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スーパーラグビー参戦で強化促進 フィジー代表SH「非常に有益」あす日本代表と対戦

[ 2023年8月4日 14:42 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ最終戦 日本―フィジー ( 2023年8月5日 東京・秩父宮ラグビー場 )

<フィジー代表練習>練習開始時にボールを掲げて気合をいれるフィジー代表(撮影・篠原岳夫)
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ラグビー日本代表と5日に対戦するフィジー代表は4日、会場となる秩父宮で前日練習を実施。報道陣に公開された冒頭15分間はアクティビティなどで和気あいあいと体を動かしたが、取材に応じたフッカーのサムエル・マタベシは「練習は実際はウオークスルー(歩きながらの戦術確認)にとどめた。明日は非常に厳しい(天候の)コンディションになると思う。だから午後7時15分のキックオフだと思う」と明かした。

現在の世界ランキングは10位で、12位の日本よりも上位。W杯でも87年の第1回大会、07年のフランス大会と、2度8強入りした実績を持つ。

22年からは「フィジアン・ドゥルア」としてスーパーラグビー・パシフィックに参戦し、2季目の今季はプレーオフに進出するなど躍進。19年W杯前にサンウルブズとして日本がスーパーラグビーに参戦したのと同じ仕組みで強化を図っており、侮れない相手と言える。

自身もフィジアン・ドゥルアでプレーするSHシミオネ・クルボリも「選手のゲームタイムが増え、海外での経験値が上がった。特に地元の選手は大きな試合を経験するきっかけになった。ゲームマネジメントの知識が増え、チームワークも高まった。フィジーにとって、非常に有益」と説明。連覇を果たした7人制の東京五輪代表もNo・8メリ・デレナランギ、WTBチウタ・ワイニゴロら4人が含まれており、クルボリも「五輪金メダリストがチームにいるのは光栄でラッキー」と話した。

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