて頂くといいますか。
――世代的には『キン肉マン』には思い入れも深いんじゃないですか?
伊藤 そうですね、ラーメンマンが好きで。
――そこもアジアづいてますねえ。
伊藤 ああ、言われてみるとそうですね(笑)。
――現状、練習環境としては個人でレスリングや柔術を習いに行かれている形ですか?
伊藤 そうですね。柔術は現在、トライフォース青山という道場で徹底的に寝技をやっているので、もはや自分の中では「自分は柔術家だ」っていう気持ちもあります。実はこれは言ってなかったんですけど、紫帯も持っているので。
――では、また今回は先ほどの達人的な動きも合わせて、新たな姿が見られそうですね。
伊藤 そうですね。自分の中でレベルアップしていると感じているので、楽しんでいただけるかと思います。
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【写真:(C)ZST事務局】
――さて、伊藤選手は前戦にあたる2月16日『DEEP61』で今成正和選手と対戦されましたが、あれは昨年11月23日『ZST.33』の奥出雅之戦の結果を踏まえて、心機一転という部分だったんでしょうか?
伊藤 いや、単純に今成さんとのオファーを頂いて、「これは逃しちゃダメだろう!」っていう気持ちですね。
――やはり、そのあたりはかつて今成選手が"ZST四兄弟"と呼ばれていたという部分で?
伊藤 そうですね。あとはあんな凄い選手と戦えるチャンスも二度と無いんじゃないかと思ったので。
――結果は今成さんの判定勝ち(3-0)となりましたが、いかがでしたか?
伊藤 まあ、自分の中では奥出戦から繋がっちゃったというか、奥出戦の感覚、その続きで入っちゃって。
――続き、ですか?
伊藤 はい。奥出戦の時は打撃で攻めていったんですけど、途中で頭がついカーっとなって、寝技に付き合ったら結果的に負けてしまって。それで今成戦の時も同じように自分の中ではスタンドで勝負したいなというのがあったんですけど、ちょっとエンジンがかかるのが遅かったです。でも、自分の中ではあの試合は自信になりましたね。それと、アウェーは楽しいな、と(笑)。
――アウェーは楽しい(笑)。
伊藤 いやでも、結構声援もいただいて。あとは後楽園ホールということで、いつも闘うディファとは違う風景も楽しめましたし。負けちゃいましたけど、貴重な経験になりましたね。
――今成戦を経て、奥出戦の敗北からどこか吹っ切れた部分はありますか?
伊藤 そうですね。でもまあ、奥出くんに負けた時の精神的ダメージは、棺桶に入るまでは引きずるとは思いますけど(苦笑)。
――でも、伊藤さんは以前、「奥出くんとは50歳になっても戦い続けたい」とおっしゃっていましたし、まだまだ"名勝負数え歌"も続くんじゃないですか?
伊藤 ハハハ。まあ、奥出くんがチャンピオンである限り、また挑戦権を得て戦いたいとは思っているので。
――またベルト獲りに向けて再始動する、と。
伊藤 はい、チャンピオンをまだまだ目指して頑張ります!
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【写真:(C)ZST事務局】
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】
開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
――今回、阿部選手は「リトアニアHERO'S」でのイグナス・バリサス戦以来の復帰戦となりますが、しばらくブランクがあった理由というのは?
阿部 自分、ケガが多くてですね、それが理由ですね。古傷も含めて「治ってきたな」と思ったら他をケガしてという繰り返しで。せっかくオファーを頂いても、なかなかタイミングが合わず。
――久々の試合という部分ではいかがですか?
阿部 プロになってからはここまで試合間隔が空いたことは無かったので、少し不安ではありますよね。でも、仕上がり具合はボチボチかな、と。今は古傷も落ち着いている感じなので。あとはもうちょっと練習して動きをつけていければなと思っています。
――リトアニア遠征にまつわるエピソードとして、現地で阿部選手が所英男選手に続く人気者だったとお聞きしたんですが?
阿部 え? いやまあ、ちょっと自分自身ではわからないというか、そんなに実感は無いんですけどね(笑)。あとで上原さん(ZST代表)にお聞きして「ああ、そうなんだ」という感じで......。まあ、単純に東洋人が珍しかったんじゃないかなとは思うんですけど、確かに色んな人に声はかけられましたね、はい。
――ズバリ、リトアニアの女性から声を掛けられたりしたわけですか?
阿部 ああ、試合が終わった後のパーティでは声を掛けられましたね。ただ、自分は残念ながらリトアニア語も英語もわからないので(苦笑)。でもまた、向こうの女性がですね、全員綺麗だったんですよ。みんな綺麗でビックリしちゃって! 素晴らしかったです、はい。
――素晴らしかったですか(笑)。また、行きたいくらいですか?
阿部 まあ、そういう意味においても、もちろん試合のリベンジという意味でも(笑)。
――二つの意味で(笑)。他にリトアニア市内で印象的なものはありましたか?
阿部 観光に行ったんですけど、日本食が愛されているのかどうか、寿司屋が多かったんですよね。その中で「スーパー寿司」という看板があって、一体何がスーパーなんだろうと思って(笑)。
――では今度、リトアニアに行かれた際にご確認を(笑)。さて、今回の対戦相手は馬場選手になりますが、どういうイメージをお持ちですか?
阿部 試合を観ていると「グラップリングが強い選手かな」と思っていたのですが、ちゃんとKOもできる選手なので、全体的にバランスが取れているんだなと思いました。手足が長いのでやりづらい相手かなとも思っているのですが、馬場選手とならおもいっきりいけるかな、と。
――ちなみに馬場選手は「阿部選手の身体には勝てない、横に並んだら同じ階級に見えなそう」とおっしゃっていて。
阿部 ハハハ。いやでも、馬場選手も上背がありますし、デカいイメージはありますけどね。
――今回の試合にあたって、何か練習で重点を置いている部分は?
