2014年03月
【写真:(C)ZST事務局】
4月12日『ZST.40』伊澤寿人にて、本戦デビューをはたす山本裕次郎。プロレスラーとして活躍した経歴を持つ山本だが、今日までの道のりは紆余曲折だったという。そんな山本の格闘人生と、本戦デビューに向けての意気込みを聞いた。
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
──山本選手は、4月12日『ZST.40』が本戦デビューとうかがいました!
山本 以前、サバイバルタッグマッチで本戦に出させてもらったことがあるんですけど、シングルマッチでは初めてですね。
──その初戦に向けて意気込みを聞く前に、山本選手のこれまでの経歴を少し聞きたいのですが、もともとはプロレスラーを目指して上京されたんですよね?
山本 そうですね。プロレスラーを目指して岡山から出てきまして、最初はアニマル浜口ジムに入りました。でも、なんて言うんですかね、けっこうボク、挫折をしてたんですよ。何回も辞めようか辞めるまいか葛藤しましたし、そういう経験を経てやっと夢をつかんだという感じなんですよね。
──それは、例えばどういったご苦労が?
山本 まず身長が低いということで、入門テストを受けたいと思っていろいろ申し込みをするんですけど、テストすらも受けられないという状況が続いて......。結果、上京して10年してやっとデビューできたんですけど、当時の自分はいろんな思いが積もり積もっていましたね。
──それで、プロデビューとなったのがバトラーツだった、と。
山本 そうです。でも、じつはプロレスラーとしてデビューする前に、先にZSTのほうに上がらせてもらってるんですよ。07年に初めてプレステージに上がってたんですけど、同じ年にZSTのジェネシスバウトに出させてもらって。それが、おそらくプロのリングとしての一戦目なんですよね。バトラーツでデビューしたのは、その翌年のことでしたから。
──ということは、格闘家としてのデビューのほうがプロレスラーとしてのデビューより早かったというわけですか。
山本 そうなんです。「自分はプロレスラーにはなれないんだろうなあ」と思って、プロレスラーへの夢は半ば諦めていたというか。ただ、その頃って、桜庭和志選手がプロレスラーとして格闘技の試合をしている時期だったんですね。その桜庭選手を見て、「こういう表現の仕方もあるんだなあ」と。そこに凄く刺激を受けて、格闘技をやろうかなと思ったんです。
──その後、プロレスラーとしてリングに上がるようになったのはどういう経緯があったんですか?
山本 それは、当時所属していたチーム太田章の先輩だったタカ・クノウさんがIGFに上がった関係で、バトラーツの石川雄規選手と知り合うことになったのがきっかけですね。ボクもタカ・クノウさんと一緒に石川選手のところに練習に行くようになってから、プロレスをさせていただくようになったんです。
──はー、なんか、おもしろい縁ですね。プロレスラーへの夢をつないだのが、じつは格闘技だった、と。
山本 でも、格闘技のほうに気持ちを転向するときも、数ある団体の中から「ZSTに出たい」と思ったのは、やっぱり"プロ"という部分を大事にしている舞台だという雰囲気があったからなんです。まだどこかプロレスを捨て切れてなかったんでしょうねえ。
──そんなZSTの舞台で、今回はついに本戦シングルマッチですね。
山本 もともと同日のSWAT!で試合をするということになってたんですけど、本戦で欠場選手が出たということで、急にいい話が舞い込んできたという感じで(笑)。
──ただ、やはり本戦での試合となると、相手も強くなります。
山本 はい。対戦する伊澤選手の試合は何回か見てまして、ストライカーだなあという印象ですね。まあ、さすがに対戦するとは思ってなかったので、そういう目では見れてなかったかもしれないですけど。でも、おもしろいですよね。ボクの人生って、自分が想像していないかたちでいつも状況が展開していくんですよ。なんだかんだで夢が叶うというか。
──と、言いますと?
山本 じつはその後、バトラーツが解散したときは、もうプロレスも格闘技も引退してもいいかもなあと思っていたんですよ。でも、「そういうえば、まだZST本戦で試合できてないなあ」って考えてたんですよね。それが唯一の心残りだったんですけど、今回、それも叶うことになったというか。
──ホント、山本選手は不思議なパワーの持ち主ですね!
山本 あらためて自分でも不思議です(笑)。なので、この機会に、お客さんが本当に喜んでいただける試合ができればいいなあと思っています。その日の興行で一番印象に残ったという試合ができればいいなあ、と。その上で、もちろん勝つ、ということですよね。
──では、ぜひその思いを今回のリングにぶつけていただければと思います!
山本 はい! 精一杯頑張りますので、ボクの試合を楽しんでいただければと思います!
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【写真:(C)ZST事務局】
昨年11月23日『ZST.38』では、佐藤洋を相手に、見事なKO勝利を飾った伊澤寿人。この試合で連敗を脱出し、2013年の最後を白星で終えた。そして、4月12日『ZST.40』では、当初、オーストラリア人のガイ・ベルグローブとの対戦が決定していたが、ガイの怪我による欠場により、"小さなリアルプロレスラー"山本裕次郎戦に変更。今年初試合となるこの試合に向けて、伊澤にはある特別な思いがあった。
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
──昨年11月23日『ZST.38』佐藤洋戦は、見事なKO勝利でした!
伊澤 ありがとうございます!
──率直に、勝った瞬間はどういうお気持ちでした?
伊澤 まあ、一応は勝ったんで、「よし!」というところでしょうか(笑)。
──2連敗という状況の中、佐藤戦に臨んだわけですもんね。
伊澤 はい。なので、負けられない試合だという気持ちが強かったですね。それに、佐藤選手もまだこれからの選手じゃないですか。そのあたりからも、長く格闘技をやっている自分は負けられないなあ、と。でも、自分の周りも「やっと爆発してくれた!」みたいな反応だったんで、安心しましたね(笑)。
──それはよかったです! ところで、伊澤選手のブログを拝見したところ、何か栃木で興行を開催するんですか?
伊澤 ああ、そうなんですよ。4月下旬に栃木で『SPARK』という大会をやるんですけど、小学生などの格闘技初級者を中心に、これから羽ばたく選手たちの踏み台になる大会にしたいなあと思ってて。やっぱり栃木でこういう大会というのはなかなかないので、この大会からTHE OUTSIDERとかZSTとか、そういう各方面に進んで活躍してもらえればなあという気持ちで開催したいと思っています。
──これって、発案者は伊澤選手なんですか?
