【写真:(C)ZST事務局】
7月14日「ZST.36」ではアウトサイダー出身の新進気鋭のファイター、樋口武大(骨法烏合会矢野卓見道場/RINGS)を迎え撃つ吉岡弘晃(ブライトネス)。ここ3戦の戦績は引き分けが続く吉岡だが、今回は師匠・門馬秀貴の教えを体現するためにも、シャイニング・トライアングルを炸裂させるか?
【開催】2013年7月14日(日)
【大会】ZST.36
【時間】
開場15:00 SWAT!バウト15:10開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
――前戦にあたる今年4月28日「SWAT! 50」での山田聖王戦は時間切れ引き分けとなりました。結果だけ見ると、ここ3試合は全て時間切れ引き分けというかたちにはなりますね。
吉岡 まあ、やっぱりそこは自分の足りないところですよね。試合ではかなり自分の有利な状況も作れたとは思うんですが、KOや一本じゃないとZSTでは結果を残していないのと一緒なので。
――自分の中で具体的に足りないと思う部分はありますか?
吉岡 やっぱり、最後に極める力ですよね。そこを今は追求している最中ですね、早く埋めたいところというか。
――昨年、5月27日「BATTLE GENESIS vol.10」では急遽本戦デビューをすることになりましたが、かなり緊張されていたと思うのですが、この1年、コンスタントに試合をこなしてきていかがですか?
吉岡 ああ、本戦デビューの時は確かに緊張しまくっていましたね(笑)。あの時は、正直考えすぎていた部分が大きいですね(清水俊裕に1R 3:48、チョークスリーパーで一本負け)。SWAT!ではKOや一本負けをしたことが無かったので、負けることを恐れすぎていたというか。
――本戦という舞台に幻想みたいなものも?
吉岡 それはありましたね。でもまあ、自分より上の人と対戦するのに、負けることを怖がっていたらダメだなって思えるようになりましたね。今は全然失うものは無いというか、あの本戦デビュー以来、吹っ切れた部分があります。
――さて、今回の対戦相手は、2月11日「ZST.34」で川村謙選手に一本勝ちを収めた樋口武大選手(骨法烏合会矢野卓見道場/RINGS)となりますが、率直な印象は?
吉岡 ただ一言、"強い"ですよね。この前の川村戦も見ていたんですけど、極めが強いなって。あと、やっぱりアウトサイダー出身ということで、もしかしたら「アマチュアから上がってきた選手じゃないか」という見方をしている人もいるかも知れないですけど、実際はそんなこと全然言っていられないというか。プロでもかなり通用するレベルの選手だと思っているので。
――アウトサイダーでも7戦6勝1敗と好成績を残していますし。
吉岡 はい、だから、プロの舞台に上がっても差なんて全然無いと思いますよ。樋口選手は凄く手足が長いイメージがあるんですよね。だから、グラップラーではあるんですけど、あの長い手足から打撃を出されることを考えると、そっちも警戒しなくちゃいけないというか、警戒するところだらけで逆に「一体どこに警戒すればいいんだ?」って感じですね(苦笑)。
【写真:(C)ZST事務局】
――かなりの強敵と受け止めているわけですね。
吉岡 はい、ホントやるかやられるかだなって思っているので。踏み台にはさせず、僕もしっかり勝ちたいと思っています。
――以前、川村選手はZSTのHPのインタビューで、「顔を殴らせるのがイヤなのでZSTルールで闘いたい」とおっしゃっていて。
吉岡 ああ、読みました。その気持ちは僕もわかるんですよね(笑)。でも、僕と樋口選手だと身長差やリーチ差が凄くあるので、スタンドの状態で自分のパンチを当てるかのはなかなか難しいと思うんですよ。それに加えてパウンドなしのZSTルールとなると、こっちは顔面パンチを一回も当てられないんじゃないかと思っちゃって(苦笑)。
――相性的には樋口選手に有利じゃないか、と。今回の試合について、師匠の門馬秀貴さんからアドバイスのほうは?
吉岡 いや、とくにまだないですね。門馬さんは樋口選手が相手と決まった時点で、僕以上に樋口選手の情報をお持ちじゃなくて、逆に「この選手、知ってる?」と聞かれたくらいなので(笑)。
――なるほど(笑)。ちなみに門馬さんは指導者としてどのようなタイプの方でしょうか?
吉岡 各選手のいいところを引き出してくれるというか、その選手にあった戦い方というのを指導してくれますね。試合に対しても「自分のやりたいことをやってこい」というような感じで。
――選手の自主性を重んじる方なんですね。
吉岡 ただ一つ、口を酸っぱくして言われるのが「華のある試合をしろ」ということで。
――やはり、大きな舞台での試合経験がある方ですし、プロレスにも参戦されたこともあって、"魅せる"というプロ意識が高いんですかね。
吉岡 そうでしょうね。「対戦相手との戦いでもあるけど、お客さんとの戦いでもあるんだぞ」ということを、大会の度に言われるので、そのあたりの"門馬イズム"はかなり注入されているかな、と。なので、勝つことは大前提として、その上で大会で目立つような試合をしないとダメですよね。
――では、今回の試合ではシャイニングトライアングルを......。
吉岡 炸裂させましょう!
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