阿部 いつもどおりと言えばいつもどおりなんですけど、それプラス、ちょっと水泳を取り入れました。ヒザやコシに負担の掛からない種目なので。
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【写真:(C)ZST事務局】
――身体の状態を考えながら調整されている、と。基本、馬場選手はグラップラー、対して阿部選手はパワフルなパンチが持ち味だと思うんですけど、試合展開的にはいかがですか?
阿部 まあ、自分がいいポジションさえ取れれば、寝技でいっても全然いいとは思っているんですけど。それに馬場さんも手足が長くてKOできる選手ですし、展開としてはその時の流れ次第ですかね。とりあえず、個人的にも久しぶりの試合ですけど、あまり気負わないようにしたいと思います。「試合間隔が空いたから」とか、考えすぎるのはよくないと思うので。
――最後に今後の目標を聞かせて頂けますか?
阿部 まあ、やりたいことは色々あって、機会があれば、また海外とかにも行ってみたいですし。あと、自分は減量がきつくないので、もうちょっと下に落としてもいいかなとも考えたり。まあ、とりあえずは目の前のことを一つ一つこなしていって、結果がともなってきたら大きな声で言いたいことを言いたいと思います。
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【写真:(C)ZST事務局】
昨年の9月の「ZST.32」島村裕戦以来、7月14日「ZST.36」では約10ヵ月ぶりの試合となる馬場高広(リバーサルジム横浜グランドスラム)。馬場が今回対戦するのは、マッチョパンチが持ち味の阿部剛卓(パラエストラ松戸)だ。"3年B組 グラババ先生"が今日も行く!
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】
開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
――今回の試合は昨年9.17「ZST.32」での島村裕戦以来、約10ヵ月ぶりの試合となりますね。
馬場 そうですね、だいぶ経ちました。実は昨年の11月に結婚しまして。
――そうだったんですね、遅ればせながらおめでとうございます!
馬場 ありがとうございます(笑)。その準備やら引っ越しやらその他諸々があり、ちょっと試合からは遠のいてしまいまして。ただ、毎週土曜日にジムで自分が持たせてもらっているクラスがあるのと、それプラス、ちょこちょこと自分の練習をしていた感じですね。
――現役生活の中で、試合のブランクがこれだけ長かったことは?
馬場 まあ、前回の島村さんとの試合の時も、同じくらい間隔が空いていたので。気づけば最近は試合出場が年に1回ペースになっちゃってるんですけど(笑)。
――ちょっと出場がレアな感じなんですね(笑)。現在のコンディションはいかがですか?
馬場 凄くいいと思います。もともと、とくにケガもないというか、ケガをしないことだけが取り柄みたいなところはあるので。
――そんな身体が頑丈な馬場選手の今回の対戦相手は阿部剛卓選手ですが、率直な印象は?
馬場 ずっと以前から観ている選手で、「面白い試合をするな」とは思っていたんですよね。実はコッソリと「いつか機会があったら試合をしたいな」とも思っていて。
――念願の対決が実現するわけですね。具体的に阿部選手の試合の面白さというのは?
馬場 いわゆる魅せる試合を身体全体で表現してるというか、お客さんを盛り上げて、なおかつ強いという部分で「いい選手だな」と。
――確かに阿部選手は身体つき一つとっても説得力があるというか。
馬場 いやホント、身体だけはもう、どうひっくり返っても勝てないので。横に並んだらぼくなんかもやしみたいなもんですから(笑)。
――今回の試合にあたって、師匠の勝村周一朗さんからアドバイスは?
馬場 まあ、いつも打撃でも寝技でも自分は受けちゃうことが多いので、「しっかり自分から行くように」ということを、勝村さんや田沼さん(良介=ZSTフライ級王者)にはアドバイスをもらっています。
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【写真:(C)ZST事務局】
――教育現場と格闘技ジムと場所は違えど、同じ指導者である馬場さんから見て、勝村さんの指導方法というのはいかがでしょうか?
馬場 勝村さんは全く根性論とは真逆というか、理論的かつ、表現の仕方が非常にわかりやすい方ですね。僕もジムで会員の方を指導することがあるので、とても参考になります。勝村さんは誰に対しても丁寧ですし。
――今回の大会に出場する同じくグランドスラム所属の内田龍介選手は、「勝村さんには放置プレイにされる」とのことでしたけど(笑)。
馬場 ハハハハ。たぶん、本人が聞かないんじゃないですかね?(笑)。でも、ウッチーさんは普段から明るい方で、僕なんか試合前はナイーブになっちゃうんですけど、周りの雰囲気を明るくしてくれて。そういう意味でも同じ大会に一緒に出るのは嬉しいですね。
――なるほど、グランドスラムはチームメイト同士のムードが良さそうですよね。さて、馬場選手の今後のファイターとしての目標は?
馬場 とにかく先のことを言える余裕は無いので、なんとか生き残りたいなという感じですね。
――小学校の先生との両立という部分ではいかがですか?
馬場 そのあたりは、ずっとメリハリを持って二つこなせてきていると思うのですが、結婚して生活のリズムがどうしても変わってくる部分はあるので、そことの兼ね合いを調整付けながら、今は頑張ってる感じですかね。
――兼ね合いというと、ご家族の理解であったり?