伊澤 近場で道場をやっている者同士が4チームぐらい集まって、「そろそろ大会とかやりたいねえ」という話からなんですよね。それを前田(日明)さんに報告して、RINGS公認にしてもらったという感じです。
──それはスゴいですね。ちゃんと前田さんにもプレゼンされたわけですか。
伊澤 そうなんです。そうしたら「どんどんやれよ」って言ってくださって。「開催の意図はよくわかったから、遠慮せずにどんどんやれ」って言ってくださったんですよね。ありがたいことに。ちゃんと企画書を作った甲斐がありました。
──え! 企画書まで作られたんですか?
伊澤 それは口だけで「やります」とかじゃ、あまり筋が通らないかなあと思ったので、ちゃんと書類を持っていって説明させていただいて。
──いやあ、伊澤選手の気合いが伝わってきます。
伊澤 やっぱり、こういうことは誰かがやらないと始まらない世界なので。まあ、興行というほどの興行でもないんですけど、ボクは前田さんにお世話になってるんで、最終的にTHE OUTSIDERやZSTに貢献できればいいなあと思っています。
──ちなみに、最近は栃木での競技人口は増えているんでしょうか?
伊澤 ボクらが格闘技を始めた頃に比べると、もう全然広がっていますね。ただ大会は、まだ箱を開けてみないとどのくらいの選手が参加できるかわからないですけど、けっこう「申し込み用紙、ファックスしてください!」とか、そういう問合せは来ていて、だいたい40試合ぐらいは組もうかなあと思ってるんですよね。
──そ、そんなに!
伊澤 小学生とか、アマチュアの選手も含めてですよ。総合ルールもキックルールも、1ラウンドで終わっちゃうような試合も含めてですけど。
──いや、それでもスゴいですよ。
伊澤 そうですか? でも、ボクは極真出身なんですけど、そういう大きい組織に入っていれば、大会にも定期的に参加できたりすると思うんですけど、個人でやっているようなジムに所属している選手だと、なかなか大会に出て試合をしたり、練習の成果を披露する場ってないじゃないですか。なので、まだ小学生の選手なんかでも、場数を踏ませて、将来的に東京で活躍してもらえればなって。
──なるほど。では、『SPARK』に箔を付ける意味でも、次のZSTの試合は大事ですね。
伊澤 そうですね。ボクの人生がかかっていますよね。
──その4月12日『ZST.40』で対戦する相手が、ベテランの山本裕次郎選手に決定しています。当初の発表では、対戦相手はガイ・ベルグローブ選手でしたが、その後、変更になったんですね。
伊澤 そうなんですよ。先日、上原代表から連絡があったばかりで。でも、山本選手についてはほとんど情報がなくて、困ってるところなんですよね。たしか、プロレスもやっているという話を聞いてるんですけど......?(ブツブツ)。
──そういう情報がない選手というのは、やはり少し不安ですか?
伊澤 でもまあ、もう自分が練習してきたことを試合で出すだけなので、自分自身との闘いですよ。いま、ちょうど減量で苦しんでいるところなので、そういう意味でも自分自身と闘っているところなんですけど(苦笑)。もう、前を向くしかないです! ハハハハハ!
──いやあ、伊澤選手ってどんな状況でもポジティブで、ホント凄いです!
伊澤 そうですかね? でも、今年の自分の目標は、やっぱりベルトがほしいということなんですよ。なので、そんなことで止まっていられませんから。
──おお〜。では、今回の4月の試合を皮切りに、1年の総決算となる11月23日の試合までいい状態に持っていければ、という感じなんですね。
伊澤 そうなんです。なので、どんな状況でも勝たなくちゃいけないので、次の試合も勝ち進みたいと思います!
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【写真:(C)ZST事務局】
SWAT!バンタム級トーナメント優勝の肩書きを引っさげた植原健が満を辞して本戦デビューを果たす。同トーナメントには上田貴央、山田聖王ら、いまやZST本戦を賑わす選手が出場していたが、ライバルたちに先を越された植原は少し不満気な様子......。そんな鬱憤を本戦デビューで爆発させる!
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
──早速ですがバンタム級トーナメント優勝おめでとうございます。
植原 ありがとうございます。優勝できたのは率直に嬉しいですけど、優勝したわりにポスターの扱いも小さくて...。決勝で戦った上田貴央選手は僕より先に本戦に上がっているしポスターの扱いも大きいなって...伊達聖王選手も1回戦負けだったのになぁと(苦笑)。優勝したのにどうも扱いが微妙だなぁっていうのはありますよね。でも始めに言ったように優勝したことは嬉しかったですよ。
──伊達選手は今大会でも看板選手である伊藤建一選手と対戦します。やっぱりそれは悔しいですか。
植原 さっきはああ言いましたけど、悔しいっていう気持ちはないです。僕自身誰かと試合させろっていうのは思っていなくて、1試合ずつ大事に試合できればという気持ちで焦ってもいません。
──本戦デビューが遅れた理由はあったんですか? 例えばケガをしていたとか。
植原 特に理由はないんですけど仕事が忙しかったんですよ。身体を休められたのは良かったですけど。
──しかし逆に、前回の試合から時間が空いて磨かれたところもあるのでは?
植原 正直試合をしてみないとわからないですね。練習はしっかりやっていたんですけど、どれぐらい強くなっているかは試合のときの楽しみです。
──そもそも格闘技を始めたキッケケは何だったのですか?
植原 正直、格闘技が好きというわけでもなかったんです。大晦日に他のチャンネルと変えながらチラチラ見るぐらいで、特別に好きな選手もいたっていうわけでもなくて。もともとアメフトをやっていたんですけど、アメフトは団体競技なので学校を卒業するとできる環境が限られてくる。だからもう少しスポーツなり、身体を動かして上を目指すということをやりたかったんです。アメフトも"フィールドの格闘技"と呼ばれるので、精神的にも戦う感じが合ってるかなと思って。社会人になったら生活も忙しくなりますけど、格闘技は個人競技なので、練習も好き勝手にできるということで時間も作れましたからね。
──アメフト時代の実績は?
