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【写真:(C)ZST事務局】
文武両道の道を歩む佐藤洋がZST本戦に復帰、THE OUTSIDER 70-75kg元王者・伊澤寿人を迎え撃つ。来年には大学院進学の試験を控えているというが、目の前の試練を乗り越えられるのか──喧嘩師に向けた大胆不敵なメッセージが激戦を予感させる。
【開催】2013年11月23日(祝・土)
【大会】ZST.38
【時間】
開場14:00 SWAT!バウト15:00開始〜/本戦17:00開始
【会場】ディファ有明
──久しぶりの試合になりますが、何か理由があったんですか?
佐藤 前回の試合が終わってから、まず学業に専念していたことが一番です。格闘技の面で言えば森興二選手(BATTLE GENESIS vol.10)との試合がキッカケですね。打撃を得意とする者同士の試合で、自分が望んでいた殴り合いの試合展開なのに負けてしまったというのがショックで......。
──今回の相手である伊澤選手もTHE OUTSIDER出身の選手ですし、殴り合いでKOを重ねてきた選手ですね。
佐藤 あっ、そうなんですか? 僕はなんでもできるオールラウンダーだと思っていました。ただ、特にそれ以上の情報もなく、こんな感じなのかなと自分のものさしで計っている感じです。
──伊澤選手はプロのリングで戦績をまだまだ伸ばしきれていない状態ですが、ベルトを巻いていた選手ですし侮れない存在だと思います。
佐藤 そうですね。伊澤選手に関しては、また森選手の時と同じ気持ち、同じ状態ではいけないと思っているので自分のできること、できないことを再確認して、良い準備をして臨むことは当然のことだと思います。ただこれから情報収集するわけですけど、打撃の点では負ける気はありません。
──太田裕之戦で一本負け、前回の森戦と連敗からの再起戦になりますね。
佐藤 あまり格好のつかない、結果的に見れば連敗しているというところで、まず負ける気はさらさらないということです。やっぱり自分の周りで協力してくれる人についても勝つこと以外で恩返しできないと思っていますから。
──時期的にも今年最後の試合になるでしょうから、勝って終わりたいですよね。
佐藤 もちろんです。個人的な話になりますけど、来年は大学院の入学試験があるんです。それに向けて、今回の試合で目に見える勝ちという結果を励みにしたい。
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【写真:(C)ZST事務局】
──伊澤選手の印象はオールラウンダーだと言ってましたが、他にはありますか?
佐藤 うーん......あまり知らない選手なので、とにかく僕のペースで好きにやらせてもらうつもりです。伊澤選手へメッセージを送ってもいいですか?
──えっ? メッセージですか?
佐藤 はい。動きのない試合だとお客さんも飽きてしまうと思うので「最初からバチバチに殴り合って、全てを出し切っていきましょう」と伝えてください。
──おぉ、会場が盛り上がりそうな展開になりそうですね!
佐藤 それが僕のスタイルですからね!
──まだ数ヶ月残して聞くことではないのですが、来年はどんな年にしたいですか?
佐藤 大学の試験が終わってからは、さらにしっかりと練習して試合のオファーを待ちたいです。なので、今回の試合が一種の区切りになると思います。これからも好きな格闘技をやっていく上で重要な位置づけになるかなと。目の前のことをしっかりやるというスタイルでこれまで生きてきたので、ZSTならZST、学業なら学業でそのとき目の前にあることへ一生懸命になるしかないだろって感じで追い込んでいきますよ!
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