馬場 はい、そのあたりは"家庭内予選"を勝ち抜くのが大変ではあるんですけど(笑)。
――ハハハ。では今回も試合に出るために、無事"家庭内予選"を潜り抜けた、と(笑)。
馬場 そうですね、やっぱり「ケガをしないで」というのがあるみたいで。ウッチーさんも同じことを言ってましたけど。
――でも、意味合い的に内田選手は「ケガの心配は自分への心配ではなく、医療費の心配」ということみたいですけど(笑)。
馬場 まあ、ウチはそうは言わないですけど、もしかしたら近いものはあるのかも知れませんね(笑)。まぁでも、なんだかんだ言っても一番応援してくれてるのは妻だと思いますし。そういう意味では家族やグランドスラムのメンバー、あと職場のみなさんに支えてもらっているので本当に有り難いです。
――では、今後も色んな方々の応援のもと、リングと教育現場を両立していかれる、と?
馬場 それができればベストですね。あとは家庭内予選と(笑)。その3つのバランスをうまく取って、これからも頑張れればと思います。
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【写真:(C)ZST事務局】
7月14日「ZST.36」ではアウトサイダー出身の新進気鋭のファイター、樋口武大(骨法烏合会矢野卓見道場/RINGS)を迎え撃つ吉岡弘晃(ブライトネス)。ここ3戦の戦績は引き分けが続く吉岡だが、今回は師匠・門馬秀貴の教えを体現するためにも、シャイニング・トライアングルを炸裂させるか?
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】
開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
――前戦にあたる今年4月28日「SWAT! 50」での山田聖王戦は時間切れ引き分けとなりました。結果だけ見ると、ここ3試合は全て時間切れ引き分けというかたちにはなりますね。
吉岡 まあ、やっぱりそこは自分の足りないところですよね。試合ではかなり自分の有利な状況も作れたとは思うんですが、KOや一本じゃないとZSTでは結果を残していないのと一緒なので。
――自分の中で具体的に足りないと思う部分はありますか?
吉岡 やっぱり、最後に極める力ですよね。そこを今は追求している最中ですね、早く埋めたいところというか。
――昨年、5月27日「BATTLE GENESIS vol.10」では急遽本戦デビューをすることになりましたが、かなり緊張されていたと思うのですが、この1年、コンスタントに試合をこなしてきていかがですか?
吉岡 ああ、本戦デビューの時は確かに緊張しまくっていましたね(笑)。あの時は、正直考えすぎていた部分が大きいですね(清水俊裕に1R 3:48、チョークスリーパーで一本負け)。SWAT!ではKOや一本負けをしたことが無かったので、負けることを恐れすぎていたというか。
――本戦という舞台に幻想みたいなものも?
吉岡 それはありましたね。でもまあ、自分より上の人と対戦するのに、負けることを怖がっていたらダメだなって思えるようになりましたね。今は全然失うものは無いというか、あの本戦デビュー以来、吹っ切れた部分があります。
――さて、今回の対戦相手は、2月11日「ZST.34」で川村謙選手に一本勝ちを収めた樋口武大選手(骨法烏合会矢野卓見道場/RINGS)となりますが、率直な印象は?
吉岡 ただ一言、"強い"ですよね。この前の川村戦も見ていたんですけど、極めが強いなって。あと、やっぱりアウトサイダー出身ということで、もしかしたら「アマチュアから上がってきた選手じゃないか」という見方をしている人もいるかも知れないですけど、実際はそんなこと全然言っていられないというか。プロでもかなり通用するレベルの選手だと思っているので。
――アウトサイダーでも7戦6勝1敗と好成績を残していますし。
吉岡 はい、だから、プロの舞台に上がっても差なんて全然無いと思いますよ。樋口選手は凄く手足が長いイメージがあるんですよね。だから、グラップラーではあるんですけど、あの長い手足から打撃を出されることを考えると、そっちも警戒しなくちゃいけないというか、警戒するところだらけで逆に「一体どこに警戒すればいいんだ?」って感じですね(苦笑)。
【写真:(C)ZST事務局】
――かなりの強敵と受け止めているわけですね。
吉岡 はい、ホントやるかやられるかだなって思っているので。踏み台にはさせず、僕もしっかり勝ちたいと思っています。
――以前、川村選手はZSTのHPのインタビューで、「顔を殴らせるのがイヤなのでZSTルールで闘いたい」とおっしゃっていて。
吉岡 ああ、読みました。その気持ちは僕もわかるんですよね(笑)。でも、僕と樋口選手だと身長差やリーチ差が凄くあるので、スタンドの状態で自分のパンチを当てるかのはなかなか難しいと思うんですよ。それに加えてパウンドなしのZSTルールとなると、こっちは顔面パンチを一回も当てられないんじゃないかと思っちゃって(苦笑)。
――相性的には樋口選手に有利じゃないか、と。今回の試合について、師匠の門馬秀貴さんからアドバイスのほうは?
吉岡 いや、とくにまだないですね。門馬さんは樋口選手が相手と決まった時点で、僕以上に樋口選手の情報をお持ちじゃなくて、逆に「この選手、知ってる?」と聞かれたくらいなので(笑)。
――なるほど(笑)。ちなみに門馬さんは指導者としてどのようなタイプの方でしょうか?