植原 高校の時に神奈川の選抜メンバーぐらいです。大学に進学してからはクラブチームでやってたぐらいです。そこまでトップレベルでやっていたわけではないのでそんなに自慢できることもないですよ。
──今のジムは家の近くにたまたまあったから?
植原 まさにその通りですね(笑)。
──なるほど。はじめはプロ志望ではなかったと思いますが、なぜプロになろうと切り替わったのでしょう。
植原 うーん......去年SWAT!でデビューさせてもらって、試合に出てからですね。本気で格闘技ってこんなにおもしろいんだって感じたんです。真面目に練習していたんですけど、デビュー前の何年かはそんな感じでもなくて、心の底から格闘技をやっていてよかったなと思ったのはここ1年です。
──具体的にやっていてよかったと感じるときはどんなときですか?
植原 やっと結果が出たっていうことですかね。4戦して3勝1分で負けてないということで、勝つことがこんなに楽しいんだというのを感じています。アメフトの時と違って勝ったときの喜びが違う。そのへんの開放感とか全てをあわせて格別だと思いました。
──今回は初めてパウンド有りのルールになりますね。
植原 そこはちょっとまずいです(笑)。対策はしっかりやらないとっていう感じなんですけど、相手がどんな感じかわからない。柔術が強いとは聞いているんですけど、柔術家のくせにパウンドルールやりたいということで、寝技も自信があって打撃も自信があるのかなって。ちょっと嫌な感じです。
──相手よりも自分が勝てるところはどこだと思いますか?
植原 わからないですけど、年齢ですかね(笑)。でも伊達聖王君とやったときは更に若いなって彼の若さ、勢いに圧倒されましたけど。
──初めて本戦のリングに上がるわけですけど、SWAT!との違いや本戦独特のイメージなどはしてますか?
植原 そうですね、お客さんの人数が全然違いますから。だからこそパフォーマンス的な要素が大事だと思っています。SWAT!は同時入場で戦うだけ。自分を見てもらえる舞台を作ってもらえて、サポートしてもらえるっていう部分で全然違う。だからこそ1試合ずつ大事に戦います。
──これからZSTでやっていきたいことを教えてください。
植原 ZSTで試合をさせてもらえることに感謝しているので、ZSTを盛り上げるっていうことが第一です。あと今まで自分の友達を呼んでいなかったんですけど、そろそろ見てもらってもいいかと思っているのでみんなにアピールできればと思っています。
──そのためにもポスターの写真を大きくしなくてはいけませんね。
植原 人に見せるとき恥ずかしいんです(笑)。小さいねって言われるんですよ、絶対。一番小さいじゃないですか!
──では大きくするためにもっと勝たなくては(笑)。
植原 キャラをしっかり立たせないとだめでしょうね。SWAT!の選手もプロといえばプロですけど、今まで以上のパフォーマンスをするっていう気持ちです!頑張ります。
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【写真:(C)ZST事務局】
昨年の7月14日の「ZST.36」での宮本大輝戦以来、ひさびさのZST参戦となる榛葉善也。今回の吉岡弘晃戦について聞いたところ、話はかつての自身のキャッチフレーズ問題にまで飛び火。その異議申し立ての一部始終をお届けしよう。
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
――今回の試合は昨年7月、宮本大輝選手にフットチョークで勝利されて以来となりますが、ブランクは気になりますか?
榛葉 その辺は特に気にならないですね。
――それはいつ試合があってもいいように、練習に励まれていたということでしょうか?
榛葉 練習?いや...あの"艦これ"にドップリとハマってしまって...。
――カンコレ、ですか?
榛葉 戦艦とか空母を集めていくブラウザゲームで......く、詳しくは調べてみてください(汗(「艦隊これくしょん」=大日本帝国海軍の艦艇を萌えキャラに擬人化した「艦娘(かんむす)と呼ばれるカードを集め、敵と戦闘して勝利を目指すゲーム」)
――その「艦これ」も榛葉選手が名乗っている"自宅警備隊"の活動の一環なんでしょうか?
榛葉 それは特に関係ないです。個人的にハマッてしまったというだけなんで。ただミリタリー好きが多いだけあってプレイしてる隊員は沢山いますね。自宅警備隊の活動としては昨年末にコミケのスタッフをやらせて頂きました。ビッグサイトに二日間ほど赴いたんですが
――いったいどんな体験を?
榛葉 普段は声を張り上げることもないんですけど、その時は来場者の誘導のために、いつも出さないような大声を出したりで大変でした。でも3日で50万人も来場する超巨大イベントに携われたことが何より非常に貴重な体験だったと思っています。
――ちなみに格闘技の練習で大声を出すことは?
榛葉 ないですね(即答)。
――そうですか(笑)。そもそも、榛葉選手はいつ頃から自宅警備隊に入隊を?
榛葉 一昨年の夏ですね。ちょうど、ZSTで予想だにしなかったニックネームをつけられてしまって、それが自分にとって凄くショックで...
――"空飛ぶ萌えっぷらー"はいかがなものか、と?
榛葉 ですねー...。自分の名前を検索すると、出てきてしまうわけじゃないですか?しかもこれは一生つきまとうんじゃないか的な、、そこで何かいいキャラチェンジを模索しているときにネットでたまたま自宅警備隊の画像を発見して、それが凄くカッコ良かったんですよね!もうコレしかないなと
――"萌えっぷらー"からの脱却が目的だったわけですね。自宅警備隊として何かモットーはあるんですか?
榛葉 基本、外に出ない!(即答)。
――......それは引きこもりとは違うんですか?
榛葉 引きこもりというのはネガティブなイメージがありますが、自宅警備隊はしっかり家を守っているので。
――重大な任務だ、と(笑)。試合についてお聞きしたいのですが、対戦相手の吉岡選手の印象は?
榛葉 階級も違いますし、まったく対戦すると思ってなかった選手なので。でも、いろんな選手と戦うという意味ではおもしろいと思います。
――警戒する点は?
榛葉 ......あの、ニックネームが"トライアングル"となっているので。
――ああ、ニックネームに警戒点が(笑)。
榛葉 だいぶニックネームで格差がありますよね? 全然カッコいいですよね、シャイニング・トライアングルって。
――輝いてるじゃないか、と(笑)。吉岡選手の試合自体をご覧になったことは?
