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ラグビー日本代表にラブスカフニが帰ってきた 股関節手術から復帰 W杯イヤー初先発

[ 2023年8月4日 05:15 ]

練習でラインアウトモールの動きを確認するピーター・ラブスカフニ
Photo By スポニチ

ラグビー日本代表は3日、フィジー戦(5日、秩父宮)の登録メンバー23人を発表し、今春に股関節を手術したフランカーのピーター・ラブスカフニ(34=東京ベイ)のW杯イヤー初先発が決定。秋の本番へ、頼れる男が帰ってくる。

オンラインで会見したジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが声を弾ませた。「経験豊富で前回W杯でもリードしてくれた。手術を受け(試合への)準備がなかなかできていなかったが、順調に回復した。W杯に向けて価値のある選手」。リーグワンでは3月18日の横浜戦出場を最後に、手術を決断。6月の浦安合宿には参加できず、一時はW杯代表入りが危ぶまれただけに、日本にとって朗報だ。

南アフリカ出身。16年に来日すると運動量や接点への働きかけなど、オープンサイドフランカー(7番)として必要な能力を兼ね備えるプレーが目に留まり、日本代表資格がない時期からサンウルブズに招集したジョセフHCの下でプレー。リーダーシップや献身性もチーム随一で、21年には主将を務めた。

7番で先発する選手は5試合で4人目と全ポジションで最多だ。15日のW杯最終メンバー発表前最後の実戦。定まらなかったピースが、ようやく埋まる。

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