吉岡 各選手のいいところを引き出してくれるというか、その選手にあった戦い方というのを指導してくれますね。試合に対しても「自分のやりたいことをやってこい」というような感じで。
――選手の自主性を重んじる方なんですね。
吉岡 ただ一つ、口を酸っぱくして言われるのが「華のある試合をしろ」ということで。
――やはり、大きな舞台での試合経験がある方ですし、プロレスにも参戦されたこともあって、"魅せる"というプロ意識が高いんですかね。
吉岡 そうでしょうね。「対戦相手との戦いでもあるけど、お客さんとの戦いでもあるんだぞ」ということを、大会の度に言われるので、そのあたりの"門馬イズム"はかなり注入されているかな、と。なので、勝つことは大前提として、その上で大会で目立つような試合をしないとダメですよね。
――では、今回の試合ではシャイニングトライアングルを......。
吉岡 炸裂させましょう!
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【写真:(C)ZST事務局】
昨年9月17日『ZST.32』矢島雄一郎戦でZST初参戦をはたしたRYOTA。その試合でのケガが原因でしばらくリングを離れていたRYOTAが、7月14日『ZST.36』澤田健壱戦で復帰を目指す。もちろん狙うは勝利の二文字だが、RYOTAの白星にはとても危険なにおいがする!?
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】
開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
──4月7日『ZST.35』では、同じキングダムエルガイツに所属する加藤惇選手が清水"ライダー"俊裕選手に逆転一本で勝利しましたが、その後、ジムではけっこう盛り上がったんじゃないですか?
RYOTA 盛り上がりましたねえ。ただ、逆転勝ちだったので、「次、闘ったら勝てないだろうなあ」みたいな感じでもあったんですけど。でも、みんなで凄く盛り上がりました。できれば勝ち逃げしたいし、実際、本人は今の段階では「もうやらない」って言ってました(淡々と)。
──加藤選手もなかなかの人物ですね(笑)。
RYOTA あの時は入江(秀忠)代表も凄く喜んで、リングの上にまで上がっちゃってましたよね。
──やっぱり、試合になるとジムのみんなで試合の対策を練る感じなんですか?
RYOTA そうですね。みんなで映像を観たり、対策を練ったりしてました。あの試合では、ホントにその対策どおりの動きができてたし、清水選手もこっちの読みどおりの動きをしてたんで、作戦がハマったなって感じで。うちのジムはけっこうみんな総出で対策を練ったりするんですよね。
──入江代表のキャラに目がいきがちですけど、ジム自体は凄くまとまりがあるんですね。
RYOTA まとまりだけはあるんです(笑)。
──それはやっぱり日々の飲み会のなせる業なんでしょうか? 入江代表も、加藤選手もかなりお酒がお強いようですし。
RYOTA それはそうかもしれないですね。ボクもお酒自体は弱いんですけど、けっこう飲みに行きますし、たくさん飲むんですよ。ま、入江代表や加藤選手に比べると、その10分の1も飲めてないですけど。
──たとえば、1回の飲み会でどのくらい飲みます?
RYOTA もう飲むときは朝まで無限に飲んでますよ。テンション的には、死ぬまで飲む! って感じです。ボクの場合はビール飲んで、そのあとずーっと焼酎みたいな。
──試合とは別の体力が必要になりますねえ。
RYOTA これも修行の一つだと思ってますよ。精神修行の一つとして、入江代表について行くのみです。
【写真:(C)ZST事務局】
──ところで、今度の試合は、昨年9月17日『ZST.32』矢島雄一郎戦以来のシングルマッチなんですよね。
RYOTA そうですね。じつはケガをしちゃってたんで。なので、今回復帰戦という感じなんですけど、もう完全に回復したんで万全の状態で臨みたいですね。
──ああ、ケガだったんですか。そうすると、休んでいるあいだはけっこう不安だったんじゃないですか?
RYOTA あんまり練習できなかったり、負けたあとのケガだったんで、確かに早く試合をしたいなという気持ちは強かったです。それに、矢島選手とは、以前『戦極』の舞台で一度勝っていただけに、やっぱりもう一回試合したいですよねえ。
──勝ち逃げは許さない、と。
RYOTA まあ、加藤選手とは逆のこと言っちゃいますけど(笑)。いま1勝1敗なんで、お互いが引退する前に、もう一回闘って決着をつけたいですね。
──今回はその試合に向かうための第一歩とも言える試合だと思いますが、どんな思いで挑みたいですか?
RYOTA 今回、リングスルールなんですよ。なので、相手の澤田(健壱)選手も修斗から上がってきた選手ですけど、ボクが打・倒・極、全局面で上回れるような闘いをしたいなと思います。あと、今回も勝って、入江代表に歌の舞台をプレゼントしたいなと思います。
──......え? たしか、以前は「ボクが勝っても、代表の歌は阻止したい」と言われてたような。
RYOTA そうなんですけど、もう無理かなって。先日はDEEPさんとかでも歌っちゃっててかなり迷惑をかけてましたし、ここまで来たらボクが止められる話じゃないと思うので。そういえば、このあいだ合宿をしたときも、ずっと練習してました。
──そうですか。できればお断りしたい話なんですけどねえ。
RYOTA そういうわけにもいかないと思うので、それならボクが勝って、快く歌ってほしいなと思います(淡々と)。
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2月11日『ZST.34』澤田健壱戦では、見事な一本勝ちを収めた八田亮。7月14日『ZST.36』では、今年に入って一本勝ちを量産している上原佑介との対戦が決定しているが、その意気込みとは? また八田には、独特な世界観を持つ上原の入場シーンについても聞いてみた。
【開催】2013年7月14日(日)
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【会場】ディファ有明
――以前、インタビューで、八田選手は昔、野球の推薦で高校に進学したというお話をうかがいました。
八田 はい。そのとおりです。野球部でしたね。
――推薦で合格するぐらいの実力があった八田選手だからこそおうかがいしたいんですが、何か野球の動きで格闘技に活かせることってあるんですか?
八田 ..................ないです!