榛葉 意識して観たことはないですね。これから研究したいと思います。周りに話を聞いたりとか、ただ格闘家の知り合いがほぼリアルにいないんで誰に聞いたらいいか分からないんですが...
――そうですか......。
榛葉 それどころか、なんか自分のジムに吉岡選手の知り合いの人がいて、その人自分が練習してるときにほぼスマホで撮影してるんです。多分吉岡選手に僕の情報が全部渡ってしまってるかと思います(悲)
一番の懸念はその吉岡選手の知り合いの人なんですよ。。
――警備隊の機密事項の危機だ、と(笑)。ちなみに吉岡選手に榛葉選手のことを聞いたところ、同じジムにアニヲタの方がいて、オタクに対する免疫はあるとおっしゃっていたのですが、榛葉選手自身はどんなジャンルのオタクになるんでしょうか?
榛葉 ......そもそも自分オタクなのかと
――あ、何か偏見というか、差別的な表現に聞こえますか?
榛葉 オタクって、そうそう簡単にはなれるものじゃないと思っているので、、ホンモノはホント凄いですから。自分なんかが名乗ったらオタクの方に失礼だと思います。
――では、単純に榛葉選手はこういったカルチャーのジャンルでいうと、何がお好きなんですか?
榛葉 好きなので言えばボカロですね。
――それは初音ミクのような?
榛葉 ですね。たまにコンサートに行ったりとか、ちなみに入場曲もミクを使ってます。
――そうですか......。最後に今回は今年初の試合となりますが、ファイターとして2014年の目標は?
榛葉 自分の周りには本当に素晴らしい先生方がいらっしゃるお陰で日々多くの技術を学ぶことができています。ジム以外にも武道、武術的なアプローチから現代格闘技の可能性を追求されてる先生に師事できたこともあり、今の自分のスタイルと融合してどう変わっていくのか想像するのが楽しみです。今年はそういう新しい部分で勝負していきたいですね。
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【写真:(C)ZST事務局】
横須賀大会以来、上原祐介が半年振りの登場。しかし、ハツラツとした入場パフォーマンスとは裏腹に"痔"病の悪化、連敗中と「最近ついてない......」と意気消沈気味の様子。随所に見られる辛口コメントで格闘技界、そしてZSTのベルトデザインもメッタ斬り!?
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
──前回のRYOTA戦は反則負けで試合が終わってしまって不完全燃焼ではなかったですか?
上原 ......、終わった試合を振り返って考えるタイプではないんですけど。
──以前のインタビューでも気にしないようになったと言っていましたね。
上原 そうでしたっけ?
──それすら覚えてない(笑)? 今回は半年ぶりの試合になります。
上原 そうですね。自分から空けるつもりはなかったんですけど、反則について反省しろってことなんじゃないかと思います。この前の大会はフライ級の試合がたくさんあったみたいですね。僕とやれる相手がいなかったのか出れなかったんですけど、いつでも呼ばれたら出られますよ。
──試合間隔が半年も空いてウズウズしていたのでは?
上原 いやー、なんの気持ちもないです。練習はいつもやっているので試合が組まれたらいつでも大丈夫かなって感じで。ただ痔が本当にやばくて......。なったときすぐ病院に行ってればよかったんですけど、それが悪化して薬が欠かせない状態になってしまって。
──あらら、以前「ケツを蹴られたら終わりです」なんて冗談で言っていましたけど。
上原 あの時はふざけて書かれてましたけど、今はもしかしたら致命傷です! だからいまや薬が切れたら病院に行かないといけなくて。
──それは完治しないんですか?
上原 手術しないと完治しないらしいです。手術したら1週間か10日間入院みたいなことを言われたので、入院したら試合に出られないじゃないですか。勝手に予定をたてているんですけど、6月にまた試合があるとしたら、その試合終わりに手術しようかと思ってます。
──ではその治療費を稼がないと。試合自体は問題ないんですか? 練習中に激痛が走ったり。
上原 薬を飲めば問題ないです。いやー思うんですけど、格闘技やるなら命がけなんでもっとお金をもらわないといけないですよね。治療費というか。
──痔も込みで(笑)?
上原 そういうことも込みで(笑)。僕なんかまだ良いですけど、格闘技をやってるプロで稼ぎきれてない人も多いと思うんですよ。
──上原選手がどんどん影響力を持って発信していかないと。
上原 誰も格闘技に注目してないじゃないですか。インタビューで「ファンにコメントを」なんてみんな言うんですけど、ファンなんかいないからって。ファンに向けてコメントを言うヤツなんているんですか(笑)? 今回で言えば渡辺竜也くんとかファンがいると思うんですけど、僕の場合はチケットを買ってくれてる会員さんとか身内ばかりで、それはファンとはちょっと違うじゃないですか。日本の格闘技大会は悪く言ってしまえば身内興行なんですよ。だから将来の業界のためにとんでもないことをしてくれる人がいいんですけどね。
──前回の試合から半年の間で変わったところはありますか。
上原 ボクシングテクニックですかね。大橋ジムの元プロボクサーの方とJ-NETスーパーフライ級の優希さんにマンツーマンでみてもらっているので、そこは自信もっていかないとその人に失礼ですから。
──上原選手といえば寝技の印象が強いです。
上原 みんなそう言いますよね。以前は僕の打撃がヘッポコだったのでみんな寝技に付き合わないでスタンドに戻してきたじゃないですか。だけど最近は僕が寝技に付き合わなくなっていて、今までとは展開が逆になってきたのでおもしろいなと思ってるんですけど。
──上原選手から寝技に付き合うことはないのですか?
上原 別に僕はどっちでも良いんですよ、総合格闘技なので。ただ八田(亮)君との試合では付き合って足を極められたわけで、ZSTルールだとうまく足関節技を仕掛けられるとパウンドなしで対処は無理ですからね。
──今回試合をする澤田健壱選手の印象を教えてください。
上原 澤田選手はベテランの選手じゃないですか。まず同じことを続けるっていうだけでも凄いことだと思うので、そこだけでも尊敬しますよね。簡単なようだけどずっと何かを続けるって難しいじゃないですか。しかも年齢の割りにむちゃくちゃな動きをする。毎回顔を腫らしたりしてますよね。僕には無理ですよ。だいたい年齢を重ねれば綺麗に勝とうって思うじゃないですか。それをあんなめちゃくちゃにやるんだから凄い。
──2014年の初戦になりますけど、思うところはありますか?
