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WNBAで初の通算1万得点 マーキュリーのトーラジが実働19季目で達成

[ 2023年8月4日 14:07 ]

WNBa初の通算1万得点突破を果たしたマーキュリーのトーラジ(AP)
Photo By AP

1997年に始まった米女子バスケットボール・リーグのWNBAで史上初の通算1万得点が記録された。

達成したのはアリゾナ州フェニックスに本拠を置くマーキュリーのガード、ダイアナ・トーラジ(41=183センチ)で、3日に地元フェニックスで行われたアトランタ・ドリーム戦で6本の3点シュートを成功させるなど、30分の出場で42得点をマーク。実働19シーズンの計522試合で積み重ねた通算得点は「10024」となってリーグ初の1万得点突破を果たした。

マーキュリーは91―71(前半43―36)で勝って7勝19敗。トーラジは第3Qに決めた3点シュートで1万得点に到達し、チームは連敗を4でくい止めた。ドリームは14勝13敗。全12チーム中の5位につけているが、ここ4戦では3敗目を喫している。

男子のNBAのレギュラーシーズンは82試合あるが、WNBAの試合数は半分以下。それでもここ3年間で32→36→40と徐々に試合数は増えている。

トーラジはコネティカット大から2004年のWNBAドラフトで全体トップで指名されてプロ入り。3シーズン目の06年には平均25・3得点の自己ベストをマークしていた。通算では19・2得点で、3点シュートの成功率は36・2%。リーグ優勝は3回(うち2回はファイナルMVP)を数え、球宴には10回選出された。得点部門の1位には5回、アシスト部門の1位には1回。米国代表として五輪には2004年のアテネから21年の東京まで5大会連続で出場し、すべて金メダルを獲得している。

なお男子のNBAでは昨季にレイカーズのレブロン・ジェームズ(38)が、カリーム・アブドゥルジャバー(元レイカーズほか)の保持していた最多得点記録を更新。20シーズンの計1421試合で3万8652得点をマークしている。WNBA通算得点部門の歴代2位は1997年から2013年までプレーしたティナ・トンプソンで7488得点。3位はタミカ・キャッチングス(02〜16年)の7380得点となっている。

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