――ない!
八田 やっぱり格闘技の練習をしたほうが、格闘技のためにはなりますよ。
――それはそうでしょうけど、できることならバックボーンも活かしたいじゃないですか。
八田 まあ、基礎体力ぐらいは......。でもなんか、野球やっててよかったなと思うことはないですね。強いて言えば、声がデカくなったぐらいです。でも、それもべつに格闘技に活かせるわけじゃないですから。だから、やっぱりないです!(キッパリ)。
――野球全否定ですね。
八田 だってボク、野球嫌いになっちゃいましたもん。プロ野球とかも全然見ないですし、好きな球団とかも一切ないですから。
――もう、野球のことは聞きません! ところで、2月11日『ZST.34』澤田健壱戦は鮮やかな一本勝ちでした。
八田 一本は獲りましたけど、あれはたまたまというか。緊張感が凄くあって、ちょっとでもミスしたらやられるだろうなというのはありましたからね。次に澤田選手と対戦したときに、同じような試合ができるかというと、それはどうなるかわからないです。でも、シングルマッチはやっぱり楽しかったですね。
――八田選手はZST本戦デビューがいきなりタッグマッチでしたからね(笑)。そして、次の試合が7月14日の『ZST.36』で、最近非常に調子がいい上原佑介選手が対戦相手です。
八田 上原選手はやっぱり動きがいいですし、極めが強いですよね。前にスタミナが切れて負けてた試合とかもあったみたいなので、気持ちの面はそこまで強くないような気がするんですけど、とにかく極めが強いので、そこは本当に注意しておかないといけないなって。
【写真:(C)ZST事務局】
――それに対抗する作戦は何かあるんですか?
八田 ボクの場合、もうどの試合も同じなんですけど、タックルにいって寝技ですね。上原選手も寝技が強いですけど、ボクの寝技と上原選手の寝技はタイプが違うと思うんですよ。だから、ボクの寝技に持ち込めれば、たぶん勝てるのかなと思ってるんですけど。ま、うまいこといけばいいなって。
――ちなみに、上原選手といえば、いつも入場が非常に特徴的ですが。
八田 あ、そうなんですか? それは知らなかった。どんな感じなんですか?
――『君は1000%』を熱唱して入場するのが定番になってるみたいです。
八田 うわっ、おしゃれじゃないですか! 当日は青コーナーのボクが先に入場すると思うので、リング上からそれを見ることになると思うんですけど......、イヤですねえ。
――やっぱりイヤですか。それも上原選手の作戦のうちかもしれないですね。
八田 あ、試合はそっから始まってる、と。
――逆に、八田選手は入場に対するこだわりはないんですか?
八田 あー、考えたことなかったですね。ボクの場合は試合で魅せられればいいなと思ってたんですけど......、もし試合で「もうオレ、ダメだな」と思い始めたら、次の試合から入場に力を入れるかもしれないです。
――じゃあ、八田選手が入場にこだわりだしたら危険信号だ、と。
八田 危険だと思ってください(笑)。そういう日が来ないように、頑張りますけどね!
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【写真:(C)ZST事務局】
4月7日『ZST.35』にて、チャールズ・ガスパーから文句なしの一本勝利を収めた牧野仁史。そのパフォーマンスにますます磨きがかかる牧野だが、7月14日『ZST.36』の篠宮敏久戦ではどのような闘いを見せてくれるか。また、広がり続ける牧野の夢、プロレスラーとの対戦の次は、いったい誰を目指しているのか。それはZSTとも縁の深いあの人だった。
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
――お休みのところスミマセン! じつはまだ寝てました?
牧野 あ、いや、ちょうど銭湯に行ってたところだったんです。ちょっとおじいちゃんたちに捕まっちゃって、電話出られなくてスミマセンでした。
――いえいえ。でも、こんな朝から銭湯に?
牧野 もう、暇があれば行ってますよ。半年前ぐらいから銭湯にハマってるんですけど、都内某所に超回復する銭湯があって、じつはそこ、温泉みたいなんですよね。一応450円の普通の銭湯のかたちをしているのに、凄い温泉らしいんですよ。そこに通うようになって、いくら練習しても疲れない身体になってしまいましたねえ。ま、風呂から上がった瞬間の、このしゃべりの調子を聞いてもらえばわかると思いますけど。
――ワハハハハ! 確かにいつも以上に快調です。
牧野 まあアスリートだけに、ただ練習するだけじゃなく、究極に自分の身体を突き詰めていくというのは、自分のライフスタイルになってるんでね。遊んでるときも含めて、24時間それは考えてますよ。いい意味で、仕事とプライベートの切り替えがないというか。
――よっ! プロの鑑! ところで、前回のインタビューでは、プロレスラーと試合をしたいという話が出ましたが、上原代表からは何か反応はありました?
牧野 「時間がかかるねえ」とは言われましたけど、前向きに考えてくださってる感じがしましたね。それで今回、プロレスのにおいのする篠宮敏久選手との対戦ということになったのかもしれないですけど。......でも、じつはボク、篠宮さんとはよく練習するんですよ。
――そうなんですか?
牧野 だから「篠宮さんかよ!」って。ボク、試合開場前のウォーミングアップのときとか、けっこう篠宮さんとふざけてスパーしたりしてるんですよ。リングに上がったら、普通は技の確認とかをするもんなんですけど、ボクはコーナーポストに上がったり、どうしてもプロレスをやりたくなっちゃって。篠宮さんもよくセコンドとかでZSTの会場に来てるので、二人でプロレスの動きをしてしまうというか。
――そんな関係なのに、試合となると少し複雑ですね。
牧野 でもね、ボク冗談通じないんで、ふざけてきたら真剣に壊すかもしれないですね(アッサリ)。相手がゆるゆるな予定調和みたいなことをしてきたら、容赦ない足関で一気に極めますよ。それが真のエンターテインメントかなと思うんで。
――それを聞くと、逆に緊張感があります!