上原 年が明けたからどうとかはないですけど、一発目は絶対勝ちたい。でもここ最近ついてないんですよね......。
──あぁ、痔に始まり。
上原 そう、痔に始まり、ひとり救急車で運ばれ......(苦笑)。でもいろいろあったのでここからは昇っていきそうな気がします。ZSTルールは厳しいですけどベルトは欲しいので、運がよければベルトを獲って遊びたいですよね。
──ベルトを獲ったら追われる立場ですから逆に遊べないと思いますよ(笑)。
上原 あのベルトのデザインがあまり好きじゃないのでもうひとつ作ってもらって、それだけもらおうかなって。
──上原モデルを(笑)。
上原 飾りたいですね。フライ級のベルトだけ小さい飾りがいっぱいついてるじゃないですか。僕はPRIDEが好きだったのでああいうベルトに憧れがあるんですよ。まぁライト級のベルトはデザインが良いですけど青いと安っぽいし、ウェルター級の黒いベルトが一番かな......。
──辛口なベルト批評はここらへんで(笑)、まずは澤田戦の好試合を期待してます!
≪上原佑介選手が所属する【マルワジム横浜】の情報はコチラ≫
≪上原佑介(マルワジム横浜)プロフィールはコチラ≫
≪4/12「ZST.40」新宿FACE【夜大会】全対戦カード試合順&当日券情報≫
≪4/12「SWAT! in FACE vol.13」新宿FACE【昼大会】全対戦カード試合順&当日券情報≫
≪4/12「ZST.40」新宿FACE【夜大会】出場選手≪テキスト≫インタビューはコチラ≫
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【写真:(C)ZST事務局】
次々に若手が登場する中、ベテランの存在感をみせる澤田健壱。昨年のランバー戦をキッカケにモチベーションも更に高め、競技者としての伸びしろは絶えないようだ。直近の上原佑介戦、そして過去から現在まで澤田を支える大切な存在についても話を聞いた。
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
──昨年7月以来、半年ぶりのZST参戦ですね。前回の試合はいかがでした?
澤田 勝ちたかったので堅くはなったんですけど、勝ってひと安心した感じです。
──今までとルールの違いも大きかったのでしょうか。
澤田 そうですね。一本、KOじゃないと勝てないというのも堅くなった理由だし、RYOTA戦のほうが戦いやすかったですね。でもZSTルールを経験して改めてわかったこともあるんですよ。最初はZSTのリングということで今まで以上にアグレッシブにいかないといけない、そういう気持ちが前に出すぎて失敗してしまった部分もあるけど、今はその気持ちと自分のスタイルで戦うという2つが浮き足立たずに噛み合っています。
──年末には軽量級トップのランバー・ソムデートM16戦もありましたが、振り返ってみると2013年はどんな年でしたか?
澤田 ランバーさんと試合できてまだ格闘技をやりたいっていうモチベーションが改めて湧きましたよね。ランバー戦に向けての練習で自分の武器、戦い方が増えたし、試合で得た貴重な経験を次の試合に活かせると思います
──半年試合の間隔が空き、今回が2014年の初戦になります。
澤田 そうですね、まず絶対勝ちたいです。相手も良い選手だと思うので勢いをつけたいし、アピールしたい。試合は相手ありきで言ったとおりにはならないから強気なことはおこがましくて言えないですけど(笑)。総合は学ぶことがいろいろあるので、半年あれば技術も少しは向上しているし、自分自身、絶対変わっているはずです。
──今回試合をする上原佑介選手の印象を教えてください。
澤田 スピーディーだしどんどん極めを狙う選手ですよね。相手のペースに合わせたらスタミナを奪われるでしょうし強いと思います。
──澤田選手は修斗の頃の印象が強いのですが、出る団体が変わって自分自身に変化はありましたか?
澤田 ZSTは一本、KOの意識が特に強いので、自分のスタイルを貫きながらもそこを忘れてはいけないという気持ちでリングに上がるようになりました。
──まだ時間はありますが、40歳という節目も見えてきました。
澤田 そうですね。オファーをもらえて、スパーリングを若手としてもやっていけるという自信があればどんどん試合をしたいです。若い頃に描いていた今の年齢と実際が全然違うんですよ。昔は38歳っていうと年齢がいってる感じでしたけど、ずっと格闘技をやっていると若い頃と今の自分があまり変わらないんじゃないかと思います。少しでも強くなっているんじゃないかという自信、その想いがあるから続けられるというか。
──周囲から格闘技をやっていることについて何か言われますか?
澤田 僕がこの年齢なので、いつ最後の試合になるかわからないっていう気持ちで見てくれている友達がいるんですけど、その友達は今回の試合も名古屋から休みをとってきてくれるんです。そういうのはすごく嬉しい。彼は格闘技をやっているわけじゃないので技術的なことを言うわけじゃないですけど、勝っても負けても楽しく酒を飲めるっていうのがひとつの楽しみです。
──格闘技をしていないゆえに、澤田選手の姿が友人にも刺激になるのでしょうね。
澤田 そうかもしれないです、そういうのもあって応援してくれているんでしょうし。
──先ほどの"いつ最後の試合になるかわからない"という点で、毎試合心がけていることはありますか?
澤田 良い試合をするってことですね。具体的なものではないですけど、ちゃんと攻めどころで攻めて自分のやってきたことを出したい。僕にとって上原選手はやりにくいタイプですけど、映像を見るとどんどん組み技をしかけてくる選手ですよね。ちょっとイージーなことをしたらすぐに極められてしまうような。おもしろい試合になるでしょうね。
──ZSTのファンもそんなハラハラするような試合を求めていると思います。
澤田 KOしたいですし、チャンスがあれば一本も取りたいですね。できれば相手の得意なことを避けて、自分の得意な部分で攻めたいですけど、逃げすぎたら消極的な姿勢になって逆に相手がやりやすくなってしまう。相手のフィールドで戦える技術を自分も持っていると思うので怖がりすぎずに全部出したいです。
──ここ数戦はZSTへ定期的に出場していますが、今後2試合、3試合とZSTで戦うにあたってやりたいことはありますか?