牧野 ボクは篠宮さんのことまったくナメてないですし、むしろウマい選手だと思ってるので、相手にとって不足なしという感じですね。もう、どんどんおちょくりにきてくれてもいいですよ。俺の闘志をかき立ててくれ、燃えさせてくれって感じです。
【写真:(C)ZST事務局】
――いやー、容赦ない牧野選手の闘い、楽しみです!
牧野 あともう一つ。ボク、前に話したとおり、プロレスラーとも闘いたいんですけど......、所英男選手、また最近調子いいみたいじゃないですか。
――ほう。また、いい名前を出しますねえ。所選手といえば、6月22日『VTJ 2nd』でテイラー・マコーストン選手相手にヒールホールドで一本獲ったばかりです。
牧野 自分はやっぱりZSTのGT-Fでチャンピオンになりたいんですよ。だから、いまZSTでボクと対戦してくれる選手とはしっかり闘い抜いて、バレット・ヨシダ選手のように、いままで引き分けだった選手とも再戦して、しっかり一本獲りたいと思ってて。で、初代GT-Fの王者というのは所英男さんじゃないですか。いま、ZSTに上がるというのは難しいのかもしれないですけど、時間をかけてでも、またZSTのグラップリングに戻ってきてほしいなと思ってますね。
――なるほど、なるほど。
牧野 いま、難しいのはわかってるんです。でも、いつか所さんとの対戦を実現させたいですね。いま、所さんと闘うのはまだ生意気だと思うので、ボクが有名なプロレスラーとかもどんどん倒して、所さんがボクをオイシイ相手だと思ってもらえるぐらいに成長したときに、対戦したいなと思います。
――いやー、牧野選手がらみで、また楽しみなカードが一つ増えました。
牧野 ま、今回はこんな感じです。それじゃ、所さんとのこと、しっかり書いておいてください!練習があるので、それでは!
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【写真:(C)ZST事務局】
7月14日『ZST.36』にて、RYOTAとの対戦が決定している澤田健壱。前回、ZST初参戦となった2月11日『ZST.34』八田亮戦で無念の一本負けを喫しているだけに、今回はZST初白星を挙げたいところ。そんな澤田には、じつは知る人ぞ知る異色の経歴が。それはいったい!?
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】
開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
──聞くところによると、澤田選手は昔、吉本興業所属の芸人さんだったそうですね?
澤田 ああ、もうだいぶ昔のことですよ。17〜22歳の4年半なんで、もう15年も前ですけど、一応ジャリズムさんとか、雨上がり決死隊さんとかの名古屋の番組でアシスタントとして出させてもらったりもしてたんですよね。
──じゃあ、けっこう本格的に活動してたんですね!
澤田 当時、銀座7丁目劇場というのがあって、そこのイベントに出るために名古屋から東京に出てきたんですけど、出てきて8ヵ月ぐらいのときに、友だちが「パラエストラに見学に行きたい」って言ったんで、ついて行ったんですよ。そしたら、もう「総合格闘技をやりたい!」という感じになってしまって、次の日に吉本を辞めて、その次の日に道場に入門しました。
──そんな電撃的な話ってありますか(笑)。
澤田 もう、止まらなかったです、あのときは。それまで格闘技はK-1とかテレビでやってたら観るぐらいの感じだったんですけどねえ。ただ、昔から相撲とか腕相撲とか、力比べは好きで自信もあったんですよ。でも、道場に入って柔道とかレスリングの経験者と組んだら、まったくかなわなくて、「オレ、弱いんだな」と思っちゃったんですよね。
──そこでスイッチが切り替わった、と。でも、先輩芸人さんからは相当驚かれたんじゃないですか?
澤田 まあでも、格闘技好きな先輩もけっこういたんで応援してくれましたね。今田耕司さんも、オモロー山下さんもそうですし。
──澤田選手は山下さんのうどん屋で働いていると聞きましたが、そういうつながりだったんですね。
澤田 山下さんとは、その名古屋の番組で一緒になってからずっとお付き合いさせていただいてて。吉本辞めてからも定期的に声をかけていただいて、一緒にごはんに行ったりしながら、いまに至るわけですけど。
──ぶっちゃけ、格闘家に転身して正解だったと思いますか?
澤田 もちろん。悔しいことだらけですけど、勝ったときの喜びは凄いですから、格闘技は。お笑いだとはっきり勝ち負けは出ないものなので、若手で売れてない人とか苦しい思いをしながら活動してると思うんですけど、格闘技は勝敗がはっきりしてるぶん、負けても踏ん切りがつきますからね。
【写真:(C)ZST事務局】
──なるほど。でも、テレビにまで出てたというなら、かなり舞台慣れはされてるんでしょうね。
澤田 いやー、全然違う舞台ですからねえ。お笑いの舞台は自分発信というか、自分のネタをどれだけよく魅せられるかですけど、格闘技は相手ありきなんで。自分の思い描いていたものがそのまま出るとは限らないですから。......でも、15年以上前の話を、こんなところでするとは思ってませんでした(笑)。
──記憶を掘り起こしていただいてありがとうございます(笑)。そんな中、次戦、RYOTA選手との試合が決定しております。
澤田 はい。RYOTA選手は極めが強いし、思い切りがいい選手で気持ちも強いと思いますね。11年10月15日のGRABAKA興行でランバー(・ソムデートM16)選手と闘っている試合を観て、結果判定負けでしたけど、ランバー選手相手に決定的なダメージというのは負ってなかったと思うんで、やっぱり強い選手だなと思いました。まあでも、向こうの得意な部分はつぶして、こっちの得意な部分を出せればいいなという、なんとなくの展開みたいなのは考えならが、いま練習しているところですね。
──ちなみに、澤田選手の試合に先輩芸人さんが来ることは?
澤田 山下さんは来てくれたことはありますよ。でも、ZSTの試合は観てもらったことないですね。
──それは残念。ぜひ、お呼びしましょう!
澤田 あのー......、呼びたいところではあるんですけど、うどん屋さんのほうが、日曜・祝日も営業してるんで、そうなるとたぶん来ないでしょうねえ。
──あ、ZSTの日程を日曜・祝日にするな、と。
澤田 いやいやいや、そんなこと言ってません! そんなこと言ったら、ボク、山下さんからも上原代表からも怒られるじゃないですか! まあでも、いつか観に来ていただけると、ボクもうれしいですね。
≪7/14「ZST.36伊藤vsチェ、檜山vs林田、2試合中止のお知らせ≫
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【写真:(C)ZST事務局】
前戦の4月7日『ZST.35』では高橋悟から1R43秒で一本を奪い、2009年の12月以来となる勝ち星を手に入れた伊藤有起。今回は「TEAMゆでたまご」の一員として「ZST vs 韓国 3対3対抗戦」に出陣、"韓流ダイナマイト"カン・ジョンミン(韓国/フリー)と対戦する。兄・健一とともにZSTの看板を背負って戦う有起が秘めた、この一戦にかける思いとは?
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】
開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
――前戦の4月7日『ZST.35』でのvs高橋 悟戦では久々の勝利となりましたね。
伊藤 そうですね。でも、とくにそこに感想は無くて。もともと今年からまたZSTに上がるようになったのも、ZSTのウェルター級王者になりたかったからなので、勝った時点で「よし、次!」という感じで気持ちを切り替えたというか。
――試合後には、セコンドについた『キャプテン翼』の作者な高橋陽一先生をリングに呼びこみました。そして、なぜか伊藤選手がインタビュアーになって高橋先生に感想を聞くという(笑)。
伊藤 一応、試合前に先生には「勝ったらインタビューさせて下さい」とお伝えしていたんですよ。人としてのランクは明らかに高橋先生の方が100倍くらい上なんですけど、無理言って付き合っていただいて(笑)。
――高橋先生も秒殺勝利で嬉しかったでしょうね。
伊藤 まあでも、「セコンドなのに一言も声を発さなかった」とはおっしゃってましたけどね(笑)。でも、こっちは先生がセコンドとしてそばにいて下さることが、精神的にも大きいので。次戦も多分、ついていただけると思います。
【写真:(C)ZST事務局】
――さて、今回の相手は豪快な打撃で会場を沸かせているカン・ジョンミンになりますが、印象はいかがですか?
伊藤 韓国人らしいファイターだと思います。試合を観ていても身体が頑丈で打たれ強そうですし、結構ガンガンくるし。まさにダイナマイトって感じで打撃は強そうですけど、それを避けずに、こっちが持っているものを全部やりたいなとは思いますね。韓国人ファイターは気持ちも強いと思うので、その部分でも上をいって倒したいな、と。
――伊藤選手というと格闘技を始める前はサッカーで鳴らしてきたわけですけど、vs韓国という部分でちょっとテンションが上がるところとかは無いですか?(笑)。
伊藤 ああ、日韓戦ですものね(笑)。でも、日本は韓国に対してそこまでそういう敵対意識は持ってないんじゃないですかね?
――まあ、どちらかというと韓国サイドがvs日本という部分で意識が強いかも知れないですね。
伊藤 ただ、自分も"上原ジャパン"としての威信があるので(笑)。
――なるほど(笑)。また、今回の対抗戦はお兄さんの伊藤健一選手と共に、兄弟揃っての出陣となります。
伊藤 まあ、貴重なことなので嬉しくは思っています。以前、兄弟でタッグを組んだことはありましたけど、今回は個人戦といえば個人戦なので、二人で揃って勝ちたいな、と。伊藤家がこんな大事なところで締めていいのかな、と(笑)。
――ハハハ。ちなみに兄弟仲というのは?
伊藤 いや、良くは無いと思います(笑)。多分、清水兄弟や小谷兄弟は仲良いと思うんですけど、自分達は小さい頃からやりあって育ってきたんで。
――よく言えば切磋琢磨してきた、と?
伊藤 そうですね、格闘技始めたのも同じ時期ですし。もともと、自分はサッカーしかやってなかったんですけど、兄貴がUWF好きでウチに専門誌や映像があって、自分もそれを観たりして「サッカーの次は格闘技かな」という感じで始めたので。でも、実は格闘技自体をやり始めたのは自分が先なんですけどね。
――あ、そうなんですか?
伊藤 はい。自分が先にアライアンスに入ったら、きっと兄貴が負けてられないと思ったのか、顔を出すようになって(笑)。
――それはちょっと意外な事実ですね。
伊藤 まあでも、そもそも自分が格闘技を始めたのは兄の影響はあったので。
――兄弟の性格的な部分はいかがですか?
伊藤 適当なところは似てるんですけど、ファイトスタイルは違いますよね。自分がそんなに格闘技を観る方でもなく、感覚的に試合をするのに対して、兄貴は相手のことを凄く研究するというか。まあ、もの凄く"格闘技バカ"なので(笑)。
――いい意味で、ということですよね(笑)。では、当日は兄弟でカラーの違う試合を楽しめそうですね。それと今回は「TEAMゆでたまご」として出場されますが、これはどういった経緯で?