澤田 1戦ずつ自分らしい良い試合を見せて勝ちたいです。誰とやらせてほしいと言える立場じゃないし、組まれた試合を良い内容で勝ちたい。先のことを考えても思いどおりにならないですからね。タイトルを目指してコロッと負けてしまえば目的がなくなってしまうじゃないですか。だから1戦ずつチャレンジして、タイトルは周りが判断することだし、チャンスをいただければ喜んで受けます!
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【写真:(C)ZST事務局】
4月12日「ZST.40」でフライ級転向第一戦として、榛葉善也と対峙する吉岡弘晃。階級転向に至った経緯をはじめ、フライ級のベルトに対する独特なこだわり、そして試合への意気込みを語ってくれた。
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
――まず、フライ級に転向する経緯からお話しいただけますか?
吉岡 まあ、去年の頭くらいにはフライ級でやりたいと思っていたんですね。「果たしてバンタムは自分の適正階級なのか?」という思いはずっとあって。これまで、減量というほどの減量はしていなかったですし、おもいきってしっかり落としてやったほうが、「いいパフォーマンスができるんじゃないか?」と。
――では、以前から考えられていたことなんですね。
吉岡 そうですね。あと、ボクがバンタムでやっているときに、フェザーから落としてくる選手のなかには「階級転向すれば勝てる」というような発言をする人がいたと思うんですけど、ボクは必ずしも落としたから勝てるとは思っていなかったんですよ。だからこそ、自分もバンタムで結果が出ないからフライに転向するとは思われたくなくて、ちょっと踏み切るまでに時間がかかってしまいましたね。
――吉岡選手は過去5戦でいうと引き分けが3つとシングルで一敗、タッグで一敗と、ちょっと厳しい結果が続きましたね。
吉岡 はい。でも、前戦のタッグマッチで結果的には負けになってますけど(昨年の11.23「ZST.38」で伊達聖王とのタッグで渡部修斗&上田貴央と対戦。伊達が渡部に一本負け)、10分くらい自分一人で二人を相手に闘えたというのが、一つの自信にはなりました。その自信を持った状態でフライ級にいきたいなと思ったのも、今回転向した理由ですね。
――では、決して後ろ向きな理由ではない、と。
吉岡 はい。あと、これはしっかり書いていただきたいんですが、ボクは今後もバンタムでもやりたいと思ってるんです。まだやったことのない選手とも闘いたいですし、フライにこだわらずバンタムでも試合をしていきたいな、と。
――二階級での試合を見据えているわけですね。
吉岡 そうですね。清水俊一選手もバンタムでもフェザーでも、という感じだったじゃないですか? まあ、清水選手と比べちゃうと申しわけないんですけど、自分の可能性を広げる意味でも両方で、と思ってますね。まあ、フライ級でいうと、ベルトがカッコいいので、そのへんにも興味があります(笑)。
――他のベルトとデザインが違うんですか?
吉岡 そうなんですよ、デザイン的になかなか見ないというか。ほかの階級のベルトはZSTのロゴが真ん中にドンとあって、いかにもチャンピオンベルトという感じなんですけど、フライ級はちょっと形が違ってオシャレなんですよね。だから、ベルトを狙うならフライ級かな、と(笑)。
――なるほど(笑)。今回のバンタム級での試合についてチームメイトの声は?
吉岡 いや、とくにはないです(苦笑)。会員さんには「もっと絞って身体が切れた吉岡さんが見たいです」とか、そういう声はありますけど(笑)。
――さて、今回の対戦相手の榛葉選手の印象はいかがですか?
吉岡 それがあんまりないんですよね。チラッと試合を観たことはあるんですけど、闘う相手として意識していたわけではないので。でも、ボクも極めの強い選手とは闘ってきているので、いつも通りやればいいのかな、と。そこに最近の自分に足りなかった、一本やKOに繋げられる動きを出せればいいなと思っています。
――榛葉選手というと独特なキャラですが、そのあたりは?(笑)。
吉岡 ああ、要はオタクとか、そういうことですよね? 一応、ウチのジムにもアニメ系の濃いオタクがいるので、そのあたりは免疫があるというか(笑)。
――ひるむことはない、と(笑)。今回は吉岡選手にとって2014年一発目の試合となりますが、今年の目標は?
吉岡 まずは結果を出したいですよね。正直、バンタムではフィジカルで負けたと思ったことはないんですよ。その状態で階級を一つ落とすので、自分のフィジカルも有利に働くと思いますし。なので、テクニックやスピード以外にパワーも活かしながら、一つ一つ勝っていきたいですね。勝ったときの感覚を早く思い出したいです。
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【写真:(C)ZST事務局】
昨年9月23日「ZST.37」の名城拓戦以来、ZSTは二度目の参戦となる早坂俊明。もともとは仙台を拠点とするも、東日本大震災を機に川崎に移住。それ以降、プロの試合からは3年遠ざかっていたが、その復帰の舞台となったのがZSTのリングだった。今回、4月12日の「ZST.40」で二度目の参戦を果たす早坂に、試合の意気込みをはじめ、震災から3年経ったいま、どんな思いが胸に去来しているのか聞いてみた。
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
――早坂選手は前戦にあたる名城選手との一戦(判定引き分け)がZST初参戦となりましたが、イベント全体のイメージはいかがでしたか?
早坂 ちょっと修斗と雰囲気も違って、演出面がおもしろいイベントだなと思いました。会場もディファ有明は初めてだったこともあって、新鮮に感じましたね。
――あのときは3年ぶりの試合だったんですよね?
早坂 はい。やはり久しぶりの試合だったので緊張はしました。試合勘が戻ってないというか、ちょっと下になりすぎたかな、と。コッチが攻める場面もあったと思うんですけど、それが結果に結びつかなかったのは反省点だと思います。
――試合前、またプロの舞台に立てるという喜びと不安、どっちが大きかったですか?
早坂 う〜ん......まあ、不安は毎回あるんですけどね(苦笑)。ある程度ネガティブなのは、いつもどおりだったというか。まあ、試合前後も含めて、ちょっと懐かしい感覚にはなりましたね。生活にもメリハリが生まれましたし。
――試合に向けて、モチベーションも上がった、と。
早坂 やっぱり、試合から離れると仕事一辺倒で、どこかなあなあな感じで生活していたのが、試合が決まると体重も落とさないといけないし、練習にも目標ができて刺激がうまれたというか。「ああ、なんだかんだで格闘技が好きなんだな」って実感しました。
――また、格闘技に本格的に取り組めるようになったという部分で感慨深さが?
早坂 そうですね。ちょっと、地震も含めて身の回りに不運が続いて、「格闘技なんてできないのかな?」と思う時期もあったんですけど、たまたまZSTさんからお話をいただいて。仕事の合間に調整することもできたので、試合復帰は本当にうれしかったですね。
――震災以降、地元の仙台に戻られることはありますか?
早坂 実家の修復も完了していますし、何度か戻ってます。街を眺めていると、「あれから3年経ったんだな」と思うところはありますね。でも、今年の1月に実家に帰ったときに、昔よく遊びにいった石巻まで足を運んだら、まだ復興してないところもあって......以前と景色が変わってしまった部分はありましたね。やっぱり、そういう風景を観るといろいろと思うところもありますけど、スパーリングしているときは頭が真っ白になって、格闘技に没頭できるというか。
――今回の「ZST.40」では上田貴央と対戦することになりましたが、前回のリングスルールと違い、初めてZSTルールで試合するということについては?
早坂 やっぱり、寝技のほうで禁止事項もあるので、そのあたりは気をつけたいですね。でも、ルール的に膠着が少ないぶん、展開の生まれやすい試合になるんじゃないかと思います。自分の適正に合ってるかはやってみないとわからないですが、普段から膠着しないようにはしてるので、練習どおりのものを出せればな、と。
――上田選手の印象は?
早坂 自分はパレストラ葛西さんにはたまに出稽古に行かせてもらってるんですけど、上田選手とは一度も会ったことがないんですよ。一応、イメージ的には体操をやられてるということくらいしか知らなくて。
――試合をご覧になったこともないですか?
早坂 自分が出た大会にも出場してたんですけど、そのときは自分のことでいっぱいいっぱいで観ることができなくて。以前、後輩の檜山勇斗が出た大会に上田選手も出ていたことがあったんですけど、それもなんとなく観たことがある程度なので。
――では、これから対策を?
早坂 それもそのときどきで、自分の気分次第のところはあるんですけど(苦笑)。共通の知り合いもいるみたいなので、どういう選手なのかちょっと聞いてみたいですね。バックボーンが体操の選手と対戦したことはいままでにないですけど、あまりそこには固執しないで普段どおりに頑張りたいと思います。
――最後に今後の格闘家としての目標をお願いします。
早坂 今年一発目の試合なのでガッツリとKOで勝って、昔イケイケだった頃のように戻りたいと思います。もう、格闘技は生活の一部なので、試合ができるかぎり、前を向いて頑張っていきたいですね。
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【写真:(C)ZST事務局】
昨年の9月23日「ZST.37」以来、約半年ぶりのZST出場となる房野哲也。4月12日「ZST.40」では、かつて同門の田沼から勝利を奪っている渡辺竜也と対戦する。今回はこの一戦に向けた意気込みをはじめ、恩師ザ・グレート・カブキとの秘話。そして、房野がインストラクターを務めるジム「CHANGE」について話を聞いてみた。
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
――房野選手は昨年の9月23日「ZST.37」での樋口武大選手との一戦以来の出場となります。あの時は戦前、「自分が挑戦するつもりで」とおっしゃっていましたが、結果的に2-0で判定勝ちとなりました。
房野 樋口選手は身体の使い方が独特というか、天性のものを感じましたね。自分も必死に勝利をつかみとったっていう印象があります。それに当日は50人くらいの応援団が来ていたので、その後押しも大きかったかな、と。カブキさんもご夫妻でいらっしゃって。
――房野さんがプロレスラーを目指していた15年以上前、偶然の出会いがきっかけで、指導を受けていたザ・グレート・カブキさんですね。房野さんがプロレスの道をあきらめて、格闘技に転向してからも繋がりがあるというのが、お二人の結び付きの強さを感じます。
房野 ホント、ありがたいことです。そもそも、自分がプロレスラーを目指していた時に、最初は賛成してくれていた母親が、急に反対をするようになったんですね。もちろん、こっちのことを考えてだとは思うんですけど。それでカブキさんに相談したら、「お袋さんの反対ならプロレスの道はやめたほうがいい」と言われて。その時は、ショックで4日くらい動けなくなりましたけど(苦笑)。
――でも、その後も交流が?
房野 たまに連絡を取る程度だったんですけど、何年か経ってカブキさんのお店に行くことがあって、「いまはこういうことやってるんです」とお話ししたら、「なんで、早く言ってくんないの? 応援に行くよ!」ということで、SWAT!に出ていたことから会場に来てくださるようになって。
――義理固い方なんですね。カブキさんのアドバイスで何か印象に残っていることはありますか?
房野 「いいところを見せようと思うな」って言われましたね。
――いいところを見せるな、ですか?
房野 はい。要するに「がむしゃらに必死な姿を見せれば、自然にお客さんに伝わるような試合になる」と言われて。これはプロとして試合をする上で、大事な心構えだなと思っています。
――そして今回、房野選手は4月12日「ZST.40」では渡辺竜也選手と対戦しますが、相手の印象は?
房野 一つ下の階級の選手だと思っていたので、オファーを聞いた時はちょっとビックリしましたね。何度か試合も観たことあるんですけど、KO勝利も多い選手ですし、自分にないものを持ってるなと思いました。
――昨年末にはカザフスタンでタイトルマッチにも臨んでいます。
房野 そういう経験は自信につながりますよね。たしか、渡辺選手は若いんですよね?