伊藤 もともと、『キン肉マン』の原作担当の嶋田先生と親交があって、自分のコスチュームに『キン肉マン』のマークをつけたりしていたんですけど、今回は正式にチームとして始動というか、チーム名もきちっとつけてやるという話になって。
――なるほど。
伊藤 いつも嶋田先生は僕らを支えて下さっているんですけど、最近は病気されたりケガされたりしていたので、せめて僕らの試合で恩返しというか、元気になって頂ければという思いです。
――嶋田先生に恩義を感じられているわけですね。
伊藤 はい。そもそも高橋先生を紹介して頂いたのも嶋田先生ですし、僕にとっては世界を広げて下さった恩人というか。ただ、『キャプテン翼』のテーマ曲で入場して、高橋先生がセコンドについて、所属がTEAMゆでたまごというのも、ちょっとどうなのかなとは思いますけどね(苦笑)。
――"TEAM少年ジャンプ"みたいな感じですね、「努力・友情・勝利」じゃないですけど(笑)。とりあえず、目標としてはウェルター級王座という感じでしょうか?
伊藤 そうですね。それには今回のカン・ジョンミンが大きな壁だと思いますし、倒せばベルト挑戦を口にする権利も出てくると思うので。このチャンスをつかんで自分の主張をしたいなと思います。
≪7/14「ZST.36伊藤vsチェ、檜山vs林田、2試合中止のお知らせ≫
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4月7日『ZST.35』の奥出戦でドロー、6月9日『RINGS/THE OUTSIDER』の伊澤寿人戦でTKO勝利と、まずまずの結果を残しているように見える平信一。だが、本人は最近のどの試合にもあまり満足はしていないようである。7月14日『ZST.36』高橋悟戦ではその鬱憤をぶつけたいよう。だが、彼はいったい何が不満なのか? 独自の価値観で勝ち負けを判断する平が、何に"餓え"ているのかを読み解け!
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】
開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
──6月9日の大会では、『RINGS/THE OUTSIDER』初参戦で伊澤寿人選手と闘いましたが、試合の手応えはいかがでしたか?
平 あのー......投げられなかったんで、負けですね。
──ま、負け!? 1ラウンド2分58秒、TKO勝利という結果なのに、「負け」ですか?
平 またしても負けてしまいました......。周りからも「なんか、普通の試合だったね」とか、あんまり反応がよくなかったですし。普通に勝っちゃっても意味がないんでね。
──KOなので、「普通」ではないような......。
平 いや、たとえKOで勝ったとしても、ボクの中でそれは普通なんですよ。だから、KOでもダメなものはダメです。やっぱり勝ちにいっちゃったのがマズかったんですかねえ。
──普通は勝ちにいくことは正しいことなんですけど......。ちなみに、『THE OUTSIDER』は初参戦でしたが、印象はいかがでしたか?
平 印象ですか? ズバリ言って、会場の雰囲気は怖かったですね!(キッパリ)。
──ズバリ言いますね(笑)。平選手にはヤンキー要素はあんまりないんですか?
平 ヤンキー要素はゼロです。いたってマジメな学生でした。ケンカとかもまったくなかったですし、健全です。ボク、出身は岩手なんですけど、岩手県はみんなマジメでしたから。
──暴走キャラとは打って変わって、マジメだったんですね。その反動がいま......。
平 いまでもマジメです!
ーー失礼しました(笑)。ところで、ZSTでいうと、4月7日『ZST.35』の奥出雅之戦が直近の試合となりますが、平選手が待ち望んだその奥出戦の結果はドローでした。
平 ドローでもドローじゃなくても、そもそもあの試合も投げられてないんで、全然ダメでしたね。
──たとえば伊澤戦はKO、奥出戦はドローという結果ですが、平選手的にはどっちが評価は高いんでしょうか?
平 うーん、それはやっぱり奥出戦のほうがよかったですよ。自分の闘いたかった相手と互角に渡り合えたという部分で、というだけですけど。
──なるほど。その奥出戦にて大一番を終えた今、その次の目標ってあったりしますか?
平 とりあえず誰でもいいので投げたいです。もう、しばらく誰も投げられてないんですよ。その鬱憤が溜まってるんで、それを解消したいですね。
【写真:(C)ZST事務局】
──じゃあ、次の試合ではその鬱憤を高橋悟選手にぶつけるという感じですか。
平 そうですね。ボク自身、あんまり相手の研究とかするタイプじゃないですし、いい意味で相手の印象もないので、もう投げるだけです。
──しかし、なぜそんなに「投げ」に対するこだわりが?
平 こだわりなんか何にもないんですけど、とりあえず投げたいんですよ!
──じゃあ、いつから「投げ」たくなったんですか?
平 たぶん、上田厚志戦(12年1月22日『BATTLE GENESIS vol.9』)ぐらいからですかねえ。あの頃から練習をし始めましたから。でも、とくに誰の影響というわけでもなく、突然「投げ」に目覚めました!
──なぜ「投げ」だったんですか?
平 投げたいからです!
──......聞けば聞くほどわからなくなりますが、そんなに投げたいなら、次も渾身の投げを期待させていただきます!
平 はい、今度こそ、本気で投げにいきたいと思います!
≪7/14「ZST.36伊藤vsチェ、檜山vs林田、2試合中止のお知らせ≫
≪平信一選手が所属する【綱島柔術】の情報はコチラ≫
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