――25歳ですね。
房野 ああ、10コ違いますね(笑)。まあでも、ジムでは20歳のコとかと練習しているので、そのあたりはとくに問題ないかな、と。
――あと、今年は房野さんの所属先であるグランドスラムの代表の勝村周一朗さんが、新たなフィットネスジム「CHANGE」をオープンされましたが、こちらをお手伝いされているそうですね。
房野 はい。もともと柔術のインストラクターをやっていることもあって。「CHANGE」はどちらかというと格闘技よりもフィットネスをメインにしているので、「トレーニングについていけるかな?」とかキツいイメージを持っているかたでも、楽しんで参加できると思います。そうして楽しくやっていくなかで、ちょっと試合に出たいなと思ったら、勝村さんが主催する初心者向けのグラップリング大会「ニコニコグラップリング」に参加するのもいいと思いますし。いろんなクラスがあるので、興味を持たれたかたはまず一度体験してもらえるとうれしいですね。
――最後に今後の目標をお聞かせください。
房野 もちろん、またタイトルにも挑戦したいですけど、今年は他団体にも出てみたいなと思いますね。ZSTから他のイベントに出ている選手を見ると、余計なお世話かも知れないですけど、自分もZSTの身内として一緒に闘いたいというか。まあ、自分の歳も歳なので、やれることをやってみたいと部分もありますし。そういう意味では海外の試合にも興味があります。次の試合を試金石にして、新しいチャレンジがしたいですね。
≪房野哲也選手が新たに指導する【リバーサルフィットネススタジオチェンジ】の情報はコチラ≫
≪房野哲也(リバーサルジム横浜グランドスラム)プロフィールはコチラ≫
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【写真:(C)ZST事務局】
対戦した選手と試合後に友情が芽生えるという、春のそよかぜのようにさわやかなファイター、上田貴央。4月12日の「ZST.40」では早坂俊明と対戦する上田が試合の意気込み、そしてZSTの看板に対するこだわりも熱く語ってくれた
【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE
――まず、前戦の2月9日「ZST.39」での田村淳選手との一戦を振り返っていかがですか?
上田 ポジションはいくつか取れたんですけど、かなり相手の寝技へのディフェンスが徹底的だったので、極めるところまで持っていけなくて......応援してくれた方々には申し訳ないなと思いましたね。
――反省点の残る試合だった、と。
上田 あの後、極めの力を見直そうということで、いまは柔術の練習に重点を置いています。次の試合では寝技を課題にしてやりたいな、と。でも、試合でよかったこともあったんですよ。
――というのは?
上田 試合中にボクが腕十字を取りにいこうとしたら、たまたまヒザが田村選手の頭に当たってしまって、反射的に謝っちゃったんですよ。「あ、ごめんなさい! 痛かった?」って。そうしたら、彼も「大丈夫です! 流れのなかなので」っていう感じで、ちょっとした会話が成立したというか(笑)。もう、2Rの最後のほうは二人とも笑顔で試合していましたからね。お互い、「やるじゃない?」みたいな空気になったというか。で、ゴング直後も「楽しかったです」って言ってもらって。
――闘った選手とは基本的に仲良くなるという上田選手ですけど、また今回もそういう展開に(笑)。
上田 はい、はからずしも(笑)。また、次に会ったときはフレンドリーに会話ができそうだなと思いました。
――そして次回の4月12日「ZST.40」では早坂選手と対戦されますが、印象はいかがですか?
上田 たしか、柔術茶帯なんですよね? しかもプロの修斗選手ということですけど、ボクはプロ修斗で弱い選手は一人もいないと思っているので。ボクも昔、経験を積もうと思ってアマチュア修斗に出ていたことがあるので、修斗の選手の強さは実感しているというか。
――レベルの高さを、身をもって知っている、と。最近はZSTの選手が修斗の舞台で闘う機会も珍しくないですよね。
上田 はい、3月16日も修斗の後楽園大会に「藤原さん必勝!」ということで応援に駆けつけたんですよ。ボク、藤原さんのファンなので。
――藤原敬典選手が直撃我聞と対戦、判定2-1で敗北を喫した試合ですね。
上田 判定基準もZSTと修斗では違うでしょうし、もちろん、ボクなんかがどうこう言えるアレではないんですけど、個人的にはちょっと微妙なところだったかなと思いました。試合後、藤原さんにもそのことを伝えたら、「いやいや、上田選手は僕と同階級だから。敵だから」みたいに笑いながら言われたんですけど(笑)。
――やはり、ZSTの選手が他団体に上がるときには身内意識みたいなものが?
上田 ありますね! 自分自身がZSTの看板を背負ってというレベルじゃないのはわかってますけど、ボクのニックネームの「ZSTの体操のお兄さん」には、「ZST」の3文字がついてますし。これは凄く光栄なことだと思ってるんです。だから、今回も修斗の選手と対戦するということで、勝って盛り上げられればという気持ちはあります
――なるほど。
上田 ただ、早坂選手はウチのパラエストラ葛西に出稽古に来られていて、ウチの会員さんに仲がいい方がいるんですけど、話を聞いてみたところ「かなり強い」ということで......。あとはけっこう減量もされる選手で、当日は身体が大きいというのも聞いたので、ちょっと警戒はしてます。でも、同時に周囲からは「上田クンとは噛み合うと思うよ」とも言われていて。
――タイプ的にスウィングしそうだ、と。
上田 はい。早坂選手は力で押さえ込むタイプじゃなく、テクニカルに技をつなげて一本を狙ってくる選手と聞いたんですけど、ボクもそういう膠着しないような闘いが好きなので、おもしろい試合になりそうかなって思っています。
――共通の知り合いがいるとうことでは、ちょっと情報合戦にもなりそうですね(笑)。
上田 まあ、そのあたりはお互いさまじゃないですかね(笑)。向こうもコッチの情報はかなりあるんじゃないかなとは思いますし。だから、そのへんも踏まえて楽しくやれればいいかな、と。
――早坂選手というとベテラン選手ですよね。
上田 そうですね、ボクも最近は若い選手とあたる機会が多かったので。でも、年上の選手と闘うのはむしろやりやすいですよ。若い選手よりも試合に慣れているぶん、ガチガチになるということもないと思いますし、ボクも試合では緊張をあまりしないので、お互いにいいところを出しやすいのかな、と。ただ......。
――ただ?
上田 早坂選手は顔が強そうじゃないですか? ちょっと根性がありそうというか、ボクは根性がなさそうな顔なので(苦笑)。
――上田選手はさわやかなお顔立ちですものね(笑)。
上田 いやいや(苦笑)。まあ、弱気になるわけじゃないですけど、キャリアもテクニックも相手のほうがあると思うので、遠慮せずに挑戦する気持ちを全面に出していきたいですね。胸を借りるつもりで、顔面にパンチを叩き込みたいと思います。そして、試合後にはお互い健闘を称えられれば最高です!
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